4月5日からの週末に各地で開催されている男子の国別対抗戦のデ杯ワールドグループの準々決勝、チェコ対カザフスタン戦は、カザフスタンのホームで開催されているが、前年優勝のチェコが初日に2勝と王手をかけた。
チェコのシングルスには、ヤン・ハジェクとルーカス・ロソルの二人が登場し、ハジェクがミカエル・ククシュキンを6-3 6-2 6-4で、ロソルはアンドレイ・ゴルベフを4-6 6-4 6-2 7-6 (6)で倒した。
チェコはエースのトマーシュ・ベルディヒを肩の故障で欠き、さらにナンバー2のラデク・ステパネクが1月に頸部の手術をしたばかりで初日のシングルスでは温存されたため、いままでは控えに甘んじてきた二人がシングルスに起用された。ステパネクは2日目のダブルスには出場する予定で、結果次第では日曜日のリバースシングルスでの登場も期待されている。
チェコは昨年の決勝では強敵のスペインを破って、チェコスロバキアの分離独立後初の世界一となったばかり。カザフスタンは初のベスト4進出を目指している。(C)AP
Photo:Lukas Rosol of Czech Republic returns to Kazakhstan's Andrey Golubev during a Davis Cup quaterfinal match between Kazakhstan and Czech Republic in Astana, Kazakhstan, Friday, April 5, 2013. Jan Hajek and Lukas Rosol both won their opening singles matches Friday to give the defending champion Czech Republic a 2-0 lead over Kazakhstan in their Davis Cup quarterfinal. (AP Photo/Alexei Filippov)