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ブシャールが全米オープン時の転倒の責任を巡りUSTAを提訴

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 ユージェニー・ブシャール(カナダ)が、先の全米オープン時にロッカールームで転倒した件について、大会を主催する全米テニス協会(USTA)の不手際だとして水曜日に提訴に踏み切った。

 ブシャールは昨年のウィンブルドンで準優勝するなど、活躍が期待されている選手だが、9月4日の事故後は激しい痛みに襲われ、経済的な損失を被ったとしてブルックリンの連邦地方裁判所に損害賠償を求める裁判を起こした。

 ブシャールは21歳。事故のあった日は、ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)とのシングルスを戦い、そのあとミックスダブルスをプレー。ロッカールームに戻ったのは午後10時を少し過ぎた頃だったという。彼女はロッカールームにある、フィジオセラピールームで滑って転倒。タイル張りの床に頭部を打ちつけたのだという。

 ブシャールは転倒により、脳しんとうと頭部に深刻な外傷を負ったとのことで、全米オープンの残りの試合と中国と日本で開催される大会の欠場に追い込まれていた。

 「ブシャールさんが女子ロッカールームにあるフィジオセラピールームに入った際、床の上につるつると滑る危険な物質があったために転倒した」とブシャール側の訴状で主張されているが、その物質が何だったのかについては明らかにされていない。

 ブシャール側は自身のケガの原因について「被告であるUSTAの不注意であり、過失であり、安全な状況確認を怠った過失によってのみ引き起こされた」ものであると主張。USTAはロッカールームを安全で適切な状況に保つことを怠ったとしている。また、これはUSTAが床を清潔にしておかなかったことが原因だとも主張している。

 また、この事故後にブシャールのランキングは13位以上降下したが、さらに落ちる可能性があると考えているという。

 USTAのスポークスマンを務めるクリス・ウィドメイヤー氏は、訴訟が進行中であるという理由でコメントを拒否している。(C)AP

※写真は全米オープンでのブシャール
Photo: NEW YORK, NY - SEPTEMBER 04: Eugenie Bouchard returns a shot to Dominika Cibulkova of Slovakia as her visor falls off during their Women's Singles Third Round match on Day Five of the 2015 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 4, 2015 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

ビーナス、コルネなどがベスト8に進出 [香港テニス・オープン]

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 中国・香港で開催されている「香港テニス・オープン」(WTAインターナショナル/10月12~18日/賞金総額25万ドル/ハードコート)。

 木曜日に行われた2回戦で、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がワン・ヤファン(中国)を6-0 6-2で下してベスト8進出を決めた。

 ビーナスは35歳で、グランドスラムでは7度の優勝実績を持つ。また、今月初めの武漢の大会では優勝。今大会でも優勝すると、シンガポールで開催されるWTAツアー最終戦の出場権獲得に近づくことになる。

 「彼女はまだ若く、これから学ぶこともあるでしょう」とビーナスは相手の21歳のワンについて話している。「彼女もよりボールが速く返されてくるこのレベルでの戦い方を見つけるでしょうし、それに慣れていかないといけないと思う」。

 ビーナスの準々決勝の相手は第8シードのアリゼ・コルネ(フランス)だ。コルネはヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)を6-7(4) 6-3 6-4で下しての勝ち上がりとなっている。

 また、第7シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)はアナスタシア・コマルディナ(ロシア)を6-0 6-2で、第2シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は奈良くるみ(安藤証券)を6-2 6-2でそれぞれ下している。(C)AP

※写真は北京の大会でのビーナス
Photo: BEIJING, CHINA - OCTOBER 06: Venus Williams of the United States reacts after losing the point against Ana Ivanovic of Serbia during the Women's singles second round match on day four of the 2015 China Open at the China National Tennis Centre on October 6, 2015 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

ジョコビッチ、ナダル、マレーがそれぞれ勝ってベスト8に進出 [上海ロレックス・マスターズ]

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 中国・上海で開催されている「上海ロレックス・マスターズ」(ATP1000/10月11~18日/賞金総額478万3320ドル/ハードコート)。

 木曜日に行われた3回戦。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は中国でのこの10日間ほどの大会を、比較的楽な形で勝ち続けている。だが、彼自身はまだ、自分のプレーが完璧ではないと考えているのだという。

 だが、彼の対戦相手たちはおそらくそうは考えていないだろう。

 この日のジョコビッチは、第15シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)を6-2 6-3で下し、ベスト8に進んだ。全米オープン以来、これで14連勝だ。

 また、ジョコビッチはここまで16セットを連続で奪取していて、先週の北京の大会以来、1試合当たりで相手に5ゲーム以上を許していない。

 「現時点での彼はすでにもっともタフな相手だ」とロペス。「疑いの余地なく明らかなことだ」。

 今大会には上位17選手のうち、14人が出場。アンディ・マレー(イギリス)は7度のブレークのピンチをすべてしのいでジョン・イズナー(アメリカ)を6-7(4) 6-4 6-4で下し、ラファエル・ナダル(スペイン)はミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を6-3 7-6(3)で、スタン・ワウリンカ(スイス)はマリン・チリッチ(クロアチア)を7-5 6-7(7) 6-4で、それぞれ下している。

 一方、第6シードの錦織圭(日清食品)はケビン・アンダーソン(南アフリカ)に6-7(10) 6-7(3)で敗れて姿を消した。

 ロペスは先月の全米オープン準々決勝でも、ジョコビッチに敗れていたが、この日の試合ではサーブ&ボレーや様々なドロップショット、バックハンドのスライスなどを混ぜてジョコビッチのリズムを崩そうとしていた。だが、ジョコビッチは素晴らしいディフェンスを見せ、ロペスのショットに反応した。

 試合後のジョコビッチは、中国のシリーズで好調さを見せつけつつも、まだまだ向上の余地があると話している。

 「自分のショットはまだよくしていけると確信している」とジョコビッチ。「それが僕を駆り立てるもののひとつでもあると思っている。もっとプレーをしたいというモティベーションになっているんだ」。

 マレーはこれまでイズナーに4連勝していたが、いずれもフルセットの接戦で、今回も同じ結果となった。
 イズナーは複数のブレークチャンスを握っていた。そのうちの2本は第2セットのマレーのサービング・フォー・ザ・マッチでのものだった。マレーは最初のブレークポイントではドロップショットを決めてしのぎ、2本目のブレークポイントではセカンドサービスでエースを奪ってしのいだ。

 イズナーはこれでトップ10選手を相手に9連敗となった。

 「チャンスがあったのにそれを生かせず、がっかりしている」とイズナー。「僕が次のステップに進みたいのであれば、あのチャンスを生かさないといけなかったんだと思うけど、できなかった。そういうことが多すぎるね」。

 ナダルもトップ選手たちに対する負けが続いていたが、第9シードのラオニッチには勝利した。ラオニッチは5月以来、トップ10選手相手に5連敗で、11セットを連続で奪われている。

 「今日はコートの上で緊張せずにプレーできた」とナダル。「楽しめたよ」。

 そのほかの試合では、トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)がジル・シモン(フランス)を6-3 6-3で、ジョーウィルフライ・ツォンガ(フランス)が予選から勝ち上がったアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を6-7(5) 7-5 6-4で、それぞれ下している。ラモス ビノラスは2回戦でロジャー・フェデラー(スイス)を破った選手だが、ツォンガにはフルセットで敗れてしまった。(C)AP

Photo: SHANGHAI, CHINA - OCTOBER 15: Novak Djokovic of Serbia returns a shot against Feliciano Lopez of Spain during the men's singles third round match on day 5 of Shanghai Rolex Masters at Qi Zhong Tennis Centre on October 15, 2015 in Shanghai, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

残業代の未払いでマッケンローのアカデミーの元従業員が提訴

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 ジョン・マッケンロー氏が共同経営者を務めるニューヨークのテニスアカデミーの元従業員が、残業代の未払いを巡って訴訟を起こした。

 ホセ・マガルハエス氏は、ロングアイランドにあるアカデミーで日常的に1日10時間勤務していたが、州法が定める残業代が支払われていなかったのだという。

 Newsdayが報じたところによれば、訴えはジョン・マッケンロー氏とテニスアカデミーに対して行れているという。

 マガルハエス氏は、整備員としてキングス・パークの施設を管理・維持する仕事に2011年3月から2014年6月まで勤務していたという。

 ニューヨークでマッケンロー氏の弁護士を務める人物からのコメントはない。

 マッケンロー氏はニューヨーク・シオセットにもアカデミーを経営している。(C)AP

※写真はニューヘブンの大会のイベントでのマッケンロー
Photo:NEW HAVEN, CT - AUGUST 28: John McEnroe calls a ball out during his match against Jim Courier as part of the Men's Legends presented by PowerShares Series at the Connecticut Open at Connecticut Tennis Center at Yale on August 28, 2015 in New Haven, Connecticut. (Photo by Maddie Meyer/Getty Images)

フリプケンスがウォズニアッキを破ってベスト8に進出 [ジェネラリ・レディース・リンツ]

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 オーストリア・リンツで開催されている「ジェネラリ・レディース・リンツ」(10月12~18日/WTAインターナショナル/室内ハードコート/賞金総額25万ドル)。

 木曜日に行われた2回戦で、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がキルステン・ブリプケンス(ベルギー)に4-6 4-6で敗れ、上位6シードの選手たちが全滅となった。

 ウォズニアッキは11位で第2シード。フリプケンスを相手に自分のリズムを見つけられず、より攻撃的なプレーを貫いたフリプケンスに強力なフォアとバックのドロップショットを決められて敗退した。

 「ものすごくいいプレーができた」とフリプケンス。「全米オープンのあとはケガをしていた。それからの復帰でカロラインをこんなふうに破ることができた。自分の最高のプレーをしなければならなかったけど、何もかもがうまくいったわ」。

 第7シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が勝ち残っている中でのトップシードとなった。パブリウチェンコワはシュテファニー・フェーゲレ(スイス)を6-4 6-0で下してのベスト8進出だ。

 パブリウチェンコワは29位。第1セットを5-2として迎えたサービング・フォー・ザ・セットでは相手にブレークを許したが、そのあとは7ゲームを連取して勝利した。

 パブリウチェンコワは今季6度ツアーでベスト4に進出している。準々決勝では99位の予選勝者、アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)と対戦する。クルニッチはモナ・バートル(ドイツ)を7-6(6) 6-3で下しての勝ち上がりだ。

 また、ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)はアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を6-4 7-6(2)で下してのベスト8進出だ。

 ラーションは59位。第1セットは2-4からの逆転で奪い、第2セットでは4-5でセットポイントを握られながらもしのいでの勝利だった。(C)AP

※写真は全米オープンでのフリプケンス
Photo: NEW YORK, NY - SEPTEMBER 01: Kirsten Flipkens of Belgium returns a shot against Varvara Lepchenko of the United States during their Women's Singles First Round match on Day Two of the 2015 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 1, 2015 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Streeter Lecka/Getty Images)

14歳の内藤祐希が快進撃、本玉真唯、松田美咲、男子は綿貫陽介も8強入り [世界スーパージュニア]

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 大阪・靱テニスセンターで開催されている「大阪市長杯 世界スーパージュニア」(本戦10月12~18日)の第4日は、男女シングルスの3回戦とダブルスの準々決勝が行われた。
 シングルスでは男子5人、女子6人の日本勢がここまで残っていたが、このあたりになるとタフだ。ベスト8に駒を進めたのは、男子では第7シードの綿貫陽介(グローバルプロTA)ただひとり。しかし、女子は内藤祐希(長岡市TA)、松田美咲(浦和学院高)、本玉真唯(日出高)の3人が突破した。

 予選から勝ち上がった14歳、内藤の快進撃が止まらない。今日は第15シードのユェン・ユエ(中国)を6-4 6-3で破った。相手を圧倒するようなテニスではないが、ひと回り大きいユェンのパワーショットにも打ち負けず、しぶとく攻めのチャンスをうかがうディフェンス力、カウンターからの攻撃力もある。

 パーソナルコーチとして指導する米沢徹コーチは、錦織圭も発掘した盛田正明テニスファンドのコーチ兼マネージャーも務めた経験上、幾多の才能あるジュニア選手を見てきたが、「こんなに面白い子はなかなかいない」と目を細める。
 「天性の手首の柔らかさがある。圭もそうですが、これは練習ではなかなか身につかないものです。ラケットスピードが出せるということと、自在に回転をかけられることが強みです」

 過去には2006年に奈良くるみが14歳10ヵ月でベスト16、2004年に森田あゆみが14歳7ヵ月で同じくベスト16に入っているが、そこに壁があった。当時の彼女たちがすでに〈天才少女〉扱いされていたのに対し、内藤は全国的に高い評価を受けてきたわけではない。勝ち進むにつれて自信をつけている今週はまさに〈目覚め〉の経験。さらなる快挙に、米沢コーチは自信満々だ。

本玉真唯

 全日本ジュニアU16のチャンピオン、本玉が第6シードのルーシー・カンコーバ(チェコ)を6-3 6-3で破った。持ち味のライジングを生かした速い攻めで相手を苦しめ、リズムをつかませなかった。グレードAで勝ち進むのは初めてだ。 
「ここまでこられると思っていなかったので、すごくうれしい。今までのように一戦一戦がんばりたい」と笑顔で話した。

 もうひとり、リュー理沙マリー(沖縄尚学高)との日本人対決を7-6(8) 7-5で制した松田も予選からの勝ち上がり。リューに対してはインターハイ準決勝のリベンジとなった。

 準々決勝での日本人対決はなく、全員負けるかもしれないが、全員勝つかもしれない。さて、何人勝ち進めるか。

綿貫陽介

 男子はU16の日本のトップ2、堀江亨(関スポーツ塾・T)と清水悠太(西宮甲英高)がそれぞれ第2シードのチャン・ユンソン、第1シードのホン・ソンチャンという韓国のトップ2に相次いで敗れる中、17歳の綿貫が気迫のプレーで勝利をつかんだ。ダブルスのパートナーでもある第11 シードのルオ・チェンシュン(台湾)を6-4 1-6 6-3で破ってのベスト8入り。これでシードを守ったわけだが、この大会前に右肘を痛めていたこともあり、「今回はあまり自分にプレッシャーをかけていない」と話す。そうはいっても、自分を鼓舞するように声を出し、勝負どころで攻めの姿勢を貫いた。

 ルオとは数時間後にはともにダブルス準々決勝を戦い、藤井颯大(同志社国際高)/白藤成(西宮甲英高)を6-4 6-2で退けた。そのほか、望月勇希/今村昌倫の清風高コンビが、正林知大(高崎テニスクラブ)/安上昴志(柳川高)に7-5 4-6 [11-9]の接戦で勝利。
 女子のダブルスでは、荒川晴菜(吉田記念テニス研修センター)/宮本愛弓(志津テニスクラブ)が本玉/永田杏里(南山中女子部)を6-1 6-3で破ってベスト4入りを果たした。

テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)

※トップ写真はベスト8入りを果たした14歳の内藤祐希

本戦5日目の試合結果、シングルス4強とダブルスファイナリストが出揃う [世界スーパージュニア]

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 「大阪市長杯 2015 世界スーパージュニアテニス選手権大会」(大阪・靱テニスセンター/本戦10月12~18日/ITF Grade A/ハードコート)の本戦5日目は、男女シングルス準々決勝と男女ダブルス準決勝が行われた。詳しい試合結果は以下の通り。

 世界スーパージュニアテニス選手権大会は、男女シングルス各64ドロー、男女ダブルス各32ドローで争われる。

   ◇   ◇   ◇

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝ち上がり

【男子シングルス準々決勝】

○1ホン・ソンチャン(韓国)[1] 6-2 6-4 ●9ニコラ・クーン(ドイツ)[12]

○17マテ・バルクス(ハンガリー)[4] 6-4 6-3 ●32アレックス・デ ミノール(オーストラリア)[6]

●33綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)[7] 3-6 4-6 ○48キャスパー・ルード(ノルウェー)[3]

●49ジェイ・クラーク(イギリス)[8] 2-6 2-6 ○64チャン・ユンソン(韓国)[2]

   ◇   ◇   ◇

【女子シングルス準々決勝】

●1ケイティ・スワン(イギリス)[1] 1-6 4-6 ○11ガオ・シンユ(中国)[Q]

●17ダイアナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)[4] 6-4 3-6 3-6 ○27本玉真唯(日出高校)

●37ウィクトリア・クリク(ポーランド)4-6 3-6 ○45内藤祐希(長岡市TA)[Q]

○56バルフ・ジェンギズ(トルコ)[11] 6-3 5-7 7-5 ●59松田美咲(浦和学院高)[Q]

   ◇   ◇   ◇

【男子ダブルス準決勝】

●1チャン・ユンソン/キャスパー・ルード(韓国/ノルウェー)[1] 5-7 3-6 ○9ルオ・チェンシュン/綿貫陽介(台湾/グローバルプロテニスアカデミー)[4]

○19今村昌倫/望月勇希(清風高)[WC] 2-6 6-4 [10-8] ●28アレックス・デ ミノール/コディ・ピアソン(オーストラリア)

   ◇   ◇   ◇

【女子ダブルス準決勝】

○1ダイアナ・ヤストレムスカ/ジェン・ウーシュアン(ウクライナ/中国)[1] 6-3 3-6 [10-6] ●10ジベック・クランバエバ/ワッサショル・サワディー(カザフスタン/タイ)

○21荒川晴菜/宮本愛弓(吉田記念テニス研修センター/志津テニスクラブ)7-6(0) 6-2 ●27ニーマ・ズォマ/ヨウ・ミゾウマ(中国)

※写真は男子ダブルスで決勝進出を果たしたルオ・チェンシュン(左)/綿貫陽介(台湾/グローバルプロテニスアカデミー)

男子は札幌日大が尚志学園を下して優勝 [H27選抜高校テニス北海道大会]

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 北海道・旭川市花咲スポーツ公園テニスコートで「第37回 北海道高等学校秋季テニス選手権大会 兼 第38回 全国選抜高校テニス大会 北海道地区予選会」(10月5~8日)が開催され、男子団体戦決勝は第2シードの札幌日大が尚志学園を3-1で下して優勝を果たした。

 個人戦も行われ、男子シングルス決勝は第3シードの山下大貴(札幌藻岩2年)が第8シードの菊地耕介(旭川実業2年)を6-1で、男子ダブルス決勝は第3シードの大友元貴/佐藤亮太(札幌日大2年/2年)が第1シードの山本裕大/横濱圭亮(札幌日大2年/1年)を6-4で破り、それぞれ優勝を飾った。詳しい試合結果は以下の通り。

 この大会は学校対抗の団体戦(ダブルス2、シングルス3)で、各県大会を勝ち抜いた高校が地区予選を戦い、上位進出した男女各48校が福岡県博多市(博多の森テニス競技場/平成28年3月21~27日)で開催される全国大会に選ばれ、全国高校テニス日本一を争う。

   ◇   ◇   ◇

試合結果

<男子団体戦>

【決勝】

○13札幌日大[2] 3-1 ●7尚志学園
S1 ○山本裕大② 6-3 久保井恭①
D1 ○大友元貴②/佐藤亮太② 6-0 ●折登悠亮②/大内瑛太①
S2 ○横濱圭亮① 6-4 ●高島嶺①
D2 ●栗原幹典②/久留宮肇① 4-6 ○長坂嘉亮①/藤代元春②
S3  佐藤信太朗② 5-2 打切 梶本拓実①

   ◇   ◇   ◇

【順位決定戦①】

○1札幌藻岩[1] 3-0 ●19札幌西
S1 ○福永海斗① 6-2 ●菅瑞樹②
D1 ○折戸寛紀①/鈴木裕大② 6-0 ●藤原陽向①/中野湧弥②
S2 ○山下大貴② 6-0 ●西堀元樹①
D2 岡田嵩也②/荒井大河② 4-1 打切 櫻井正明①/稲木将②
S3 平井祐人① 2-0 打切 遠藤慎也②

   ◇   ◇   ◇

【準決勝】

○7尚志学園 3-2 ●1札幌藻岩[1]
S1 ○久保井恭① 7-5 ●福永海斗①
D1 ○梶本拓実①/折登悠亮② 6-3 ●折戸寛紀①/岡田嵩也②
S2 ○高島嶺① 6-4 ●山下大貴②
D2 ●長坂嘉亮①/藤代元春② 1-6 ○鈴木裕大②/荒井大河②
S3 ●大内瑛太① 0-6 ○平井祐人①

○13札幌日大[2] 3-1 ●19札幌西
S1 山本裕大② 4-5 打切 菅瑞樹②
D1 ○大友元貴②/佐藤亮太② 7-5 ●櫻井正明①/藤原陽向①
S2 ○横濱圭亮① 6-0 ●中野湧弥②
D2 ●稲場凌也②/久留宮肇① 0-6 ○西堀元樹①/稲木将②
S3 ○佐藤信太朗② 6-2 ●遠藤慎也②

   ◇   ◇   ◇

【準々決勝】

○1札幌藻岩[1] 3-0 ●5札幌平岡
S1 ○福永海斗① 6-0 ●辻尾向平②
D1 ○折戸寛紀①/岡田嵩也② 6-1 ●金子叶大②/今野祐之介②
S2 ○山下大貴② 6-0 ●金子圭太②
D2 鈴木裕大②/荒井大河② 打切 照沼翔一郎①/清水皓貴②
S3 平井祐人① 打切 小野功士朗②

○7尚志学園 3-0 ●12北海[4]
S1 ○久保井恭① 6-3 ●伊藤昴②
D1 ○折登悠亮②/大内瑛太① 6-4 ●岩見佳汰②/川口慧②
S2 高島嶺① 3-2 打切 白鳥大地②
D2 長坂嘉亮①/藤代元春② 4-3 打切 菅野敬太郎②/玉置凌平①
S3 ○梶本拓実① 6-1 ●田島晃尚②

○13札幌日大[2] 3-0 ●18苫小牧東
S1 ○山本裕大② 6-1 ●山本風人②
D1 大友元貴②/佐藤 亮太② 5-1 打切 杉本卓弥②/前岡恵任②
S2 ○横濱圭亮① 6-2 ●岡村圭太②
D2 ○稲場凌也②/久留宮肇① 6-0 ●出雲路等志①/加藤駿一①
S3 佐藤信太朗② 4-0 打切 山口敦史②

○19札幌西 3-2 ●24札幌光星[3]
S1 ○菅瑞樹② 6-0 ●川崎慶高②
D1 ●藤原陽向①/中野湧弥② 3-6 ○坂野雅樹②/山形知暉①
S2 ●西堀元樹① 0-6 ○横山公紀②
D2 ○櫻井正明①/稲木将② ●6-4 東昌弘②/古部達也②
S3 ○遠藤慎也② 6-3 ●小川和希①

   ◇   ◇   ◇

【2回戦】

○1札幌藻岩[1] 5-0 ●2北見北斗

○5札幌平岡 5-0 ●6釧路北陽

○7尚志学園 5-0 ●8旭川北

○12北海[4] 5-0 ●10帯広三条

○13札幌日大[2] 5-0 ●14札幌旭丘

○18苫小牧東 3-2 ●16音更

○19札幌西 5-0 ●21弟子屈

○24札幌光星[3] 5-0 ●22岩見沢東

   ◇   ◇   ◇

【1回戦】

○2北見北斗 4-1 ●3稚内

○5札幌平岡 4-1 ●4旭川北

○8旭川北 4-1 ●9函中

○10帯広三条 3-2 ●11苫高専

○14札幌旭丘 3-2 ●15函ラ

○16音更 5-0 ●17旭川東栄

○21弟子屈 5-0 ●20小樽桜陽

○22岩見沢東 3-2 ●23旭川凌雲

   ◇   ◇   ◇

<男子個人戦シングルス>

【決勝】

○34山下大貴②(札幌藻岩)[3] 6-1 ●9菊地耕介②(旭川実業)[8]

   ◇   ◇   ◇

【準決勝】

○9菊地耕介②(旭川実業)[8] 6-3 ●10久保井恭①(尚志学園)[5]

○34山下大貴②(札幌藻岩)[3] 6-4 ●22大友元貴②(札幌日大)

   ◇   ◇   ◇

【準々決勝】

○9菊地耕介②(旭川実業)[8] 6-4 ●1福永海斗①(札幌藻岩)[1]

○10久保井恭①(尚志学園)[5] 6-3 ●17菅瑞樹②(札幌西)[4]

○22大友元貴②(札幌日大)6-2 ●18髙岡翔②(函ラ)[2]

○34山下大貴②(札幌藻岩)[3] 6-2 ●26山本裕大②(札幌日大)[6]

   ◇   ◇   ◇

<男子個人戦ダブルス>

【決勝】

○48大友元貴②/佐藤亮太②(札幌日大)[3] 6-4 ●1山本裕大②/横濱圭亮①(札幌日大)[1]

   ◇   ◇   ◇

【準決勝】

○1山本裕大②/横濱圭亮①(札幌日大)[1] 6-2 ●24菅瑞樹②/櫻井正明①(札幌西)[4]

○48大友元貴②/佐藤亮太②(札幌日大)[3] 6-3 ●31久保井恭①/梶本拓実①(尚志学園)

※[ ]数字はシード順位、丸数字は学年、名前の左に付いている数字はドロー番号


女子は札幌清田が北星女子を下して優勝 [H27選抜高校テニス北海道大会]

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 北海道・旭川市花咲スポーツ公園テニスコートで「第37回 北海道高等学校秋季テニス選手権大会 兼 第38回 全国選抜高校テニス大会 北海道地区予選会」(10月5~8日)が開催され、女子団体戦決勝は第2シードの札幌清田が第1シードの北星女子を3-2で下して優勝を果たした。

 個人戦も行われ、女子シングルス決勝は第1シードの髙橋祐奈(北広島1年)が第3シードの畠山紗衣(札幌西1年)を7-5で、女子ダブルス決勝は第2シードの畠山紗衣/後藤絵理奈(札幌西1年/2年)が第1シードの渡邊菜々子/三浦萌香(北星女子2年/2年)を6-2で破り、それぞれ優勝を飾った。詳しい試合結果は以下の通り。

 この大会は学校対抗の団体戦(ダブルス2、シングルス3)で、各県大会を勝ち抜いた高校が地区予選を戦い、上位進出した男女各48校が福岡県博多市(博多の森テニス競技場/平成28年3月21~27日)で開催される全国大会に選ばれ、全国高校テニス日本一を争う。

   ◇   ◇   ◇

試合結果

<女子団体戦>

【決勝】

○13札幌清田[2] 3-2 ●1北星女子[1]
S1 ●沢谷紀香① 4-6 ○渡邊菜々子②
D1 ●氷室衣梨②/山口いずみ② 1-6 ○稲川栞②/工藤綾華②
S2 ○長田風花② 6-2 ●三浦萌香②
D2 ○佐々木彩花①/松井風蕗① 7-5 ●望月果歩②/坪内友里①
S3 ○岸岡祐里① 6-1 ●湯浅美穂①

   ◇   ◇   ◇

【順位決定戦①】

○24札幌西[3] 3-0 ●8帯広南商
S1 ○畠山紗衣① 6-2 ●原谷夏未①
D1 ○岩渕加奈子②/鈴木風花② 6-1 ●庄司亜美②/山田みゆき②
S2 後藤絵理奈② 4-3 打切 平井ひかる①
D2 稲葉紀花①/山田由菜① 2-3 打切 関ひかり②/中村彩萌②
S3 ○奥田夢② 6-0 ●吉野佑唯②

   ◇   ◇   ◇

【順位決定戦②】

○13札幌清田[2] 3-0 ●1北星女子[1]
S1 ○渡邊菜々子② 6-2 ●畠山紗衣①
D1 工藤綾華②/湯浅美穂① 3-3 打切 岩渕加奈子②/鈴木風花②
S2 三浦萌香② 4-3 打切 後藤絵理奈②
D2 ○望月果歩②/坪内友里① 6-0 ●稲葉紀花①/山田由菜①
S3 ○稲川栞② 6-2 ●奥田夢②

   ◇   ◇   ◇

【準決勝】

○1北星女子[1] 3-0 ●8帯広南商
S1 ○渡邊菜々子② 6-1 ●原谷夏未①
D1 ○工藤綾華②/湯浅美穂① 6-3 ●庄司亜美②/中村彩萌②
S2 ○三浦萌香② 6-3 ●平井ひかる①
D2 望月果歩②/坪内友里① 3-3 打切 関ひかり②/山田みゆき②
S3 稲川栞② 1-0 打切 吉野佑唯②

○13札幌清田[2] 3-1 ●24札幌西[3]
S1 ○沢谷紀香① 6-2 ●畠山紗衣①
D1 ●氷室衣梨②/山口いずみ② 1-6 ○岩渕加奈子②/鈴木風花②
S2 ○長田風花② 6-3 ●後藤絵理奈②
D2 佐々木彩花①/松井風蕗① 3-4 打切 稲葉紀花①/山田由菜①
S3 ○岸岡祐里① 6-3 ●奥田夢②

   ◇   ◇   ◇

【準々決勝】

○1北星女子[1] 4-0 ●6函中
S1 ○渡邊菜々子② 6-0 ●西岡里瑳②
D1 工藤綾華②/湯浅美穂① 4-1 打切 菅原莞奈②/武藤あまね①
S2 ○三浦萌香② 6-2 ●中村優花②
D2 ○望月果歩②/坪内友里① 6-0 ●山崎麻由①/神葵沙乃①
S3 ○稲川栞② 6-0 ●殿垣杏彩①

○8帯広南商 3-2 ●12立命館[4]
S1 ○原谷夏未① 6-0 ●渡邉十那海②
D1 ●庄司亜美②/中村彩萌② 2-6 ○櫻田留奈②/野坂詩①
S2 ○平井ひかる① 6-0 ●渡部美南②
D2 ○関ひかり②/山田みゆき② 6-4 ●酒井優名②/岸優衣①
S3 ●吉野佑唯② 3-6 ○宮部久瑠巴①

○13札幌清田[2] 4-0 ●16岩見沢西
S1 ○沢谷紀香① 6-0 ●北井絵利加②
D1 ○氷室衣梨②/山口いずみ② 6-1 ●山本愛華②/岸ゆいか①
S2 ○長田風花② 6-0 ●鈴木華絵②
D2 ○佐々木彩花①/松井風蕗① 6-1 ●寺島葵①/安野采①
S3 岸岡祐里① 3-0 打切 前田歩依①

○24札幌西[3] 3-0 ●20苫小牧南
S1 ○畠山紗衣① 6-1 ●谷口実穂②
D1 ○岩渕加奈子②/鈴木風花② 6-1 ●舘沙耶香②/島瀬和①
S2 ○後藤絵理奈② 6-1 ●大橋玲奈②
D2 稲葉紀花①/山田由菜① 2-1 打切 小松里菜②/桜井姫花②
S3 奥田夢② 打切 坂上佳奈②

   ◇   ◇   ◇

【2回戦】

○1北星女子[1] 5-0 ●3札幌新川

○6函中 4-1 ●4旭川凌雲

○8帯広南商 3-2 ●7旭川東栄

○12立命館[4] 3-2 ●11札東商

○13札幌清田[2] 4-1 ●15帯広柏葉

○16岩見沢西 3-2 ●18旭商

○20苫小牧南 4-1 ●19弟子屈

○24札幌西[3] 5-0 ●22江陵

   ◇   ◇   ◇

【1回戦】

○3札幌新川 3-2 ●2小樽潮陵

○4旭川凌雲 3-2 ●5釧路江南

○8帯広南商 5-0 ●9北見柏陽

○11札東商 3-2 ●10大谷室蘭

○15帯広柏葉 3-2 ●14札幌光星

○16岩見沢西 4-1 ●17稚内

○20苫小牧南 3-2 ●21札幌日大

○22江陵 4-1 ●23旭川東

   ◇   ◇   ◇

<女子個人戦シングルス>

【決勝】

○1髙橋祐奈①(北広島)[1] 7-5 ●32畠山紗衣①(札幌西)[3]

   ◇   ◇   ◇

【準決勝】

○1髙橋祐奈①(北広島)[1] 7-6(4) ●16長田風花②(札幌清田)[4]

○32畠山紗衣①(札幌西)[3] 6-3 ●17沢谷紀香①(札幌清田)[2]

   ◇   ◇   ◇

【準々決勝】

○1髙橋祐奈①(北広島)[1] 6-0 ●6小山内志織②(大谷室蘭)

○16長田風花②(札幌清田)[4] 6-4 ●9渡邊菜々子②(北星女子)[5]

○17沢谷紀香①(札幌清田)[2] 6-2 ●24五ノ井祐佳②(札幌日大)[7]

○32畠山紗衣①(札幌西)[3] 6-3 ●25伊藤のどか②(札幌北)[6]

   ◇   ◇   ◇

<女子個人戦ダブルス>

【決勝】

○25畠山紗衣①/後藤絵理奈②(札幌西)[2] 6-2 ●1渡邊菜々子②/三浦萌香②(北星女子)[1]

   ◇   ◇   ◇

【準決勝】

○1渡邊菜々子②/三浦萌香②(北星女子)[1] 6-1 ●24長田風花②/沢谷紀香①(札幌清田)[4]

○25畠山紗衣①/後藤絵理奈②(札幌西)[2] 6-2 ●37荒木梨那②/大橋芽実①(札幌光星)[6]

※[ ]数字はシード順位、丸数字は学年、名前の左に付いている数字はドロー番号

澤柳璃子と青山修子が準決勝で対戦へ [牧之原国際女子オープン]

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「ゴーセンカップ スウィングビーチ牧之原国際レディースオープンテニス 2015」(本戦10月14~19日/静岡県・静波リゾート スウィングビーチ/賞金総額 2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦4日目は、シングルス準々決勝4試合とダブルス準決勝2試合が行われた。

 シングルスでは第2シードの澤柳璃子(ミキハウス)、第3シードの青山修子(近藤乳業)、第6シードのカタジーナ・カワ(ポーランド)、トーリ・キナード(アメリカ)の4人が準決勝進出を果たした。

 ダブルスは、第2シードの久見香奈恵/高畑寿弥(ともに橋本総業)と西郷幸奈(総武グリーンテニスクラブ)/エナ・シバハラ(アメリカ)が勝ち上がり、本戦5日目の決勝で対戦する。

 詳しい試合結果は以下の通り(※名前の左に付いている数字はドロー番号)。

 10月17日(土)は10時00分からシングルス準決勝2試合、13時00分以降にダブルス決勝が行われる予定。

   ◇   ◇   ◇

【シングルス準々決勝】

○4トーリ・キナード(アメリカ)6-3 6-0 ●6久見香奈恵(橋本総業)

○16カタジーナ・カワ(ポーランド)[6] 4-6 6-3 6-3 ●9波形純理(伊予銀行)[4]

○24青山修子(近藤乳業)[3] 6-0 6-0 ●17奥野彩加(イヌヅカスポーツプランニング)[5]

○32澤柳璃子(ミキハウス)[2] 6-3 6-1 ●25田中優季(メディカルラボ)[8]

   ◇   ◇   ◇

【ダブルス準決勝】

○2西郷幸奈/エナ・シバハラ(総武グリーンテニスクラブ/アメリカ)6-3 6-3 ●5鮎川真奈/奥野彩加(橋本総業/イヌヅカスポーツプランニング)[3]

○16久見香奈恵/高畑寿弥(橋本総業)[2] 3-6 6-1 [10-7] ●12井上明里/宮村美紀(レスポートサックジャパン/フリー)[4]

※[ ]数字はシード順位

※写真はシングル準決勝に進出した第2シードの澤柳璃子
写真提供◎大会事務局

国内最高峰「第90回全日本テニス選手権」本戦出場選手リストが発表、大会は10月31日から有明で

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 10月31日(土)から11月8日(日)まで有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コートで開催される「第90回記念大会 橋本総業 全日本テニス選手権大会」の大会概要および出場選手が、主催する日本テニス協会(JTA)から発表された。

 今大会は90回目の記念大会。昨年同様、橋本総業(明治23年創業/管材、住宅設備機器の販売と請負・施工会社)が特別協賛することになった。

 ドロー数は増枠されて男女シングルスが各48ドロー、男女ダブルスが各32ドローとなり、ミックスダブルスは8ドローで行われる。

 男子シングルスは、トップ10から添田豪(4位、GODAIテニスカレッジ)、内山靖崇(6位、北日本物産)、江原弘泰(8位、日清紡ホールディングス)、関口周一(9位、Team REC)、仁木拓人(10位、三菱電機)が出場。ダイレクト・アクセプタンス(JTAランキングの上位から順に出場する選手)の最下位は32位の岡村一成(クロスカンパニー)で、25名がストレート・インした。

 また、ワイルドカード(主催者推薦枠)は、東日本大会を制した綿貫敬介(45位、明治安田生命)と西日本大会を制した鈴木昂(36位、SARI)の2名のほか、JTA選出として、インカレ・ベスト4の上杉海斗(131位、慶應義塾大学)、インターハイ優勝の望月勇希(251位、清風高校)、全日本ジュニアU18優勝の小林雅哉(90位、グリーンテニスプラザ)、同U18準優勝の綿貫陽介(185位、グローバルプロテニスアカデミー)の4名が出場する。
 さらに90回記念大会枠として、全国9地域から推薦された9名と、予選勝者の8名が加わり、合計48名で争われる。

 女子シングルスは、トップ10からは澤柳璃子(7位、ミキハウス)のみとなった。トップ20からは桑田寛子(11位、島津製作所)、加藤未唯(12位、佐川印刷)、波形純理(13位、伊予銀行)、瀬間詠里花(14位、Club MASA)、井上雅(15位、テニスラウンジ)、今西美晴(16位、島津製作所)、二宮真琴(18位、橋本総業)、岡村恭香(19位、クロスカンパニー)と続く。澤柳は昨年、今西は一昨年の準優勝者。ダイレクト・アクセプタンスの最下位は37位の米村明子(島津製作所)で、25名がストレート・インした。
 
 ワイルドカードは、東日本大会を制した牛島里咲(42位、筑波大学)と西日本大会を制した寺見かりん(61位、山梨学院大学)の2名のほか、JTA選出として、インカレ優勝の西本恵(56位、慶應義塾大学)、インカレ・ベスト4の吉冨愛子(46位、早稲田大学)、全日本ジュニアU18優勝の岩井真優(192位、サムライテニス)、インターハイ準優勝のリュー理沙マリー(60位、沖縄尚学高校)の4名が出場する。
 さらに90回記念大会枠として、全国9地域から推薦された9名と、予選勝者の8名が加わり、合計48名で争われる。

 本戦出場選手の詳細リストは下部参照(10月16日現在の情報)。

【大会概要】

期日◎本戦:10月31日(土)~11月8日(日)、予選:10月29日(木)~10月31日(土)

会場◎有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート

種目および出場数(本戦)◎男女シングルス各48名、男女ダブルス各32組、ミックスダブルス8組

※男女ダブルスはダイレクト・アクセプタンスが11~25組、予選はなく、ワイルドカードが0~12組、90回記念大会9地域枠が9組の合計32組。賞金100万円以上の地域選手権(男子は東北、北信越、関東、東海、関西、中国大会、女子は東北、北信越、関東、東海、中国大会)の優勝チームも含まれる。

予選◎男女シングルス各32名(本戦に入れなかったJTAランキング上位者とワイルドカード4名)から、8名が本戦出場

試合方法◎本戦:男女単複「ザ・ベスト・オブ・3タイブレークセット」、混合複「ノーアド・ファイナルセット10ポイントマッチタイブレーク方式」、予選:男女単「ザ・ベスト・オブ・3タイブレークセット」

賞金総額◎2846万円(男女各賞金額1403万円)

優勝杯◎男子単優勝:天皇杯、女子単優勝:秩父宮妃記念楯、男子複優勝:摂政宮杯、女子複優勝:朝吹杯、混合複:JTA杯が授与される

TV放映◎NHK Eテレにて、女子単決勝11月7日(土)14時30分~、男子単決勝11月8日(日)15時~放送予定

大会日程◎
10月29日(木) 10:00~(女子単予選1回戦)
10月30日(金) 10:00~(男子単予選1回戦、女子単予選2回戦)
10月31日(土) 10:00~(男子単予選2回戦、男子複・女子単複1回戦)
11月1日(日) 10:00~(男子単複1回戦、女子単2回戦、女子複1回戦)
11月2日(月) 10:00~(男女単複2回戦)
11月3日(火) 10:00~(男子単複2回戦、女子単3回戦、女子複2回戦)
11月4日(水) 10:00~(男女単3回戦、男女複準々決勝、ミックスダブルス1回戦)
11月5日(木) 10:00~(男子単3回戦、女子単・男女複準々決勝、ミックスダブルス準決勝)
11月6日(金) 10:00~(男子単準々決勝、男子複・女子単複準決勝)
11月7日(土) 11:00~(男子単準決勝、女子単決勝、ミックスダブルス決勝)
11月8日(日) 11:00~(男子単複決勝、女子複決勝)

お知らせ★★★大会期間中の11月4日(水)から8日(日)まで、同会場にて中国、香港、韓国、台湾、日本の5ヵ国による13歳以下の対抗戦「東アジアジュニアチームテニス対抗戦」も開催される。この大会は、国際親善とジュニア強化を目的としたもので、今年度が初開催、次年度以降も継続開催を目指すもの。
 

【男子シングルス本戦出場選手リスト】

1 添田豪(4位/GODAIテニスカレッジ)
2 内山靖崇(6位/北日本物産)
3 江原弘泰(8位/日清紡ホールディングス)
4 関口周一(9位/Team REC)
5 仁木拓人(10位/三菱電機)
6 竹内研人(11位/北日本物産)
7 斉藤貴史(12位/フリー)
8 小ノ澤新(13位/イカイ)
9 松井俊英(14位/ASIA PARTNERSHIP FUND)
10 綿貫裕介(15位/橋本総業)
11 吉備雄也(17位/ノア・インドアステージ)
12 越智真(19位/江崎グリコ)
13 近藤大生(20位/フリー)
14 片山翔(21位/伊予銀行)
15 奥大賢(22位/紀洋石油)
16 井藤祐一(23位/フリー)
17 菊池玄吾(24位/Team REC)
18 長尾克己(25位/ミナミグリーンテニスクラブ)
19 鈴木貴男(26位/イカイ)
20 松尾友貴(27位/イカイ)
21 今井慎太郎(28位/早稲田大学)
22 田沼諒太(29位/ワールド航空サービス)
23 志賀正人(30位/GODAIテニスカレッジ)
24 一藤木貴大(31位/たちかわジュニアテニスアカデミー)
25 岡村一成(32位/クロスカンパニー)
26 綿貫敬介(45位/明治安田生命)
27 鈴木昂(36位/SARI)
28 原田将来(93位/ACT/北海道代表)
29 細野桂佑(--/日本大学/東北代表)
30 諱五貴(143位/明治大学/北信越代表)
31 加藤彰馬(--/横浜清風高校/関東代表)
32 島袋将(343位/四日市工業高校/東海代表)
33 清水悠太(429位/パブリックテニスイングランド/関西代表)
34 喜多元明(38位/日本体育大学/中国代表)
35 飯野翔太(42位/伊予銀行/四国代表)
36 染矢和隆(484位/関西大学/九州代表)
37 上杉 海斗(131位/慶應義塾大学)
38 望月勇希(251位/清風高校)
39 小林雅哉(90位/グリーンテニスプラザ)
40 綿貫陽介(185位/グローバルプロテニスアカデミー)

【女子シングルス本戦出場選手リスト】

1 澤柳璃子(7位/ミキハウス)
2 桑田寛子(11位/島津製作所)
3 加藤未唯(12位/佐川印刷)
4 波形純理(13位/伊予銀行)
5 瀬間詠里花(14位/Club MASA)
6 井上雅(15位/テニスラウンジ)
7 今西美晴(16位/島津製作所)
8 二宮真琴(18位/橋本総業)
9 岡村恭香(19位/クロスカンパニー)
10 田中優季(21位/メディカルラボ)
11 鮎川真奈(22位/橋本総業)
12 宮村美紀(23位/フリー)
13 美濃越舞(24位/YCA)
14 久見香奈恵(25位/橋本総業)
15 井上明里(26位/レスポートサックジャパン)
16 岡田上千晶(28位/エームサービス)
17 秋田史帆(29位/フリー)
18 小関みちか(30位/VIP・TOPグループ)
19 樋口由佳(31位/日本体育施設)
20 辻佳奈美(32位/日清紡ホールディングス)
21 喜島瑞乃(33位/フリー)
22 越野由梨奈(34位/フリー)
23 高畑寿弥(35位/橋本総業)
24 石津幸恵(36位/橋本総業)
25 米村明子(37位/島津製作所)
26 牛島里咲(42位/筑波大学)
27 寺見 かりん(61位/山梨学院大学)
28 渡邉廣乃(45位/サントピアテニスクラブ/北海道代表)
29 伊藤萌夏(128位/日大東北高校/東北代表)
30 林恵里奈(170位/早稲田大学/北信越代表)
31 千村もも花(126位/TTC/関東代表)
32 髙松奈央(199位/中京大学/東海代表)
33 上田らむ(531位/リブレ/関西代表)
34 森友香(59位/島津製作所/中国代表)
35 長谷川茉美(55位/伊予銀行/四国代表)
36 山口真琴(212位/亜細亜大学/九州代表)
37 吉冨 愛子(46位/早稲田大学)
38 リュー 理沙マリー(60位/沖縄尚学高等学校)
39 西本恵(56位/慶應義塾大学)
40 岩井真優(192位/サムライテニス)


※このリストは10月16日 15:00現在のもので、ウィズドローの締切りは10月19日のため、変更の可能性がある。

※選手選考会は10月9日(金)に行われた。構成メンバーはトーナメントディレクター、アシスタントディレクター、レフェリー、アシスタントレフェリー、JTA強化本部長、同事業本部長、全日本学生テニス連盟による。

ダニエル太郎が今季4度目のベスト4 [カサブランカ・チャレンジャー]

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 モロッコ・カサブランカで開催されているATPツアー下部大会の「モロッコ・テニス・ツアー」(10月12~17日/賞金総額4.25万ユーロ/クレーコート)に第7シードで出場していたダニエル太郎(エイブル)は、準決勝で第4シードのダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に6-4 1-6 5-7で敗れて決勝進出を逃したものの、今季4度目の4強入りを果たした。

 ダニエルは4月にイタリア・ヴェルチェッリ(4.25万ユーロ/クレーコート)でチャレンジャー大会初優勝を飾ると、6月にはドイツ・フュルト(4.25万ユーロ/クレーコート)で2勝目。デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフのコロンビア戦(コロンビア・ペレイラ/9月18~20日/屋外クレーコート)では2度目の代表入りを果たし、シングルス2番手として日本の勝利を決める1勝を挙げていた。

   ◇   ◇   ◇

日本人選手の結果

【シングルス準決勝】
●25ダニエル太郎(エイブル)[7] 6-4 1-6 5-7 ○24ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)[4]

【シングルス準々決勝】
○25ダニエル太郎(エイブル)[7] 6-7(3) 6-4 6-4 ●31ティーモ・デ バッカー(オランダ)

【シングルス2回戦】
○25ダニエル太郎(エイブル)[7] 3-6 6-2 6-3 ●27ペレ・リバ(スペイン)

【シングルス1回戦】
○25ダニエル太郎(エイブル)[7] 7-6(5) 6-3 ●26ペドロ・カチン(アルゼンチン)

※[ ]数字はシード順位、名前の左に付いている数字はドロー番号


※写真はデビスカップ・ワールドグループ・プレーオフのコロンビア戦でのダニエル太郎
Photo:PEREIRA, COLOMBIA - SEPTEMBER 18: Taro Daniel of Japan in action during the Davis Cup World Group Play-off singles match between Santiago Giraldo of Colombia and Taro Daniel of Japan at Club Campestre on September 18, 2015 in Pereira, Colombia. (Photo by Gal Schweizer/LatinContent/Getty Images)

日本勢絶好調、内藤祐希と本玉真唯が準決勝へ、宮本愛弓/荒川晴菜は決勝進出 [世界スーパージュニア・女子]

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 大阪・靱テニスセンターで開催されている「大阪市長杯 世界スーパージュニア」(本戦10月12~18日)は第5日、シングルスの準々決勝とダブルス準決勝が行われた。注目の14歳、内藤祐希(長岡市TA)と16歳の本玉真唯(日出高)の2人がそれぞれ格上の外国選手を相手に会心の勝利。ダブルスでは荒川晴菜(吉田記念テニス研修センター)/宮本愛弓(志津テニスクラブ)が決勝進出を決めた。日本勢が好調を維持したまま週末に突入する。

 予選から勝ち上がった内藤は、今日も負けなかった。相手のビクトリア・クリク(ポーランド)はノーシードだが、今が自己最高の127位という上り調子の16歳だ。

 昨日までとは違う黄色の鮮やかなワンピース。昨年の中牟田杯でひどい負け方をしたときのウェアなのだという。「嫌な思い出を消せるように」と選んだ。こういうメンタルも頼もしいが、足を使ってよく返し、時にカウンターで、時に高い打点からウィナーを取るテニス自体、見ていて楽しい。

 立ち上がりのゲームをいきなりブレークした内藤は、6-4 でセットを奪い、第2セットも第5ゲームでブレーク。ここまでの試合同様に、相手は終盤に自滅気味となり、内藤は予選から数えて連続6試合目のストレート勝利を手に入れた。

 今年の夏に全日本ジュニアのU14でベスト4に入ったのが国内の最高成績だった。理由は自分でもわかっている。
 「日本の選手のボールは低く滑ってくるのであまり好きじゃない。外国の選手の弾むボールが好き。叩いて決めたいから」

 そういう意味では、準決勝の対戦相手が日本の松田美咲(浦和学院高)でなく、第11シードのバルフ・ジェンギズ(トルコ)になったことはよかったかもしれないが、松田は実に惜しかった。左からの思いきりのいいスロトークを駆使し、最終セット5-5まで競り合ったが、最後の最後にブレークを許して3-6 7-5 5-7で敗れた。

本玉真唯

 ところで、14歳という年齢で内藤がクローズアップされやすいが、もうひとり、本玉の快進撃にも驚かされる。昨日は第6シードを破り、今日は第4シードのダイアナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)に4-6 6-3 6-3で逆転勝ち。相手のパワーショットにも下がらず、速いテンポのストロークを今日も心がけた。バウンドしてから滑ってくる本玉のショットを嫌がるのは、日本選手も海外選手も同じようだ。

 第1セットはブレーク合戦から最後は逃げきられるかたちで失ったが、第2セットになると「だんだんタイミングも合ってきたので、ストレートへの展開を早くするように心がけた」と本玉。そしてもうひとつ、いい兆候があった。
「使っていたミサンガがちょうど切れたので、これはいけるかなと(笑)」

 願いは叶い、見事準決勝進出を果たした。これまで国内では全日本ジュニアU16、U14の優勝のほか、全国中学生、中牟田杯など、数々のタイトルを手にしているが、国際大会はグレード4の優勝が最高成績で、グレードAの本戦は今回が初出場。今年はディフェンスの向上に力を入れて取り組んできたという。努力の成果とミサンガの効力はどこまで発揮されるだろうか。

 また、ダブルスでは荒川/宮本がヨウ・ミゾウマ/ニマ・ゾウマの中国ペアに7-6(0) 6-2で勝利。まだ15歳と14歳だが、先月も兵庫のグレード4の大会で優勝し、2月にはオークランドでグレード3も制している息の合ったペアだ。とはいえ、グレードAでは宮本が昨年のこの大会でリュー理沙マリー(沖縄尚学高)と組んでベスト4入りしたのが最高で、決勝進出はどちらにとっても初めてだ。明日は第1シードのヤストレムスカ/ジェン・ウーシュアン(中国)に挑む。

テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)

※トップ写真は準々決勝を勝ち上がった内藤祐希

望月勇希/今村昌倫が快進撃、綿貫陽介/ルオと決勝で対決 [世界スーパージュニア・男子]

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 大阪・靱テニスセンターで開催されている「大阪市長杯 世界スーパージュニア」(本戦10月12~18日)は第5日、シングルス準々決勝とダブルス準決勝を行った。日本期待の綿貫陽介(グローバルプロTA)は第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)に3-6 4-6で敗退。これでシングルスの日本勢は姿を消した一方、ダブルスは大活躍だ。綿貫はルオ・チェンシュン(台湾)と組んで第1シードのルード/チュン・ユンソン(韓国)に勝利。ワイルドカード(主催者推薦)の望月勇希/今村昌倫の清風コンビがこれに続いた。

 前の試合から「フォアの感触があまりよくない」と言っていた綿貫は、シングルスは両セットとともに1ブレークずつ許し、自身にブレークチャンスは一度も訪れなかった。

 全米オープン後の右肘のケガは、この大会への準備に多少影響を及ぼしたが、日本人の出場者中トップの実力をダブルスで発揮。今年の全豪オープンで初めて組んで以来、仲がいいという台湾のルオとのペアで、第1シードを7-5 6-3で撃破した。相手ペアのひとりは綿貫がシングルスで敗れたルード。リベンジと同時に、このコンビで初の決勝進出を果たした。

綿貫陽介(右)とルオ・チェンシュン(台湾)のペア

 決勝の相手は今日のセンターコートを盛り上げた日本人ペア、望月/今村。地元大阪、清風高校の3年生と2年生コンビは、彼らにワイルドカードを与えた大会主催者の期待に見事応える大活躍を見せている。同じ学校ではあるが、ペアを組んだのは先月末の国体が初めてだった。今回がまだ2度目だが、「ストロークでミスしないので、安心して前で動ける」と望月が言えば、「チャンスでしっかり決めてくれるので、頼りにしている」と今村。ガッツを前面に押し出してプレーする望月が、後輩らしくやや控えめな今村をリードするかたちで、コンビネーションは一戦ごとに高まっている。

 アレックス・デ ミノール/コディ・ピアソンのオーストラリア・ペアとの準決勝は、マッチタイブレークで決する最終セットに勝負がかかった。8-1と大きくリードしながら8-4に縮められ、その後、9-4とマッチポイントを握ってから9-8まで追い上げられるという、ヒヤヒヤの終盤。しかし最後は、誰もがアウトと思った望月のストレートへのフォアが絶妙の軌道を描いてコーナーに落ちた。

 ともに国際大会の経験は豊富とはいえない。しかし、今年の全国選抜高校テニス大会の個人戦を制した望月は、全米オープン・ジュニアの予選にワイルドカードで出場した。1回戦で敗れたが、その相手が今日のダブルスを戦ったデ ミノールだった。

「あの大会で外国の選手との戦い方はわかりました」と大阪人らしく口は達者だ。その戦い方とは、「攻めます。相手より先に攻めます」。実際、その学習内容が今日は生きたのかもしれない。 

テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)

※写真は決勝進出を果たした望月勇希(左)と今村昌倫(右)

「第90回全日本テニス選手権」男女ダブルス、ミックスダブルス出場選手リスト

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 10月31日(土)から11月8日(日)まで有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コートで開催される「第90回記念大会 橋本総業 全日本テニス選手権大会」の大会概要および出場選手が、主催する日本テニス協会(JTA)から発表された。

【大会概要】

期日◎本戦:10月31日(土)~11月8日(日)、予選:10月29日(木)~10月31日(土)

会場◎有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート

種目および出場数(本戦)◎男女シングルス各48名、男女ダブルス各32組、ミックスダブルス8組

※男女ダブルスはダイレクト・アクセプタンスが11~25組、予選はなく、ワイルドカードが0~12組、90回記念大会9地域枠が9組の合計32組。賞金100万円以上の地域選手権(男子は東北、北信越、関東、東海、関西、中国大会、女子は東北、北信越、関東、東海、中国大会)の優勝チームも含まれる。

予選◎男女シングルス各32名(本戦に入れなかったJTAランキング上位者とワイルドカード4名)から、8名が本戦出場

試合方法◎本戦:男女単複「ザ・ベスト・オブ・3タイブレークセット」、混合複「ノーアド・ファイナルセット10ポイントマッチタイブレーク方式」、予選:男女単「ザ・ベスト・オブ・3タイブレークセット」

賞金総額◎2846万円(男女各賞金額1403万円)

優勝杯◎男子単優勝:天皇杯、女子単優勝:秩父宮妃記念楯、男子複優勝:摂政宮杯、女子複優勝:朝吹杯、混合複:JTA杯が授与される

TV放映◎NHK Eテレにて、女子単決勝11月7日(土)14時30分~、男子単決勝11月8日(日)15時~放送予定

大会日程◎
10月29日(木) 10:00~(女子単予選1回戦)
10月30日(金) 10:00~(男子単予選1回戦、女子単予選2回戦)
10月31日(土) 10:00~(男子単予選2回戦、男子複・女子単複1回戦)
11月1日(日) 10:00~(男子単複1回戦、女子単2回戦、女子複1回戦)
11月2日(月) 10:00~(男女単複2回戦)
11月3日(火) 10:00~(男子単複2回戦、女子単3回戦、女子複2回戦)
11月4日(水) 10:00~(男女単3回戦、男女複準々決勝、ミックスダブルス1回戦)
11月5日(木) 10:00~(男子単3回戦、女子単・男女複準々決勝、ミックスダブルス準決勝)
11月6日(金) 10:00~(男子単準々決勝、男子複・女子単複準決勝)
11月7日(土) 11:00~(男子単準決勝、女子単決勝、ミックスダブルス決勝)
11月8日(日) 11:00~(男子単複決勝、女子複決勝)

お知らせ★★★大会期間中の11月4日(水)から8日(日)まで、同会場にて中国、香港、韓国、台湾、日本の5ヵ国による13歳以下の対抗戦「東アジアジュニアチームテニス対抗戦」も開催される。この大会は、国際親善とジュニア強化を目的としたもので、今年度が初開催、次年度以降も継続開催を目指すもの。
 


【男子ダブルス出場選手リスト】

1 仁木拓人(5位/三菱電機)/吉備雄也(4位/ノア・インドアステージ)
2 佐藤 文平(3位/フリー)/片山翔(7位/伊予銀行)
3 内山靖崇(2位/北日本物産)/添田豪(10位/GODAIテニスカレッジ)
4 井藤祐一(9位/フリー)/今井慎太郎(17位/早稲田大学)
5 奥大賢(16位/紀洋石油)/長尾克己(11位/ミナミグリーンテニスクラブ)
6 江原弘泰(14位/日清紡ホールディングス)/関口周一(15位/Team REC)
7 近藤大生(13位/フリー)/鈴木貴男(19位/イカイ)
8 佐野 紘一(29位/伊予銀行)/小ノ澤新(8位/イカイ)
9 岡村一成(32位/クロスカンパニー)/竹内研人(26位/北日本物産)
10 竹島駿朗(27位/Team REC)/菊池玄吾(35位/Team REC)
11 守谷総一郎(44位/MTSテニスアリーナ三鷹)/田沼諒太(34位/
ワールド航空サービス)
12 小野田賢(52位/柳生園T.C)/志賀正人(33位/GODAIテニスカレッジ)
13 華谷宗(47位/ノア・インドアステージ)/金城充(43位/三友スポーツマネジメント)
14 濱中重宏(50位/ひばりヶ丘新豊テニスクラブ)/金城光(51位/千葉殿山TC)
15 井上貴博(49位/たちかわジュニアテニスアカデミー)/芝田雅司(59位/リコー)
16 広瀬一義(58位/伊予銀行)/植木竜太郎(55位/伊予銀行)
17 喜多文明(37位/リコー)/松尾友貴(38位/イカイ)※東北オープン優勝
18 上杉海斗(86位/慶應義塾大学)/髙田航輝(97位/慶應義塾大学)※関東オープン優勝
19 中島啓(45位/伊予銀行)/飯野翔太(46位/伊予銀行)※北信越選手権優勝
20 ロンギ 正幸(30位/たちかわジュニアテニスアカデミー)/一藤木貴大(31位/たちかわジュニアテニスアカデミー)※東海中日選手権優勝
21 笹井正樹(25位/フリー)/野口政勝(22位/京都東山テニスクラブ)※関西オープン優勝
22 山岸徹郎(118位/ヴェルデテニスクラブ)/秋本恭幸(110位/JR北海道)※北海道代表
23 泉田峻(--/ソフトバンクテレコム)/細野桂佑(593位/日本大学)※東北代表
24 高村佑樹(163位/東京学館浦安高校)/奈良部駿(593位/吉田記念テニス研修センター)※関東代表
25 西脇一樹(211位/明治大学)/諱五貴(145位/明治大学)※北信越代表
26 島袋将(225位/四日市工業高校)/鈴木保貴(173位/四日市工業高校)※東海代表
27 平山浩大(506位/京都外大西高等学校)/髙村烈司(400位/京都外大西高等学校)※関西代表
28 寒川雄太(532位/法政大学)/白井裕都(114位/日本大学)※四国代表
29 中村祐樹(82位/三友スポーツマネジメント)/寺本嵩史(127位/周南市役所)※中国代表
30 染矢和隆(285位/関西大学)/伊藤潤(580位/九州電力)※九州代表
31 綿貫陽介(23位/明治安田生命)/綿貫裕介(18位/橋本総業)※JTA推薦
32 坂井勇仁(57位/早稲田大学)/小堀良太(60位/JSS)※JTA推薦

【女子ダブルス出場選手リスト】

1 桑田寛子(6位/島津製作所)/波形純理(7位/伊予銀行)
2 二宮真琴(2位/橋本総業)/鮎川真奈(15位/橋本総業)
3 久見香奈恵(22位/橋本総業)/高畑寿弥(5位/橋本総業)
4 井上明里(27位/レスポートサックジャパン)/宮村美紀(9位/フリー)
5 瀬間友里加(21位/Club MASA)/瀬間詠里花(18位/Club MASA)
6 岡田上千晶(24位/エームサービス)/田中優季(23位/メディカルラボ)
7 井上雅(13位/テニスラウンジ)/美濃越舞(40位/YCA)
8 岡村恭香(20位/クロスカンパニー)/米村明子(35位/島津製作所)
9 小関みちか(28位/VIP・TOPグループ)/川崎好美(29位/島精機製作所)
10 山本みどり(31位/アムテック)/越野由梨奈(37位/フリー)
11 秋田史帆(36位/フリー)/西郷幸奈(32位/総武グリーンテニスクラブ)
12 加治遥(47位/園田学園女子大学)/森友香(39位/島津製作所)
13 緒方葉台子(52位/グラスコート佐賀テニスクラブ)/藤岡希(41位/フリー)
14 山外涼月(51位/橋本総業)/石津幸恵(45位/橋本総業)
15 吉冨愛子(38位/早稲田大学)/林恵里奈(59位/早稲田大学)
16 池田玲(48位/慶應義塾大学)/西本恵(49位/慶應義塾大学)
17 長谷川梨紗(54位/フリー)/長谷川茉美(63位/伊予銀行)
18 樋口由佳(50位/日本体育施設)/渡邉廣乃(33位/サントピアテニスクラブ)※東北オープン優勝
19 安形玲耶(81位/慶應義塾大学)/村瀬早香(82位/慶應義塾大学)※関東オープン優勝
20 久次米夏海(62位/山梨学院大学)/寺見かりん(64位/山梨学院大学)※北信越オープン優勝
21 守屋友里加(74位/テニスユニバース)/水沼茉子(73位/リコー)※中国オープン優勝
22 川端真衣加(--/札幌テニス協会)/幡宮奈津美(--/札幌テニス協会)※北海道代表
23 橘梨子(122位/日本大学)/八島ちひろ(368位/亜細亜大学)※東北代表
24 南文乃(--/浦和学院高校)/松田美咲(--/浦和学院高校)※関東代表
25 品田祐希(65位/リコー)/植木千尋(100位/東洋学園大学)※北信越代表
26 宮田みほ(250位/TEAM KOMADA)/髙松奈央(274位/中京大学)※東海代表
27 上田らむ(201位/リブレ)/堺愛結(201位/相生学院高等学校)※関西代表
28 岡崎瑠美(--/フォーレスト)/竹本琴乃(635位/屋島テニスクラブ)※四国代表
29 川床芙実(72位/リコー)/福井恵実(46位/リコー)※中国代表
30 園田彩乃(116位/日本大学)/山口真琴(184位/亜細亜大学)※九州代表
31 上唯希(201位/早稲田大学)/梶谷桜舞(67位/早稲田大学)※JTA推薦
32 其田桃子(71位/ビッグK)/剱持梓(--/たちかわジュニアテニスアカデミー)※JTA推薦

【ミックスダブルス出場選手リスト】

1 松井俊英(1位/ASIA PARTNERSHIP FUND)/澤柳璃子(14位/ミキハウス)
2 綿貫裕介(18位/橋本総業)/二宮真琴(2位/橋本総業)
3 江原弘泰(14位/日清紡ホールディングス)/鮎川真奈(15位/橋本総業)
4 守谷 総一郎(44位/MTSテニスアリーナ三鷹)/高畑寿弥(5位/橋本総業)
5 岡村一成(32位/クロスカンパニー)/岡村恭香(20位/クロスカンパニー)
6 綿貫敬介(23位/明治安田生命)/中野佑美(30位/島精機製作所)
7 関口周一(15位/Team REC)/森友香(39位/島津製作所)
8 ワイルドカード未定

※このリストは10月16日 15:00現在のもので、ウィズドローの締切りは10月19日のため、変更の可能性がある。

※選手選考会は10月9日(金)に行われた。構成メンバーはトーナメントディレクター、アシスタントディレクター、レフェリー、アシスタントレフェリー、JTA強化本部長、同事業本部長、全日本学生テニス連盟による。


ラドバンカとプリスコバが準決勝で対決へ [天津オープン]

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 中国・天津で開催されている「天津オープン」(WTAインターナショナル/10月12~18日/賞金総額50万ドル/ハードコート)。

 金曜日に行われた準々決勝で、アグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)とカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がそれぞれ勝利し、準決勝での対戦が決まった。両者はシンガポールで開催されるWTAツアー最終戦の出場権をともに争っている。

 ラドバンスカは第2シード。第1セットは3-5とリードされたところからの逆転で、エリザベータ・クリチコバ(ロシア)を7-6(3) 6-2で下してのベスト4進出だ。

 第3シードのプリスコバは、11本のサービスエースを奪うなどしてティメア・バボス(ハンガリー)を6-3 6-2で下しての勝ち上がりだ。

 ラドバンスカは今大会で優勝するとWTAツアー最終戦の出場が決まる。対するプリスコバは、出場まであと4つ、出場権争いでの順位を上げなければならない立場だ。

 土曜日に予定されているもう一方の準決勝は、ボヤナ・ヨバノフスキー(セルビア)対ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)の組み合わせとなっている。(C)AP

※写真は北京の大会でのラドバンスカ
Photo: BEIJING, CHINA - OCTOBER 10: Agnieszka Radwanska of Poland returns a shot against Garbine Muguruza of Spain during their Women's singles semi-finals match on day 8 of the 2015 China Open at the China National Tennis Centre on October 10, 2015 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

最終戦の出場を目指すビーナスがコルネを下してベスト4に進出 [香港テニス・オープン]

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 中国・香港で開催されている「香港テニス・オープン」(WTAインターナショナル/10月12~18日/賞金総額25万ドル/ハードコート)。

 金曜日に行われた準々決勝で、第3シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がアリゼ・コルネ(フランス)を6-1 6-1で下してベスト4に進み、WTAツアー最終戦出場までまた近づいた。

 ビーナスは先月の武漢の大会で優勝を果たしている。

 準決勝でビーナスと対戦するのはエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)。ヤンコビッチはダリア・ガブリロワ(ロシア)を6-1 6-1で下しての勝ち上がりとなっている。

 「この試合に勝つということだけを考えているのではない」とビーナス。「この大会での私の目標は、優勝するということ」。

 アンジェリック・ケルバー(ドイツ)とサマンサ・ストーサー(オーストラリア)もそれぞれ勝ち進んでおり、準決勝ではこの2人の対戦となる。

 ストーサーはヘザー・ワトソン(イギリス)を4-6 6-3 6-0で、ケルバーはカロリーヌ・ガルシア(フランス)を7-5 6-3で破ってのベスト4進出だ。

 「第1セットでは自分のやり方を見失っていて、フルセットにしてしまったけれど、別にそれ自体は問題ではない」と2011年の全米オープンを制した経験を持つストーサーは話している。「出だしが素晴らしい出来でなかったとしても、それは問題ではない。どうやって締めくくったかが問題なのよ」。(C)AP

※写真は北京の大会でのビーナス
Photo: BEIJING, CHINA - OCTOBER 06: Venus Williams of the USA leaves the court after losing her match against Ana Ivanovic of Serbia during day 4 of the 2015 China Open at the National Tennis Centre on October 6, 2015 in Beijing, China. (Photo by Chris Hyde/Getty Images)

ナダルがワウリンカに快勝してベスト4「ナダルを相手に100%じゃないと厳しい」とワウリンカ [上海ロレックス・マスターズ]

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 中国・上海で開催されている「上海ロレックス・マスターズ」(ATP1000/10月11~18日/賞金総額478万3320ドル/ハードコート)。

 金曜日に行われた準々決勝で、第8シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第4シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2 6-1で倒して準決勝に進出した。

 第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はバーナード・トミック(オーストラリア)を7-6(6) 6-1で下してのベスト4進出となっている。ジョコビッチはこれで連勝記録を15試合に伸ばしている。

 ナダルが最後にトップ5の選手を倒したのはおよそ1年半前で、昨年の全仏オープン決勝のジョコビッチ戦以来のことだ。

 ナダルはこの日の準々決勝では試合を通じて鋭い動きを見せ、ショットにも今年のナダルに欠けていた深さと強さが出ているように見えた。ワウリンカに与えたブレークのチャンスも1度だけで、それもしのいでの勝利だった。

 ナダルはワウリンカと15度目の対戦だったが、今回がもっとも一方的なスコアでの勝利だった。試合時間は63分だったが、ナダルは試合前の練習に80分をかけていた。

 「最高の選手と戦うときにはいいプレーをしたいと思うものだし、より競い合いたいと思うのは間違いない」とナダル。「だからうれしいよ。毎日とてもハードに練習を積んでいる。正しくエネルギーを使えていると信じているよ」。

 ワウリンカは第4シードだが、彼の調子がベストの状態でないのは明らかだった。全仏オープンのチャンピオンでもある彼はストロークを外側に外し続け、アンフォーストエラーは34本におよんだ。

 前週の東京の大会で優勝したワウリンカは、この10日間で8試合目。木曜日の夜にはマリン・チリッチ(クロアチア)とフルセットの接戦を戦ったばかりだった。

 「今日は少し苦戦していたということ。単純なことだ」とワウリンカ。「ナダルを相手に自分が100%の状態でなければ、何もさせてもらえないということなんだよ」。

 ジョコビッチにとってはこの中国シリーズで最初の苦戦となった。これまでは北京での5試合と今大会の2試合で1試合当たり5ゲーム以上落とさずに勝ち続けていたが、トミックは第1セットでジョコビッチにプレッシャーをかけた。タイブレークも接戦で、3本目のセットポイントでようやくジョコビッチがものにしている。

 「第1セットを取れたのはとても大きかった」とジョコビッチは話している。

 トミックは第2セットではジョコビッチにやられてしまったが、次週のランキングではキャリアハイとなる18位に浮上する見込みとなっている。

 ナダルと準決勝を戦うのはジョーウィルフライ・ツォンガ(フランス)。ツォンガはケビン・アンダーソン(南アフリカ)を7-6(6) 5-7 6-4で倒して勝ち上がっている。ジョコビッチはアンディ・マレー(イギリス)との対戦を迎える。マレーはトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を6-1 6-3で下してのベスト4進出だ。

 ジョコビッチとマレーの対戦成績は19勝9敗でジョコビッチがリード。ここ9試合では8試合でジョコビッチが勝っているが、直近の8月のモントリオールではマレーが勝利している。

 「コートで吹っ飛ばされてきたわけではないよ」とマレーはジョコビッチに対しての最近の敗戦について話している。「いくつかはいいプレーをしてきたし、彼にも食い下がってきた。モントリオールでは試合を通じてうまくやれたと思っている。できればまた明日またいいプレーができるといいと思っているよ」。(C)AP

Photo: SHANGHAI, CHINA - OCTOBER 16: Rafael Nadal of Spain winning his men's singles quarterfinals match against Stan Wawrinka of Switzerland on day 6 of Shanghai Rolex Masters at Qi Zhong Tennis Centre on October 16, 2015 in Shanghai, China (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

ラーションとフリードサムがベスト4に進出 [ジェネラリ・レディース・リンツ]

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 オーストリア・リンツで開催されている「ジェネラリ・レディース・リンツ」(10月12~18日/WTAインターナショナル/室内ハードコート/賞金総額25万ドル)。

 金曜日に行われた準々決勝で、ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)がマディソン・ブレングル(アメリカ)を7-5 7-6(6)で下してベスト4に進出した。準決勝ではアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)との対戦となる。

 ラーションは59位。第1セットは2-5とからの逆転で、第2セットでも4-5で相手にセットポイントを握られたところから巻き返しての勝利だった。

 ラーションは7月のバスタッドで初優勝を果たして以来、今季3度目のWTAツアー・ベスト4。 

 フリードサムはマルガリータ・ガスパリアン(ロシア)を6-3 6-4で下して、11ヵ月ぶりとなるWTAツアーでのベスト4進出となった。

 フリードサムは118位。昨年のこの大会でもベスト4に進出していた。この試合では第2セット5-2の場面でサービスゲームを落としたが、それが唯一のブレークポイントで、次のサービスゲームをキープして勝利した。(C)AP

※写真はホバートの大会でのラーション
Photo: HOBART, AUSTRALIA - JANUARY 13: Johanna Larsson of Sweden plays a forehand in her second round match against Kurumi Nara of Japan during day three of the Hobart International at Domain Tennis Centre on January 13, 2015 in Hobart, Australia. (Photo by Mark Metcalfe/Getty Images)

本戦6日目の試合結果、ダブルスはルオ/綿貫陽介と荒川晴菜/宮本愛弓が優勝 [世界スーパージュニア]

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 「大阪市長杯 世界スーパージュニア」(大阪・靱テニスセンター/本戦10月12~18日/ITF Grade A/ハードコート)の本戦6日目は、男女シングルス準決勝と男女ダブルス決勝が行われた。詳しい試合結果は以下の通り。

 世界スーパージュニアテニス選手権大会は、男女シングルス各64ドロー、男女ダブルス各32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝ち上がり、Ret.は途中棄権

【男子シングルス準決勝】

●1ホン・ソンチャン(韓国)[1] 3-5 Ret. ○17マテ・バルクス(ハンガリー)[4]

○48キャスパー・ルード(ノルウェー)[3] 4-6 7-5 6-3 ●64チャン・ユンソン(韓国)[2]

【女子シングルス準決勝】

●11ガオ・シンユ(中国)[Q]  6-2 6-7(4) 4-6 ○27本玉真唯(日出高校)

○45内藤祐希(長岡市TA)[Q] 6-4 6-4 ●56バルフ・ジェンギズ(トルコ)[11]

【男子ダブルス決勝】

○9ルオ・チェンシュン/綿貫陽介(台湾/グローバルプロテニスアカデミー)[4] 7-6(6) 6-1 ●19今村昌倫/望月勇希(清風高)[WC]

左から綿貫、ルオ、望月、今村

【女子ダブルス決勝】

●1ダイアナ・ヤストレムスカ/ジェン・ウーシュアン(ウクライナ/中国)[1] 4-6 4-6 ○21荒川晴菜/宮本愛弓(吉田記念テニス研修センター/志津テニスクラブ)

※トップ写真は右が女子ダブルスで優勝した宮本愛弓、荒川晴菜、左が準優勝のジェン・ウーシュアン、ダイアナ・ヤストレムスカ

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