スウェーデン・バスタッドで開催されている「コレクター スウェーディッシュ・オープン」（7月13～19日/WTAインターナショナル／クレーコート／25万ドル）。
木曜日は2回戦だったが、先のウィンブルドンで優勝したばかりのセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）が、右肘の故障で2回戦を棄権した。
セレナは水曜日に行われた1回戦の最初のゲームで肘に痛みを覚えたと話している。
「肘に少し痛みがある。試合でも少し痛かった」とセレナは話し、「しかし、今朝の練習のときには激痛になっていて、サービスも打てない状況だった」と続けている。
セレナは2013年大会では優勝したこともあるのがこの大会だが、自分の身体のことを最優先させたいとのことで、棄権は正しい決断だと思うとも話している。とはいえ、「本当に、本当に難しい決断だった」と彼女はコメントしている。
セレナは観客たちの前に登場して自らの棄権について釈明し、またこの大会に戻ってくるのが楽しみだと話していた。
「バスタッドではいつも楽しませてもらっている。ここの大会の私のファンの皆さんは本当に素晴らしいし、皆さんのことが大好きです」とセレナが話すと、観客たちからは拍手が送られていた。
故障の程度については明らかにされておらず、どの程度の期間ツアーを離れるのかもまだ不明だ。
大会のスポークスマンのマーカス・デュナー氏は、「ナンバーワンの選手がプレーを続けられないのはとても残念です」と話している。(C)AP
※写真はウィンブルドンでのセレナ・ウイリアムズ
Photo: LONDON, ENGLAND - JULY 11: Serena Williams of the United States reacts in the Final Of The Ladies' Singles against Garbine Muguruza of Spain during day twelve of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 11, 2015 in London, England. (Photo by Julian Finney/Getty Images)