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ロソルとヤノビッチが決勝に進出 [ウィンストンセーラム・オープン]

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 8月17日~23日の日程でアメリカ・ウィンストンセーラムで開催の「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/ハード)。

 金曜日に行われた準決勝で、ルーカシュ・ロソル(チェコ)とジャージー・ヤノビッチ(ポーランド)がそれぞれ勝って、決勝に進んだ。

 第7シードのロソルはルー・イェンシュン(台湾)を7-5 4-6 6-4で、ヤノビッチはサム・クエリー(アメリカ)を4-6 7-5 6-4で倒しての決勝進出だ。

 「ハードコート・シーズンを戦う準備は整っていたからね。練習試合をこなしてきたのがよかったんだと思う」とロソル。彼はこの日の勝利で、次週のランキングでトップ30となるのが確実になっている。「今週の結果はうれしいよ。まだ終わりじゃないけどね」。

 ヤノビッチは「とてつもなくタフな試合だった」とクエリーとの準決勝を振り返る。「自分のベストのテニスができなかった。とにかく最後まで戦ったよ。こういう試合に勝ててうれしいね」。

 クエリーは18本のサービスエースは記録したものの、サービスゲームのコントロールに苦しみ、ファーストサービスでは52%しかポイントが取れていない。また、6本のダブルフォールトも犯しての敗戦だった。(C)AP

Photo:Jerzy Janowicz, of Poland, returns a shot against Sam Querrey during a semifinal at the Winston-Salem Open tennis tournament in Winston-Salem, N.C., Friday, Aug. 22, 2014. (AP Photo/Chuck Burton)


[インカレ] PHOTOアルバム更新

全米オープン開幕前に知っておきたいこと

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 8月25日からアメリカ・ニューヨークで開幕する「全米オープン」(グランドスラム/ハード)。

 大会開幕を前に確認しておきたいことがある。グランドスラムは過去38大会中、36大会でロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、そしてアンディ・マレー(イギリス)の4人の誰かが優勝してきた。

 現在はまた違ってきている。いや、違ってきているといいという希望なのかもしれないが、男子テニス史上でも最高と言えるこの4人のカルテットが、以前よりも戦いやすい存在におそらくなりつつある。

 昨年の全米オープンを制したナダルは、右手首の故障で欠場。フェデラーは33歳で2年以上、グランドスラムのタイトルから遠ざかっており、ウィンブルドンを制したジョコビッチだが、それ以降の勝率は5割にとどまっている。マレーは腰の故障からの復活に手間取っており、出場したあらゆる大会でまだ決勝に進めておらず、ウィンブルドンで優勝したのも1年以上前の話しだ。

 1月に全豪を制したのはスタン・バブリンカ(スイス)だった。彼以外でグランドスラムを制した「4強」以外の選手は、2009年全米を制したフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)だけだ。

 「たぶん、以前よりも少し差は縮まっていると思う。そう多くの選手たちは信じているのが大きい。ラファ(ナダル)やロジャー、ノバクのような相手と戦うときに一番大事なのは、そういう部分なんだ。自分が彼らに勝てると信じること。それが大事なことなんだよ」とジョン・イズナー(アメリカ)は話している。イズナーはアメリカ勢では唯一のシード選手で、全米では第13シードとしての出場となる。

 以下は今年の全米の見どころとして注目しておきたい点だ。

●新人の登場

 新たな初優勝者が生まれるとすれば、2人の選手がその候補に挙げられる。ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)だ。ともに23歳。ウィンブルドンではベスト4に進出している。ただし、ディミトロフはまだ全米オープンでは1度も勝てていない。

 一方のラオニッチは過去2年は4回戦止まりだ。だが、ラオニッチが獲得した6つのタイトルはすべてハードコートでのもので、対戦相手たちの何人かは、彼のサービスが今のテニス界では最高のものだと話す。彼自身も「僕はサービスにすごく自信がある」と話している。「僕をブレークするのがどれだけたいへんなのか自分でもわかっている。だから、問題は僕がどれだけ自分のサービスゲームに気を配れるかというということなんだ」。

●セレナの大きな不安

 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、女子ではほぼ40年ぶりとなる全米3連覇を目指している。しかし、今季のグランドスラムでは4回戦より上には勝ち進めていない。ウィンブルドンでは3回戦で敗れ、ダブルスでは不可解な棄権負けをしている。まともにボールが打てず、4本続けてダブルフォールトを犯しての棄権劇だった。

●故障者続出

 ナダルはこの3年で2度目となる全米欠場となり、世界3位で、今季のグランドスラムを制したリー・ナ(中国)もまた膝の故障で欠場となっている。デルポトロは左手首の故障、トミー・ハース(ドイツ)は右肩を手術したばかりだ。

 出場する選手たちも、様々な故障を抱えている。2度の準優勝の実績を持つビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)も足の故障で欠場期間が長く、また、さらに最近、右膝に故障を抱えてしまった。

●ハードコートでの厳しい戦い

 優勝候補のリストにマリア・シャラポワ(ロシア)をリストアップしないわけにはいかない。5度のグランドスラム優勝の実績を持ち、2006年には全米を制している。
 また、ユージェニー・ブシャール(カナダ)は今季の女子では唯一、すべてのグランドスラムでベスト4以上に進んだ選手だ。
 だが、ウィンブルドンの後の両者はハードコートで目立った活躍ができていない。シャラポワは4勝2敗で勝った4試合中、3試合がフルセットでの勝利。ブシャールは1勝3敗と苦戦が続いている。

●屋根はまだ建設中

 ここ数年は毎年降雨に悩まされているのが全米オープン。最初の段階としてアーサー・アッシュ・スタジアムに開閉式の屋根を建設することが決まっている。およそ1億ドル(約102億円)の予算が必要とされるこの計画は、2016年大会で完成を見る予定だ。屋根を支えるための鋼鉄製の支柱を立てるための工事がこの半年ほどで本格的に進んでおり、現在はコンクリートの土台がつくられている。今年の大会ではそれらは植木やカバーなどで隠されて、外からは見えなくなる予定だ。(C)AP

18度目のグランドスラム制覇を目指すセレナ [全米オープン]

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 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は歴史から逃れるのを止め、それに向かって動き始めた。

 2年前までは、あらゆる記録に関することに耳を貸さなかった彼女だが、全米オープンを前にした今では、オープン化以降では2番目の記録となる18度目のグランドスラム制覇が目標だと声を大にしている。

 「クリス(エバート)とマルチナ(ナブラチロワ)の記録に近づけるように頑張りたいというのは確か」とセレナは話す。

 そして彼女はこう続けている。「でも、そのために1年間戦ってきたわけではないし、まだ達成できてもいないこと。それでこれ以上ストレスを抱え込みたくないわ」とも付け加えている。

 セレナは昨年の全米で17勝目を挙げて以降、足踏みを続けている。2012年半ばにコーチのパトリック・ムラトグルー氏と活動を始めた彼女だが、彼は記録への挑戦をセレナに促した。以来セレナは6つのグランドスラムタイトルを追加し、五輪での金メダルを獲得。2年続けてWTAツアー最終戦を制してきたのが、この16ヵ月の出来事だ。

 しかし、今季のグランドスラムではまだベスト8にも進めていない。ウィンブルドンのダブルスではウイルス性疾患の影響で不可解な敗戦を喫している。

 セレナが最初の目標とするのがエバートの記録で、セレナはさらにシュテフィ・グラフ(ドイツ)の22勝(オープン化以降のグランドスラム最多勝)を目指すことになる。

 エバートが18度目のグランドスラムを制したのは彼女が31歳だったときだ。セレナがその年齢だったのは2013年の全米。シーズンごとにメンタルの維持は困難になっていく。
 「フレッシュな状態でなくなっていくのよ」とエバートは言う。「時にはベッドから出たくなくなる日だって出てくるのよ」。

 現在もセレナは全米オープンの極めて有力な優勝候補。セレナは1968年のオープン化以降ではまだエバートしか存在しない、全米3連覇を目指している

 セレナが第1シードで全米オープンに出場するのは今回が3度目。この少なさは204週間のナンバーワン在位記録を持つ彼女にしては驚くべき数字だが、過去の2回でのセレナはきっちり優勝を果たしている。

 今季のWTAツアーでは最多となる5度の優勝を挙げているのがセレナ。2位以下は3勝止まりだ。過去7度のグランドスラムの内の5度は、セレナが勝てていない大会だったが、その5大会ともに異なった選手たちが制していて、内2人が今年の全米には出場しない。一人は故障欠場のリー・ナ(中国)で、もう一人が引退したマリオン・バルトリ(フランス)だ。

 5度のグランドスラム優勝の実績を持つマリア・シャラポワ(ロシア)にとっては、この空白のような状態はチャンスだが、彼女は6月に2度目の全仏制覇を果たして以降はシャープさを欠いている。

 ウィンブルドンを制したペトラ・クビトバ(チェコ)だが、彼女は全米では毎回苦戦しており、ベスト8に進出したことすらない。2011年にウィンブルドンに優勝して迎えた全米では、1回戦で敗退していた。

 この2年、セレナと決勝を戦ってきたビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は故障のため今季を通じて状態がよくない。

 このような状況は、近年の女子では珍しいことではなく、男子の状況も似た感じになっている。ラファエル・ナダル(スペイン)が手首の故障で出られず、トップ選手たちもらしくないプレーを見せて苦戦が続いている。

 ウィンブルドンを制したノバク・ジョコビッチ(セルビア)はその直後に結婚。「今は感情面がフラットになっている」と最近のハードコートの大会で早期敗退を喫した後に話している。

 「少しスローになっている、と言わないといけないね。早く試合モードに入らないといけないと思う」とジョコビッチ。「ここ5、6週間は今までにない体験が続いていたんだ。結婚式を挙げて、ウィンブルドンで優勝し、ナンバーワンに返り咲いた。これ以上はないという感じだったんだよ。もうお腹いっぱいという感じだったし、これ以上に幸せな状態はないという感じだったんだよ」。

 アンディ・マレー(イギリス)は腰の手術からまだ自分のプレーを取り戻せていない。また、おそらくは33歳のロジャー・フェデラー(スイス)にとってはグランドスラムタイトルを追加する最後で、最高のチャンスとなるだろう。この2年以上17勝で足踏みをしているのが彼の記録で、セレナと数字では並んだままとなっている。(C)AP

Photo:In this photo provided by CBS, Serena Williams talks with host David on the set of the “Late Show with David Letterman,” Thursday, Aug. 21, 2014, in New York. Williams will compete in the U.S. Open which begins on Aug. 25. (AP Photo/CBS, John Paul Filo)

大会6日目、男子シングルス、ダブルス準決勝結果 [インカレ]

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『平成26年度全日本学生テニス選手権大会(男子82回/女子58回)』(予選8月14~16日、本戦8月19~25日/岐阜メモリアルセンター)の6日目は男女シングルスと男女ダブルスの準決勝が行われた。

 本戦にはシングルス96名(予選勝者16名含む)、ダブルス48組(予選勝者8組含む)が出場。シングルスはベスト・オブ・3セットマッチ、ダブルスはファイナルセット10ポイントマッチタイブレークで行われる。


【男子シングルス準決勝】※名前の左に付いている数字はドロー番号、丸数字は学年、[ ]内の数字はコート番号(試合進行によりコートは変更される場合があります)

●13大友優馬③(法政大学)4-6 1-6 ○37岡村一成④(早稲田大学)[センター 第1試合]

○60近藤大基④(慶應義塾大学)7-6(2) 6-4 ●96今井慎太郎③(早稲田大学)[B5 第1試合]

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【男子ダブルス準決勝】※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]内の数字はコート番号(試合進行によりコートは変更される場合があります)

○1古田陸人④/今井慎太郎③(早稲田大学)6-2 6-4 ●13高田航輝③/上杉海斗①(慶應義塾大学)[センター 第2試合]

○25岡村一成④/梶修登③(早稲田大学)6-4 6-3 ●48井上善文丸④/近藤大基④(慶應義塾大学)[B5 第2試合]


大会6日目、女子シングルス、ダブルス準決勝結果 [インカレ]

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『平成26年度全日本学生テニス選手権大会(男子82回/女子58回)』(予選8月14~16日、本戦8月19~25日/岐阜メモリアルセンター)の6日目は男女シングルスと男女ダブルスの準決勝が行われた。

 本戦にはシングルス96名(予選勝者16名含む)、ダブルス48組(予選勝者8組含む)が出場。シングルスはベスト・オブ・3セットマッチ、ダブルスはファイナルセット10ポイントマッチタイブレークで行われる。


【女子シングルス準決勝】※名前の左に付いている数字はドロー番号、丸数字は学年、[ ]内の数字はコート番号(試合進行によりコートは変更される場合があります)

●24久次米夏海③(山梨学院大学)4-6 6-4 3-6 ○25西本恵③(慶應義塾大学)[B1 第1試合]

●72宮地真知香③(早稲田大学)6-0 2-6 2-6 ○96吉冨愛子③(早稲田大学)[B3 第1試合]

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【女子ダブルス準々決勝】※名前の左に付いている数字はドロー番号

●6寺見かりん②/本郷未生③(山梨学院大学)5-7 6-7(4) ○13間中早紀④/吉富愛子③(早稲田大学)[B3 第2試合]

●25藤岡莉子④/村瀬早香①(慶應義塾大学)3-6 4-6 ○48梶谷桜舞③/林恵里奈②(早稲田大学)[B1 第2試合]


タウンゼントについて「アメリカのテニスの未来」とセレナがコメント

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 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が、全米オープンの1回戦で対戦することになったテイラー・タウンゼント(アメリカ)について「アメリカのテニスの未来」とコメントした。

 タウンゼントは18歳。ジュニアでは元世界ナンバーワンだった実績を持ち、今年の全仏オープンでは3回戦に進出している。セレナは土曜日に彼女との関係について「本当にいい友人」と話し、メールのやり取りをよくしているのだと明かしている。

 タウンゼントが全米の本戦に出場するのは今大会が初で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得ての出場だ。彼女のデビュー戦は、これ以上大きなものはないという挑戦になった。相手のセレナはグランドスラムで17度の優勝実績を持つ相手で、試合もアーサー・アッシュ・スタジアムでのものとなるからだ。

 アーサー・アッシュ・スタジアムで、世代の異なるアメリ人選手が戦うことについて、32歳のセレナは「素晴らしく誇りに思うことであり、光栄なことでもあるわ。相手として戦うのはとてもハードなことだけど、私は多くの若いアメリカ人選手たちのお手本となるようにしないといけないと思う」と話している。(C)AP

※写真はウェスタン&サザン・オープンでのテイラー・タウンゼント
Photo:Taylor Townsend returns a volley to Flavia Pennetta, of Italy, at the Western & Southern Open tennis tournament, Wednesday Aug. 13, 2014, in Mason, Ohio. (AP Photo/Tom Uhlman)

クビトバがリバリコバを下して優勝 [コネチカット・オープン]

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 8月17日~23日の日程で、アメリカ・ニューヘブンで開催の「コネチカット・オープン」(プレミア/ハード/71万ドル)。

 土曜日に決勝が行われ、ウィンブルドンを制したばかりのペトラ・クビトバ(チェコ)がマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)を6-4 6-2で下して優勝した。クビトバはこの大会では過去3年で2度目の優勝だ。

 クビトバは世界4位。今大会では2012年にも優勝し、昨年の大会では決勝でシモナ・ハレプ(ルーマニア)に敗れて準優勝。今年の大会では失セットゼロで優勝を果たした。

 クビトバは第1、第2セットともに第6ゲームでリバリコバのサービスゲームを破ってペースを掌握。試合の最後もバックハンドのクロスを決めて、リバリコバのサービスをプレークしての締めくくりだった。

 リバリコバは試合中に右足を気にしている仕草を見せていたが、トレーナーを呼ぶことはなかった。

 リバリコバは68位。これまでWTAツアーでは4度優勝しているが、プレミアレベルでの決勝進出は今大会が初めてだった。(C)AP

Photo:Petra Kvitova, of the Czech Republic, celebrates after defeating Magdalena Rybarikova, of Slovakia, 6-4, 6-2 in the final match of the Connecticut Open tennis tournament in New Haven, Conn., on Saturday, Aug. 23, 2014. (AP Photo/Fred Beckham)

ロソルがヤノビッチを破って今季初優勝 [ウィンストンセーラム・オープン]

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 8月17日~23日の日程でアメリカ・ウィンストンセーラムで開催の「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/ハード)。

 土曜日に行われた決勝で、ルーカシュ・ロソル(チェコ)がジャージー・ヤノビッチ(ポーランド)との接戦を制し、3-6 7-6(3) 7-5で勝って優勝した。

 ロソルは第7シード。ATPツアーでは2度目の優勝で、今季は初タイトルだ。ヤノビッチにとってはツアーで2度目の決勝進出で、決勝を戦うのは2年ぶりだった。

 第1セットでは先にロソルのサービスを2度ブレークしたヤノビッチだったが、第2セットではロソルが3本のブレークポイントをしのいで流れが変わり、タイブレークをモノにして試合をイーブンに戻した。第3セットではヤノビッチが第10ゲームで2度の勝利のチャンスをつかんだが、これもロソルがしのぐと、続くヤノビッチのサービスゲームをブレーク。最後は12本目のサービスエースで試合を終わらせた。(C)AP

Photo:Lukas Rosol, of Czech Republic, reacts after winning a game against Jerzy Janowicz, of Poland, in the championship match of the Winston-Salem Open tennis tournament in Winston-Salem, N.C., Saturday, Aug. 23, 2014. Rosol won 3-6, 7-6 (3), 7-5. (AP Photo/Chuck Burton)

予選がスタート 田中優季、岡田上千晶らが予選決勝へ [セキショウ国際女子オープン]

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 茨城県・筑波北部公園テニスコートで「第28回セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2014」(本戦8月27~31日/賞金総額 2.5万ドル/ハードコート)の予選がスタートした。

 予選初日はシングルス1回戦が行われ、第2シードの田中優季(メディカルラボ)、第4シードの岡田上千晶(エームサービス)らシード勢が順調に予選決勝に駒を進めたが、第7シードの宮﨑優実(ASIA PARTNERSHIP FUND)は敗れた。詳しい結果は以下の通り。

 この大会は今年14大会開催される、国際テニス連盟(ITF)公認の国際大会の第9戦目で、筑波・能登と2大会連続開催される国内ITF2.5万ドルシリーズの第1戦となる。

 8月25日(月)は9時30分から、シングルス予選決勝とダブルス予選が行われる予定。

 

予選第4シードの岡田上千晶(左)とシードを破って勝ち上がった喜島瑞乃(右)


【シングルス予選1回戦】

○ピアンタン・プリプーチ(タイ)[1] 6-2 6-0 ●首藤みなみ(日本大学)[WC]
○ティアン・ラン(中国)[10] 6-2 6-3 ●華谷和生(神戸学院大学TC)

○田中優季(メディカルラボ)[2] 6-1 6-1 ●加藤木彩(水戸啓明高校)[WC]
○久見香奈恵(フリー)[9] 6-2 6-3 ●宮原未穂希(TEAM 自由が丘)

○ヌニダ・ルアンナム(タイ)[3] 6-3 6-3 ●布目千尋(北日本物産)
○岡村恭香(むさしの村ローンテニスクラブ)[15/WC] 6-1 6-2 ●山本みどり(フリー)

○岡田上千晶(エームサービス)[4] 6-4 6-2 ●渡邉廣乃(サントピアテニスクラブ)
○チャン・カイチェン(台湾)[16] 6-7(6) 6-1 6-0 ●福田詩織(自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ)

○シュ・チンウェン(台湾)[5] 7-6(5) 6-1 ●牛島里咲(高崎テニスクラブ)
○越野由梨奈(フリー)[11] 7-5 6-3 ●秋山みなみ(Fテニス)

○リー・ヤーシュエン(台湾)[6] 6-2 6-3 ●山外涼月(橋本総業)
○米村明子(島津製作所)[13] 6-1 6-4 ●伊藤萌夏(日大東北高校)[WC]

○喜島瑞乃(フリー)6-2 7-6(2) ●宮﨑優実(ASIA PARTNERSHIP FUND)[7]
○美濃越舞(YCA)[12] 6-0 6-1 ●スネハ・パダマタ(インド)

○二宮真琴(橋本総業)[8] 6-0 6-2 ●中沢夏帆(藤代高校)[WC]
○タマリーン・タナスガーン(タイ)[14] 6-0 6-2 ●山本ひかり(フリー)

※[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

※トップ写真は予選第2シードの田中優季
写真提供◎関彰商事株式会社

※大会オフィシャルサイトはこちら

男子単決勝は近藤大基(慶應義塾大)対岡村一成(早稲田大)の4年生対決に [インカレ]

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 『平成26年度全日本学生テニス選手権大会(男子82回/女子58回)』(予選8月14~16日、本戦8月19~25日/岐阜メモリアルセンター)の第6日は、男子シングルス、ダブルスともに準決勝が行われ、男子シングルスは第10シードの近藤大基(慶應義塾大4年)と第13シードの岡村一成(早稲田大4年)が決勝進出を決めた。
 
 近藤は第2シードの今井慎太郎(早稲田大3年)を7-6(2) 6-4で退けた。序盤は堅さが目立ったものの、今井のミスにも助けられ、ペースをつかんでいった。第1セットをタイブレークで先取すると、第2セットも接戦をものにしてストレートで決着をつけた。「我慢しないといけないところと思いきりいくところ、そのバランスがよかった」と勝因を語った。
 
 早慶の主力選手であり、同じ高校(湘南工大附高)の先輩と後輩。これまで何度も対戦してきた。「(今井への)戦い方が頭にあって、それを実行した」と近藤。詳細は「秘密です」と苦笑したが、粘り強くラリーを続け、今井を左右に揺さぶり、ミスを誘うことだったろう。狙い通りの展開に持ち込み、近藤が優勝に王手をかけた。
 
 今井は第1セットの序盤で引き離すチャンスが何度もあった。しかし、そこを取りきれず、近藤を立ち直らせてしまった。セットポイントでもチャンスボールをミス。「大事なところで攻めきれなかった」と試合を振り返った。2年連続のベスト4。決勝進出を逃した悔しさより、「自分のテニスができなかった」ことを悔やんだ。
 

敗戦が決まった瞬間の今井
 
 岡村はセンターコートで第9シードの大友優馬(法政大3年)を6-4 6-1で下した。パワーテニスで押してくる相手に対し、岡村は「しぶとく返すことに徹しようと思った」と言う。慌てることなく辛抱強く返し、チャンスがきたら得意のフォアハンドで叩き込む。第1セット、第2セットともに序盤で大友のサービスをブレークし、試合の主導権を握った。
 
 インカレ優勝は一番近い夢だ。1年から順に、ベスト16、ベスト32、ベスト8、そして今年ついに決勝へ進んだ。「4年目にして、やっとここまでこれた」と岡村。もちろん狙うは優勝。「(今大会は)いい勝ち方ができているので、明日も頑張りたい」――卒業後はプロ転向を考えている岡村にとって、明日の決勝は大事な一戦になる。
 

決勝進出を決めた岡村
 
 大友は「完敗でした」と潔く敗戦を認めた。これまでの対戦でつかんでいた弱点を突いていったが、「ほとんど改善されていた」と脱帽。「今までの対戦と違い、なかなかチャンスを与えてくれなかった」と話した。それでも昨年のインカレ室内に続き、このインカレでもベスト4をマーク。「今年のインカレ室内では優勝したい」と力強く語った。
 

ベスト4に終わった大友
 
 明日の決勝は、近藤対岡村の4年生対決になった。「同じ学年だし、全力でぶつかっていい試合をしたい」と岡村が言えば、近藤も「まだ負けたことがない。気合いを入れて明日も勝ちたい」。また、岡村は梶修登(早稲田大3年)と組んだダブルスでも決勝に進んで2冠を狙う。
 

【男子シングルス決勝】※名前の左に付いている数字はドロー番号、丸数字は学年
 
37岡村一成④(早稲田大)vs 60近藤大基④(慶應義塾大)
 
【男子ダブルス決勝】

1古田陸人④/今井慎太郎③(早稲田大)vs 25岡村一成④/梶修登③(早稲田大)
 
※トップ写真は、今井を下して決勝進出を決めた近藤
 




女子単決勝は第2シード吉冨愛子(早稲田大)と第3シードの西本恵(慶應義塾大)が激突 [インカレ]

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 『平成26年度全日本学生テニス選手権大会(男子82回/女子58回)』(予選8月14~16日、本戦8月19~25日/岐阜メモリアルセンター)の第6日は、女子シングルス、ダブルスともに準決勝が行われ、女子シングルスは第2シードの吉冨愛子(早稲田大3年)と第3シードの西本恵(慶應義塾大3年)が決勝へ進んだ。
 
 準決勝は2試合ともファイナルセットに突入した。先に決勝へ進んだのは第2シードの吉冨。チームメイトで同期の宮地真知香(早稲田大3年)を相手に0-6 6-2 6-2の逆転勝利。第1セットは「空回りしてしまった」が、第2セットからは「拾いまくってでも、とにかくポイントを取る」とがむしゃらにボールを追いかけた。
 
 崩れそうで崩れない。そして最後に勝ちきる。これが今大会の吉冨だ。「宮地選手との試合は頭を使わないと勝てない」と独特の表現をしたが、宮地の配球を巧みに読み、拾い、切り返した。ファイナルセットに入って降雨のため、室内コートへ移動となったが、吉冨の集中力は最後まで途切れなかった。
 
 宮地は第1セットを6-0で奪ったことで、少し迷ってしまった。試合後は「それが私の悪い癖です」と反省しきり。次第にリズムと勢いを失い、「粘り強くラリーして頑張ったけど、先に展開されてしまった」と肩を落とした。「サービスもいいし、ボールへの対応力もある。精神的にもしっかりしている」と吉冨のプレーを称えた。
 

「ベストは尽くした」と宮地
 
 もう一方の準決勝、第3シードの西本と第6シードの久次米夏海(山梨学院大3年)の戦いは、序盤から白熱したストローク戦となった。第1セットを西本が6-4で奪えば、第2セットは久次米が6-4で奪い返す。一進一退の攻防はファイナルセットへと突入した。
 
 ファイナルセットに入る前に「もう一度、自分のやるべきことを整理した」と西本。相手はしっかりとラケット面をつくり、どこからでもコースを突いてくる。緩急を使って揺さぶり、攻め急がないことが大事だった。最後は力で押しきり、勝利をたぐり寄せた。
 

フルセットの戦いを制した西本
 
 第2セットを奪い返し、久次米は勢いに乗っていた。ポジションを前にとり、先に角度をつけて展開できていた。そこに無情の雨。室内コートへの移動となったとき、久次米は「嫌だなと思った」と言う。室内コートの戦いは相手が一枚も二枚も上だった。ベスト4に終わったが、「(準決勝に残った)あの3人に勝っていかないと上にはいけない」とリベンジを誓った。
 

久次米(左)は西本に決勝進出を阻まれる
 
 明日の決勝は吉冨対西本、男子と同様に早慶対決となった。インカレでは3年連続の対戦。過去2年は準々決勝で対戦し、一昨年は西本、昨年は吉冨が勝っている。今年はファイナルでの戦いとなるが、接戦が予想される。「気持ちの強いほうが勝つと思う」と西本。「思いきってやるだけ」と吉冨。勝利の女神はどちらに微笑むか。吉冨は間中早紀(早稲田大4年)と組んだダブルスでも決勝に進出。単複2冠を目指す。
 
 
【女子シングルス決勝】※名前の左に付いている数字はドロー番号、丸数字は学年
 
25西本恵③(慶應義塾大)vs 96吉冨愛子③(早稲田大)
 
【女子ダブルス決勝】

13間中早紀④/吉富愛子③(早稲田大)vs 48梶谷桜舞③/林恵里奈②(早稲田大)
 
※トップ写真は、宮地との早稲田対決を制した吉冨
 




シングルスは片山翔、ダブルスは竹島駿朗/菊池玄吾が優勝 [第93回毎日テニス選手権/男子]

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 東京都江東区・有明テニスの森公園テニスコートで開催された「ブリヂストンオープン2014 第93回毎日テニス選手権」(本戦8月18~24日/賞金総額 男子300万円/ハードコート)。トップ2シードの対戦となった男子シングルス決勝は、第2シードの片山翔(イカイ)が第1シードの菊池玄吾(イカイ)を6-7(0) 6-4 6-1で下して優勝を飾った。

 男子ダブルス決勝もトップ2シードの対戦となり、第2シードの竹島駿朗(デプラック)/菊池が第1シードのロンギ正幸(たちかわジュニアテニスアカデミー)/片山を7-5 4-6 [10-6]で倒してタイトルを獲得した。上位の試合結果は以下の通り。


【男子シングルス決勝】

○片山翔(イカイ)[2] 6-7(0) 6-4 6-1 ●菊池玄吾(イカイ)[1]

男子シングルス優勝の片山翔


【男子シングルス準決勝】

○菊池玄吾(イカイ)[1] 6-3 2-6 6-1 ●小山慶大(中央教育研究所)[4]
○片山翔(イカイ)[2] 6-3 6-2 ●ロンギ正幸(たちかわジュニアテニスアカデミー)[3]


【男子シングルス準々決勝】

○菊池玄吾(イカイ)[1] 7-6(2) 6-0 ●中島啓(伊予銀行)[Q]
○小山慶大(中央教育研究所)[4] 6-2 6-1 ●一藤木貴大(たちかわジュニアテニスアカデミー)[7]
○ロンギ正幸(たちかわジュニアテニスアカデミー)[3] 7-6(3) 6-0 ●飯野翔太(伊予銀行)
○片山翔(イカイ)[2] 7-5 6-1 ●松尾友貴(イカイ)[5]


【男子ダブルス決勝】

○竹島駿朗/菊池玄吾(デプラック/イカイ)[2] 7-5 4-6 [10-6] ●ロンギ正幸/片山翔(たちかわジュニアテニスアカデミー/イカイ)[1]

 

写真左が男子ダブルス優勝の竹島駿朗(左)/菊池玄吾、右が準優勝のロンギ正幸(左)/片山翔


【男子ダブルス準決勝】

○ロンギ正幸/片山翔(たちかわジュニアテニスアカデミー/イカイ)[1] 6-2 6-3 ●笹井正樹/野口政勝(フリー/京都東山テニスクラブ)[3]

○竹島駿朗/菊池玄吾(デプラック/イカイ)[2] 6-1 6-2 ●佐藤博康/金城充(JITC/専修大学)[Q]

※[ ]数字はシード順位、Qは予選勝ち上がり

※トップ写真は男子シングルス準優勝の菊池玄吾(左)と片山翔(右)
写真提供◎毎日新聞社

※大会オフィシャルサイトはこちら

秋田史帆が単複2冠を獲得 [第93回毎日テニス選手権/女子]

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 東京都江東区・有明テニスの森公園テニスコートで開催された「ブリヂストンオープン2014 第93回毎日テニス選手権」(本戦8月18~24日/賞金総額 女子200万円/ハードコート)。女子シングルス決勝は、昨年の優勝者で第3シードの秋田史帆(フリー)が第5シードの岡村恭香(むさしの村ローンテニスクラブ)6-1 6-2で下して大会連覇を果たした。

 女子ダブルスはシングルス決勝を戦った秋田と岡村がペアを組み、第3シードで出場して決勝に進出。品田祐希/小沢槙穂(リコー/CSJ)を3-6 6-2 [10-6]で倒してタイトルを獲得した。秋田は単複2冠を達成。上位の試合結果は以下の通り。

女子の単複2冠を達成した秋田史帆


【女子シングルス決勝】

○秋田史帆(フリー)[3] 6-1 6-2 ●岡村恭香(むさしの村ローンテニスクラブ)[5]


【女子シングルス準決勝】

○秋田史帆(フリー)[3] 6-1 6-2 ●木下ミサ(TAI Tennis School)[11]
○岡村恭香(むさしの村ローンテニスクラブ)[5] 6-2 6-4 ●馬場早莉(荏原SSC/Q)[12]


【女子シングルス準々決勝】

○木下ミサ(TAI Tennis School)[11] 6-1 6-3 ●伊藤絵美子(テニスユニバース)[15]
○秋田史帆(フリー)[3] 6-3 6-1 ●山本ひかり(フリー)[6]
○岡村恭香(むさしの村ローンテニスクラブ)[5] 6-4 Ret. ●越野由梨奈(フリー)[4]
○馬場早莉(荏原SSC/Q)[12] 6-1 1-6 6-4 ●小関みちか(VIP・TOPグループ)[2]


【女子ダブルス決勝】

○岡村恭香/秋田史帆(むさしの村ローンテニスクラブ/フリー)[1] 3-6 6-2 [10-6] ●品田祐希/小沢槙穂(リコー/CSJ)

 

写真左が女子ダブルス優勝の岡村恭香(左)/秋田史帆、右が準優勝の品田祐希(左)/小沢槙穂


【女子ダブルス準決勝】

○岡村恭香/秋田史帆(むさしの村ローンテニスクラブ/フリー)[1] 7-6(5) 6-3 ●守屋友里加/馬場早莉(テニスユニバース/荏原SSC)[8]

○品田祐希/小沢槙穂(リコー/CSJ)6-3 6-1 ●福井恵実/難波沙樹子(リコー)[2]

※[ ]数字はシード順位、Qは予選勝ち上がり、Ret.は途中棄権

※トップ写真は女子シングルス準優勝の岡村恭香(左)と優勝の秋田史帆(右)
写真提供◎毎日新聞社

※大会オフィシャルサイトはこちら

好調のフェデラーが全米に向けて抱負を語る [全米オープン]

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 ロジャー・フェデラー(スイス)の微笑みには理由があるのだろうか。

 大会の序盤ではナイトマッチに組まれることがほとんどのフェデラーが、大会の終わりには昼間の試合となる状況にアジャストしていけるのかどうか、というのは、彼にとっては問題ではないようだ。

 「僕らが早くも準決勝や決勝について話すなんて完璧な状況だね」とフェデラーは言う。「去年はそんなことがなかったからね」。

 去年は彼の記録的なキャリアが終わるのかどうか、という疑問の方が激しく交わされていた。ウィンブルドンでは2回戦で敗退し、全米オープンでも傷めていた背中のために苦戦し、シード順位は第7シードだった。

 「去年は自分にもチャンスがあると言い聞かせようとしていたよ」と土曜日にフェデラーは話している。

 「当時は僕がトップ5やトップ10の相手に勝てるかどうかというのをいつも感じていた」とフェデラーは言いながら、「それでも僕はトップ10より下でトップ30前後の相手には、少しばかりマージンを持っている感覚でいた」と続けている。

 フェデラーの言うことは正しい。17度グランドスラムを制した彼は、4回戦で22位のトミー・ロブレド(スペイン)に敗れている。

 「自信があっという間になくなったよ。しっかり動けなくなっていたからね」とフェデラー。「また違う故障をしたんじゃないかと思って怖かったんだ」。

 そして彼はこう続けた。「それは今年ほどには明確で、シンプルなことじゃなかったんだよ」。

 今年の大会のフェデラーはアーサー・アッシュ・スタジアムの観客席に有名人たちが点在するのと同じくらい、ふたたびの躍進が期待されている。

 ウィンブルドンの決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)と手に汗握る5セットマッチを戦ったフェデラー。トロントでも決勝に進出し、シンシナティでは優勝した。今やフェデラーは、右手首の故障で欠場したラファエル・ナダル(スペイン)の2位の座にも迫っている。

 フェデラーにとってはほとんど一方的にやられているナダルがいない今年の大会のドローは、彼には有利にも見える。

 「彼(ナダル)が出ていないということを、僕がチャンスにできるかどうかというのは確かに大きいね」とフェデラーは言う。「倒すのが本当にたいへんな相手が一人いない、というのはたぶん確かなことだろうからね」。

 フェデラーとジョコビッチは決勝まで対戦がない。フェデラーに対して16連敗中(0勝)のダビド・フェレール(スペイン)が準決勝で当たる可能性があるくらいだ。
 
 フェデラーが18度目のグランドスラム優勝を成し遂げるにはおそらく、これ以上のチャンスはないというところだろう。

 月曜日にスタートする全米オープンでは、アンディ・マレー(イギリス)、スタン・バブリンカ(スイス)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、スローン・スティーブンス(アメリカ)がデイセッションを戦う予定になっている。マリア・シャラポワ(ロシア)とジョコビッチはアーサー・アッシュ・スタジアムのナイトセッションに組まれた。

 ウィンブルドンで優勝した直後に結婚式を挙げたジョコビッチが、ふたたび自分のプレーを取り戻し、集中できているかどうかはわからない。

 「とても感情的になっていた期間だったんだ」とジョコビッチは土曜日に話している。「コートにいても気持ちがフラットなままで、闘志を盛り上げることができなかったし、気持ちを完璧に整えられていなかった。でも、それも別に普通のことだと思うんだ。何しろいろいろと初めてのことばかりだったからね、そうだろ?」。
 
 ジョコビッチはほかの選手たちにプライベートとプレーのバランスをどうとっているのかについて、アドバイスを受けたのだとも付け加えている。2度の結婚を経験したコーチのボリス・ベッカーにも、質問をぶつけたのだという。「彼は僕と似たような経験を、僕より1度多く経験している人だからね」とジョコビッチは話している。

 フェデラーがグランドスラムの17勝目を挙げてから2年以上が過ぎている。2013年の終わりには、この数字はこれ以上増えないのではないかと思われていた。

 だが、今季のフェデラーは彼のアイドルだったステファン・エドバーグをコーチに呼んだ。6度グランドスラムを制した経験を持つエドバーグは、フェデラーにもっと前に出る動きをするようにアドバイスした。ポイントをもっと素早く終わらせ、33歳の身体を消耗やケガから防ぐためには、それが必要だという意味だった。ウィンブルドン決勝でのフェデラーは、67度もネットプレーを仕掛けている。

 「別に何か新しい試みというわけではないよ。この数年は誰も彼にそうした方がいいと言わなかっただけだ」とESPNで解説を務めるジョン・マッケンローは話す。「エドバーグはたぶん、今のフェデラーにとってはほかのコーチたちよりもずっと力になっているだろうと思うよ」。

 エドバーグの指導は、フェデラーのパフォーマンスを年間を通じて助けてきた。

 「トロントやシンシナティだけじゃない。(エドバーグと組んだ)最初の週から本当にいいテニスができていたと思う」とフェデラーは言う。「大会に勝つというのがどんな気分になるのかを思い出したよ。どうやったら負けるのかとか、自信を上げていくにはどうすればいいかなんてことは、ほとんど忘れていたね。勝ち出したら何もかもがシンプルに見えてきたんだ」。(C)AP

Photo:Roger Federer, from Switzerland, returns a volley to Gael Monfils, from France, during a match at the Western & Southern Open tennis tournament, Thursday, Aug. 14, 2014, in Mason, Ohio. (AP Photo/David Kohl)

[インカレ] PHOTOアルバム更新

山﨑純平と松村亮太朗がダブルス銅メダル、山﨑は混合複で銀メダルを獲得 [ユースオリンピック]

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 中国・南京で開催された「第2回ユースオリンピックゲームズ テニス競技」(8月17~24日/グレードA/ハードコート)に日本から山﨑純平(むさしの村ローンテニスクラブ)と松村亮太朗(地球環境高校)が出場した。(※女子は出場権を獲得できず不参加)

 少年シングルスでは山﨑が準々決勝で第3シードのKaren KHACHANOV(ロシア)を破るなどしてベスト4に進出。準決勝で敗れた山﨑は銅メダルをかけた3位決定戦を戦ったが、4位に終わった。

 山﨑は松村とのペアで挑んだ少年ダブルスでも準決勝に進出。第2シードのオーランド・ルス/マルセロ・ゾルマン(ブラジル)に敗れたが、3位決定戦でKamil MAJCHRZAK/ヤン・ジェリニスキー(ポーランド)を6-4 0-6 [10-4]で倒して銅メダルを獲得した。

 山﨑と松村はそれぞれ中国人選手と組んで混合ダブルスにも出場。両ペアが1回戦で対戦し、勝ち上がった山﨑組が決勝に進出して銀メダルを獲得した。


【少年シングルス3位決定戦】

●山﨑純平(むさしの村ローンテニスクラブ)[8] 1-6 3-6 ○アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[1]


【少年シングルス準決勝】

●山﨑純平(むさしの村ローンテニスクラブ)[8] 2-6 6-4 2-6 ○オーランド・ルス(ブラジル)[2]


【少年シングルス準々決勝】

○山﨑純平(むさしの村ローンテニスクラブ)[8] 6-3 6-7(6) 6-1 ●Karen KHACHANOV(ロシア)[3]


【少年シングルス2回戦】

○山﨑純平(むさしの村ローンテニスクラブ)[8] 5-7 6-1 6-2 ●ヤン・ジェリニスキー(ポーランド)
●松村亮太朗(地球環境高校)4-6 1-6 ○フランシスコ・バハモンド(アルゼンチン)


【少年シングルス1回戦】

○山﨑純平(むさしの村ローンテニスクラブ)[8] 6-1 6-3 ●Pavle ROGAN(モンテネグロ)
○松村亮太朗(地球環境高校)6-3 6-4 ●マルセロ・ゾルマン(ブラジル)[4]


【少年ダブルス3位決定戦】

○松村亮太朗/山﨑純平(地球環境高校/むさしの村ローンテニスクラブ)6-4 0-6 [10-4] ●Kamil MAJCHRZAK/ヤン・ジェリニスキー(ポーランド)


【少年ダブルス準決勝】

●松村亮太朗/山﨑純平(地球環境高校/むさしの村ローンテニスクラブ)1-6 2-6 ○オーランド・ルス/マルセロ・ゾルマン(ブラジル)[2]


【少年ダブルス準々決勝】

○松村亮太朗/山﨑純平(地球環境高校/むさしの村ローンテニスクラブ)不戦勝 ●フランシスコ・バハモンド/Matias ZUKAS(アルゼンチン)[4]


【少年ダブルス1回戦】

○松村亮太朗/山﨑純平(地球環境高校/むさしの村ローンテニスクラブ)6-3 6-4 ●Petros CHRYSOCHOS/Nino SERDARUSIC(キプロス/クロアチア)


【混合ダブルス決勝】

●イェ・キウユ/山﨑純平(中国/むさしの村ローンテニスクラブ)6-4 3-6 [4-10] ○Jil TEICHMANN/ヤン・ジェリニスキー(スイス/ポーランド)[5]


【混合ダブルス準決勝】

○イェ・キウユ/山﨑純平(中国/むさしの村ローンテニスクラブ)7-6(5) 6-4 ●Fanni STOLLAR/Kamil MAJCHRZAK(ハンガリー/ポーランド)[7]


【混合ダブルス準々決勝】

○イェ・キウユ/山﨑純平(中国/むさしの村ローンテニスクラブ)6-1 3-6 [10-6] ●ルイサ・ステファニ/オーランド・ルス(ブラジル)[8]


【混合ダブルス2回戦】

○イェ・キウユ/山﨑純平(中国/むさしの村ローンテニスクラブ)7-5 4-6 [10-3] ●ダルヤ・カサトキナ/アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[1]


【混合ダブルス1回戦】

○イェ・キウユ/山﨑純平(中国/むさしの村ローンテニスクラブ)6-1 6-7(6) 6-1 ●シュ・シリン/松村亮太朗(中国/地球環境高校)

※[ ]数字はシード順位

※第2回ユースオリンピックゲームズの公式サイトはこちら
※国際テニス連盟(ITF)大会ページはこちら

大会7日目(最終日)、男子シングルス、ダブルス決勝結果 [インカレ]

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『平成26年度全日本学生テニス選手権大会(男子82回/女子58回)』(予選8月14~16日、本戦8月19~25日/岐阜メモリアルセンター)の7日目(最終日)は男女シングルスと男女ダブルスの決勝が行われた。

 本戦にはシングルス96名(予選勝者16名含む)、ダブルス48組(予選勝者8組含む)が出場。シングルスはベスト・オブ・3セットマッチ、ダブルスはファイナルセット10ポイントマッチタイブレークで行われる。


【男子シングルス決勝】※名前の左に付いている数字はドロー番号、丸数字は学年、[ ]内の数字はコート番号(試合進行によりコートは変更される場合があります)
 
●37岡村一成④(早稲田大)2-6 6-7(3) ○60近藤大基④(慶應義塾大)[センター第1試合]
 
--------------------

【男子ダブルス決勝】

○1古田陸人④/今井慎太郎③(早稲田大)0-6 6-1 [10-6] ●25岡村一成④/梶修登③(早稲田大)[センター]

大会7日目(最終日)、女子シングルス、ダブルス決勝結果 [インカレ]

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『平成26年度全日本学生テニス選手権大会(男子82回/女子58回)』(予選8月14~16日、本戦8月19~25日/岐阜メモリアルセンター)の7日目(最終日)は男女シングルスと男女ダブルスの決勝が行われた。

 本戦にはシングルス96名(予選勝者16名含む)、ダブルス48組(予選勝者8組含む)が出場。シングルスはベスト・オブ・3セットマッチ、ダブルスはファイナルセット10ポイントマッチタイブレークで行われる。


【女子シングルス決勝】※名前の左に付いている数字はドロー番号、丸数字は学年、[ ]内の数字はコート番号(試合進行によりコートは変更される場合があります)
 
●25西本恵③(慶應義塾大)3-6 6-3 5-7 ○96吉冨愛子③(早稲田大)[センター第2試合]
 
--------------------

【女子ダブルス決勝】

●13間中早紀④/吉富愛子③(早稲田大)0-6 6-2 [5-10] ○48梶谷桜舞③/林恵里奈②(早稲田大)[A2]
 

【WOWOW】全米オープン初日は無料放送 奈良くるみ、クルム伊達、ダニエル太郎が登場 第1日(8月25日)の放送カード

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全米オープン第1日、WOWOW放送カードは次の通りです。

※初日は無料放送   こちらからも視聴可(PCのみ24:10~)


大会第1日女子シングルス1回戦
8/25(月) 夜11:55~午前7:50
コート13 第1試合 WOWOWプライム
アレクサンドラ・ウォズニアク(カナダ)vs 奈良 くるみ(日本)
解説:神尾 米 実況:吉崎 仁康



大会第1日女子シングルス1回戦
8/25(月)夜11:55~午前7:50
アーサーアッシュ・スタジアム 第2試合 WOWOWプライム 
クルム伊達 公子(日本)vs ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)
解説:神尾 米 実況:吉崎 仁康



大会第1日男子シングルス1回戦
8/25(月)夜11:55~午前7:50
ルイ・アームストロング 第4試合 WOWOWプライム 
ダニエル 太郎(日本)vs ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
解説:岩渕 聡 実況:鍋島 昭茂



大会第1日男子シングルス1回戦
8/26(火)午前7:50~午後3:00
アーサー・アッシュ・スタジアム 第5試合 WOWOWプライム
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)vs ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)
解説:坂本 真一 実況:河路 直樹


大会初日の模様は無料放送(こちらからも視聴可/PCのみ)WOWOWメンバーズオンデマンドでも無料ライブ配信します。

WOWOWメンバーズオンデマンドとは、“いつでも、どこでも”好きなときに、WOWOW加入者は追加料金なしで、インターネット上でWOWOWの番組を視聴できるオンデマンドサービスです。全米オープン初日は、WOWOW未加入の方も無料でご覧いただけます(要オンラインID登録)。


※早終了あり
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。ご了承ください。
※その他、注目のカードを放送予定


Pick up Court Channel <<WOWOWメンバーズオンデマンド>>


~WOWOW 未放送試合を配信~

大会第1日 8月25日(月) 夜11:55<試合開始> ~ 試合終了まで

ピックアップコートチャンネル(A) アーサー・アッシュ・スタジアム
ピックアップコートチャンネル(B) ルイ・アームストロング・スタジアム

WOWOW



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