モナコ・モンテカルロで開催されている「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」(4月12~19日/ATP1000/クレーコート)。
金曜日に行われた準々決勝で、ラファエル・ナダル(スペイン)がダビド・フェレール(スペイン)を6-4 5-7 6-2で下し、ベスト4に進出した。ナダルは準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦することになる。
両者の対戦はこれで43試合目。ナダルが勝った昨年の全仏オープン決勝以来の対戦だ。
「メンタル面での準備はできている」とジョコビッチ。「メンタルだけでなく、フィジカル面でも準備はできているよ。明日は試合を通じてハイレベルなパフォーマンスをキープしないといけないだろうからね」。
ナダルは今大会で8度優勝。この日の準々決勝では3時間近い試合を勝ち抜いた。フェレールは昨年の準々決勝ではナダルを破っていた。
「この先に向けて、重要な意味を持つ勝利だった」とナダルは話している。
「この勝利は僕にとってとても大きいし、今後の2ヵ月の自信にもなる」とナダル。ただし、準決勝に向けては「明日は僕のほうが有利とは言えない。それは明らかだ」と話し、「彼(ジョコビッチ)のプレーはほとんどパーフェクトだ。物事がうまくいっているときのノバクのような相手を止めるのは難しいことだからね」と続けている。(C)AP
Photo:MONTE-CARLO, MONACO - APRIL 17: Rafael Nadal of Spain celerates defeating David Ferrer of Spain during day six of the Monte Carlo Rolex Masters tennis at the Monte-Carlo Sporting Club on April 17, 2015 in Monte-Carlo, Monaco. (Photo by Julian Finney/Getty Images)