オーストラリア・クイーンズランド州トゥーンバで開催されたITF(国際テニス連盟)の女子2.5万ドル大会「Hutchinson Builders トゥーンバ国際」(10月12~18日/ハードコート)に第4シードで出場していた江口実沙(北日本物産)が、シングルス決勝で第8シードのスザンヌ・セリック(スウェーデン)を7-6(6) 7-5で倒して今季初優勝を飾った。
昨年の全日本選手権女王である23歳の江口は、昨シーズンの国際大会では2月にバーニー(ITF5万ドル/ハードコート)とポートピリー(ITF1.5万ドル/ハードコート)の2大会でタイトルを獲得。オーストラリアでは3度目の優勝で、通算5勝目を挙げた。
江口は穂積絵莉(エモテント)とのペアで第1シードとしてダブルスにも出場。決勝でベロニカ・コーニング/Jessica WACNIK(アメリカ)を4-6 7-5 [10-5]で下しており、単複2冠を達成した。
◇ ◇ ◇
日本人選手の結果
【シングルス決勝】
○24江口実沙(北日本物産)[4] 7-6(6) 7-5 ●16スザンヌ・セリック(スウェーデン)[8]
【シングルス準決勝】
●1穂積絵莉(エモテント)[1] 3-6 6-2 4-6 ○16スザンヌ・セリック(スウェーデン)[8]
○24江口実沙(北日本物産)[4] 6-3 6-3 ●32シンディ・ブルガー(オランダ)[2]
【シングルス準々決勝】
○1穂積絵莉(エモテント)[1] 7-6(0) 3-6 6-3 ●8ジェシカ・ムーア(オーストラリア)[7]
○24江口実沙(北日本物産)[4] 6-2 6-4 ●17ナテラ・ザラミズ(ロシア)[6]
●25瀬間詠里花(Club MASA)[5] 7-6(6) 1-6 1-6 ○32シンディ・ブルガー(オランダ)[2]
【シングルス2回戦】
○1穂積絵莉(エモテント)[1] 6-4 6-2 ●4ネイクザ・ベインズ(オーストラリア)[Q]
○24江口実沙(北日本物産)[4] 4-6 6-1 6-4 ●21ノッパワン・ラーチーワーカーン(タイ)
○25瀬間詠里花(Club MASA)[5] 3-6 6-4 6-2 ●27オリビア・チャンドラムリア(オーストラリア)[SE]
【シングルス1回戦】
○1穂積絵莉(エモテント)[1] 6-1 6-4 ●2ケイティ・ダン(イギリス)
○24江口実沙(北日本物産)[4] 6-0 6-1 ●23ニーブス・バリック(オーストラリア)[Q]
○25瀬間詠里花(Club MASA)[5] 6-1 6-0 ●26アシュレイ・ケア(オーストラリア)[Q]
●5美濃越舞(YCA)6-7(6) 5-7 ○6ユキ クリスティーナ・チャン(アメリカ)[Q]
●15布目千尋(北日本物産)[Q] 3-6 4-6 ○16スザンヌ・セリック(スウェーデン)[8]
◇ ◇ ◇
【ダブルス決勝】
○1穂積絵莉/江口実沙(エモテント/北日本物産)[1] 4-6 7-5 [10-5] ●10ベロニカ・コーニング/Jessica WACNIK(アメリカ)
【ダブルス準決勝】
○1穂積絵莉/江口実沙(エモテント/北日本物産)[1] 6-3 6-1 ●8アリソン・ベイ/サリー・ピアース(オーストラリア)
【ダブルス準々決勝】
○1穂積絵莉/江口実沙(エモテント/北日本物産)[1] 6-4 1-0 Ret. ●3ダルマ・ガルフィ/プリスキラ・ホン(ハンガリー/オーストラリア)
●5瀬間詠里花/瀬間友里加(Club MASA)[3] 6-4 2-6 [6-10] ○8アリソン・ベイ/サリー・ピアース(オーストラリア)
【ダブルス1回戦】
○1穂積絵莉/江口実沙(エモテント/北日本物産)[1] 6-2 7-5 ●2アビー・マイヤーズ/Karolina WLODARCZAK(オーストラリア)
○5瀬間詠里花/瀬間友里加(Club MASA)[3] 7-6(4) 6-3 ●6アラナ・パーナビー/Angelique SVINOS(オーストラリア)[Q]
※[ ]数字はシード順位、Qは予選勝ち上がり、SEはスペシャル・イグザンプト、Ret.は途中棄権、名前の左に付いている数字はドロー番号
※写真は東レPPO予選での江口実沙