8月17日~23日の日程で、アメリカ・ニューヘブンで開催の「コネチカット・オープン」(プレミア/ハード/71万ドル)。
月曜日に行われた1回戦で、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がティメア・バシンスキー(スイス)を4-6 6-1 6-2で下し、2回戦に進出した。
この大会では4度の優勝経験があるウォズニアッキはゆっくりしとした出足で、最初の3ゲームを相手に奪われた。そのあと、ウォズニアッキも4-4まで巻き返したが、予選から本戦入りしてきたバシンスキーは続くウォズニアッキのサービスゲームを破ってリードし、最後はドロップショットを決めて第1セットを取った。
「いいスタートを決めさせて、彼女に自信を与えてしまった」とウォズニアッキ。「試合は彼女次第になりつつあったわ。予選を戦ってきたことの有利さもあったのかもしれない。でも、私の調子もよかったから、そこからスタートし直したわ」。
第2セット以降はロングラリーでウォズニアッキが強さを見せ、第3セットの最後の4ゲームはウォズニアッキが連取しての勝利だった。
「試合ごとに自分が強くなっていくのを感じているし、自信もすごくついている。今はメンタル的に素晴らしい状態よ」とウォズニアッキは話している。
また、第3シードのユージェニー・ブシャール(カナダ)はボヤナ・ヨバノフスキー(セルビア)を6-1 6-1、わずか52分で一蹴。一方で、第5シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)はアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)に6-7(2) 3-6で敗れた。
ほかにも第7シードのサラ・エラーニ(イタリア)をガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が6-2 3-6 6-1で破っている。エラーニはここ4試合で3度目の敗退だ。
サマンサ・ストーサー(オーストラリア)は奈良くるみ(安藤証券)を7-6(8) 6-7(10) 6-2で辛くも退けた。第2セットのタイブレークでは3本のマッチポイントを逃し、5度目のマッチポイントをようやくモノにしての勝利だった。
そのほか、予選勝者のペン・シューアイ(中国)はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 6-3、バーボラ・ザーラボバ ストリコバ(チェコ)はベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-4 5-7 6-3で倒し、それぞれ2回戦に進んでいる。
カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)は胃腸の不調で大会を棄権し、彼女に代わってラッキールーザーとして出場を果たしたカロリーヌ・ガルシア(フランス)は予選上がりのイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を7-6(4) 7-6(4)で倒している。
ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のキルステン・フリプケンス(ベルギー)は予選から本戦入りした土居美咲(ミキハウス)を6-3 4-6 6-2で、ノーシードのマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)はシルビア・ソレール エスピノーサ(スペイン)を6-4 6-3でそれぞれ下して2回戦に進んでいる。(C)AP