4月18日からの週末に各地で開催された 「フェドカップ・ワールドグループ・プレーオフ」。ポーランド対スイスは、ポーランドのホーム開催で、インドア・ハードコートで実施された。
2007年以来のシングルス公式戦出場で注目されていたスイスのマルチナ・ヒンギス。シングルスでは2敗を喫したが、スイスはポーランドを3勝2敗で破り、プレーオフを突破した。
スイスは最後のダブルスにティメア・バシンスキーとビクトリア・ゴルビッチを起用。ポーランドのアグネツカ・ラドバンスカとアリシア・ロソルスカを2-6 6-4 9-7、2時間半以上のロングマッチを制してスイスの勝利を決めた。
ヒンギスはダブルスにも出場する予定だったが、ユルスラ・ラドバンスカの試合の序盤で左脚を傷めたため、ゴルビッチに変更となった。
日曜日の試合ではユルスラ・ラドバンスカが4-6 7-5 6-1でヒンギスを破り、バシンスキーがアグネツカ・ラドバンスカを6-1 6-1で破っていた。
ヒンギスは34歳。フェド杯の出場は17年ぶりだった。
2007年に二度目の引退をしたあとのヒンギスは、シングルスではエキシビションマッチにしか出ていなかったが、ダブルスとミックスダブルスの公式戦ではいくつかのタイトルを獲得している。(C)AP
※ポーランドから3勝を挙げたスイスのバシンスキー（写真はインディアンウェルズでのもの）
Photo:INDIAN WELLS, CA - MARCH 18: Timea Bacsinszky of Switzerland waves in her match against Serena Williams of USA during day ten of the BNP Paribas Open tennis at the Indian Wells Tennis Garden on March 18, 2015 in Indian Wells, California. (Photo by Julian Finney/Getty Images)