中国・香港で開催されている「香港テニス・オープン」(WTAインターナショナル/10月12~18日/賞金総額25万ドル/ハードコート)。
金曜日に行われた準々決勝で、第3シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がアリゼ・コルネ(フランス)を6-1 6-1で下してベスト4に進み、WTAツアー最終戦出場までまた近づいた。
ビーナスは先月の武漢の大会で優勝を果たしている。
準決勝でビーナスと対戦するのはエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)。ヤンコビッチはダリア・ガブリロワ(ロシア)を6-1 6-1で下しての勝ち上がりとなっている。
「この試合に勝つということだけを考えているのではない」とビーナス。「この大会での私の目標は、優勝するということ」。
アンジェリック・ケルバー(ドイツ)とサマンサ・ストーサー(オーストラリア)もそれぞれ勝ち進んでおり、準決勝ではこの2人の対戦となる。
ストーサーはヘザー・ワトソン(イギリス)を4-6 6-3 6-0で、ケルバーはカロリーヌ・ガルシア(フランス)を7-5 6-3で破ってのベスト4進出だ。
「第1セットでは自分のやり方を見失っていて、フルセットにしてしまったけれど、別にそれ自体は問題ではない」と2011年の全米オープンを制した経験を持つストーサーは話している。「出だしが素晴らしい出来でなかったとしても、それは問題ではない。どうやって締めくくったかが問題なのよ」。(C)AP
※写真は北京の大会でのビーナス
Photo: BEIJING, CHINA - OCTOBER 06: Venus Williams of the USA leaves the court after losing her match against Ana Ivanovic of Serbia during day 4 of the 2015 China Open at the National Tennis Centre on October 6, 2015 in Beijing, China. (Photo by Chris Hyde/Getty Images)