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奈良くるみが元女王ビーナスから大金星 [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・インディアンウェルズで行われている「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月9~20日/賞金総額613万4605ドル/ハードコート)は本戦3日目、トップハーフの2回戦が行われた。4人いた日本勢の中で唯一、2回戦に駒を進めた奈良くるみ(安藤証券)が、第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に6-4 6-3で勝利。グランドスラム優勝7回の元女王に対し、3度目の挑戦で金星を挙げた。

   ◇   ◇   ◇

 身長差30cmの戦いを制したのは、トップ100の中でもっとも小さい155cmの奈良だった。圧倒的なリーチの差。しかし、強い風が吹くコンディションの中、奈良は自分に有利になると考えていたという。
「あれだけ長い手足だと、(風によるボールの変化に)アジャストさせるのが難しいと思うので」

 実際にビーナスは、「風の中でサービスを打つのが難しかった。彼女ほど風にうまく対処できなかった」と言い、武器であるファーストサービスの確率が59%に止まった上、そのファーストサービスからのポイント獲得率も51%と振るわなかった。奈良はまずビーナスのセカンドサービスでプレッシャーをかけ、結果的に「入れにくるようなファーストサービス」を打たせてチャンスをつくった。それがビーナスのサービスに関する数字に表れている。

 「(奈良は)とてもいいプレーをした。たくさんウィナーを打つわけじゃないけど、ミスをしないし、安定したボールをあっちこっちに散らしてきた」
 35歳になったビーナスはこれが今大会初戦であり、奈良は予選から数えて4試合目。その勢いもアドバンテージになっただろう。

 第1セット、両者キープで迎えた第7ゲーム、15-15で夕立のため約35分の中断があり、再開後すぐにサービスブレークを許した奈良。しかしすぐさまブレークバックすると、さらに2ゲームを連取して6-4でセットを奪った。

 15年前にここで起こった〈ウイリアムズ一家ブーイング事件〉以来、出場をボイコットし続けた元女王の大会復帰戦は、一足早く復帰した昨年のセレナほどの注目度ではなかったものの、特別な意味を持った試合だった。

 「あんなにアウェーの中でやったのは初めて」
 それでも奈良は引かず、第2セットはブレーク合戦。精彩を欠くビーナスに対し、一歩リードしてもなかなか突き放せなかったが、5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチ、2本目のマッチポイントでフォアの逆クロスへのウィナーで仕留めた。

 35歳になった元女王に全盛期の力がないのは否定できない。とはいえ昨年秋にはプレミア大会の武漢で優勝。世界ランキング12位というのは、奈良がこれまで勝った相手の中では最高タイとなる。一昨年の秋に北京で勝ったサラ・エラーニがやはり12位だったが、〈ビーナス・ウイリアムズ〉という名前の大きさは現在のランキングでは測れない。ビーナスがウィンブルドンでグランドスラム初優勝を果たしたのが2000年、初めて世界1位になったのが2002年。この頃、奈良は「天才少女」と呼ばれる小学生だった。

 テレビで見ていた大スターからの金星。英語の会見では「雨でお客さんが大勢帰ってしまったのがよかった」と言って笑わせたが、これで終わりではないから喜びは控えめだ。3回戦も相手は格上。世界37位のバーボラ・ストリコバ(チェコ)に挑む。

テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)

本戦がスタート、男子シングルス1回戦が終了 [H28東海学生新進戦]

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 「平成28年度 第66回 東海学生新進テニス選手権大会」(愛知県・名古屋大学テニスコート/本戦3月12~18日)の本戦が始まり、初日は男子シングルス1回戦が行われた。

 東海学生新進テニス選手権大会は、男子シングルス48ドロー、女子シングルス24ドロー、男子ダブルス24ドロー、女子ダブルス12ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、LLはラッキールーザー

◇   ◇   ◇

【男子シングルス1回戦】

○3山口生倖(東海学園)6-2 6-4 ●2七野優祐(中京大)

○4柴田真孝(中京大)6-3 6-0 ●5宇根元大河(東海学園)

○8木下泰地(中京大)7-5 6-3 ●9櫻井友津己(中京大)

○10小倉祐樹(中京大)6-3 6-2 ●11千葉悠貴(東海学園)

○15加藤彰浩(愛院大)6-4 7-5 ●14高平将磨(中京大)

○17真野瑞生(東海学園)6-4 7-5 ●16友寄慎之介(朝日大)

○21下城宏太(岐大)5-7 6-3 6-2 ●20中山遼太(三重大)

○23田嶌良介(愛大)6-3 6-2 ●22小森大輝(愛院大)

○27中里賢吾(名城大)6-1 6-3 ●26岡本侑也(東海学園)

○28河元優弥(愛院大)6-1 4-6 6-1 ●29鵜野健士郎(南山大)

○32三品湧作(中京大)6-3 6-0 ●33亀井竣介(名城大)

○35伊藤聖大(愛院大)6-2 6-0 ●34水野嵐丸(名城大)

○39神谷一臣(愛院大)6-1 6-2 ●38光行智司(名大)[LL]

○41横山惠亮(中京大)6-4 3-6 6-4 ●40山崎龍之介(中京大)

○44大塚康平(中京大)7-6(7) 7-5 ●45土屋史樹(中京大)

○46藤守諒真(愛院大)6-1 6-4 ●47水谷圭佑(中部大)

井藤祐一、長尾克己、今井慎太郎ら8人が予選突破 [F2早稲田フューチャーズ]

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 「三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント」(東京・早稲田大学東伏見三神記念テニスコート/本戦3月14~20日/賞金総額1万ドル/ハードコート)の予選2日目は、シングルス予選決勝の8試合が行われた。

 日本勢は第6シードの井藤祐一(ライフ・エヌ・ピー)、第7シードの長尾克己(エキスパートパワーシズオカ)、第9シードの今井慎太郎(早稲田大学)、第12シードの綿貫敬介(明治安田生命)、鈴木昂(SARI)、岸僚太(自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ)、高橋悠介(荏原湘南スポーツセンター)の7人が本戦入りを決めた。

 3月14日(月)から本戦がスタートする。初日は10時00分から、シングルス1回戦3試合と、ダブルス1回戦4試合が予定されている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

◇   ◇   ◇

【シングルス予選決勝】

○2岸僚太(自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ)7-6(5) 7-5 ●3小倉孝介(早稲田大学)[WC]

○8今井慎太郎(早稲田大学)[9] 6-1 6-0 ●5奥大賢(エキスパートパワーシズオカ)[2]

○11鈴木昂(SARI)6-3 6-4 ●10Wishaya TRONGCHAROENCHAIKUL(タイ)

○13チュン・ユンソン(韓国)[4] 7-6(4) 6-2 ●15ウー・トゥンリン(台湾)

○20綿貫敬介(明治安田生命)[12] 6-0 6-4 ●18ワン・アオラン(中国)

○21井藤祐一(ライフ・エヌ・ピー)[6] 6-3 6-2 ●23髙村佑樹(東京学館浦安高校)[WC]

○25長尾克己(エキスパートパワーシズオカ)[7] 6-3 5-7 6-4 ●28小野田賢(柳生園T.C)[13]

○31高橋悠介(荏原湘南スポーツセンター)6-1 6-3 ●30竹島駿朗(Team REC)

フランスの元大臣に対してレアル・マドリードが抗議、ジダン監督は「気分が悪くなった」と不快感を示す

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 サッカー・スペインリーグの名門のレアル・マドリードが、フランスの元大臣がラファエル・ナダル(スペイン)に対して投げかけたドーピング疑惑について、ナダル擁護の姿勢を打ち出している。

 レアル・マドリーは「総合的なサポート」と称し、14度グランドスラムを制したナダルに対してフランスの健康・スポーツ省の元大臣であるロゼリン・バシェロ氏が土曜日に発言した内容について「不当で耐え難い」と抗議した。

 バシェロ氏は木曜日にフランスのテレビに出演した際、ナダルが2012年に7ヵ月間ツアーを離れていたのは、「十中八九、ドーピング違反によるものだ」とコメントしていた。

 ナダルはレアル・マドリードの有名なファンで、「名誉会員」でもある。

 レアル・マドリードの監督を務めるジネディーヌ・ジダンは、ナダルを擁護する立場を打ち出している。

 「あの発言には気分が悪くなった」とかつてのフランスサッカー界の英雄でもあったジダンは言う。「スポーツが好きな人なら、誰もがナダルのことが好きだ。もし、あなたがフランス人であれ、アメリカ人であれ、彼はスペクタクルな人物だと思うはずだ」。

 スペインの五輪委員でナショナルチームの監督でもあるビセンテ・デル ボスケとFCバルセロナのルイス・エンリケ監督もまた、ナダルは何も間違ったことはしていないとナダルを擁護している。(C)AP

全豪覇者のケルバーが初戦敗退など、波乱のボトムハーフ [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・インディアンウェルズで2週にわたって開催されている「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月9~20日/賞金総額613万4605ドル/ハードコート)。

 先の全豪オープンを制したアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が土曜日に初戦の2回戦を戦ったが敗れた。また、そのほか2名の上位シードの選手も初戦敗退を喫した。

 第2シードのケルバーはダニサ・アレルトバ(チェコ)に5-7 5-7で敗退。また、第4シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が5-7 1-6でクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)に敗れたほか、第6シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)は右足首の故障で棄権している。

 ケルバーは全豪オープンでは決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を破って優勝していた。だが、この日のアレルトバ戦では第2セットで4-2とリードしたものの5-6と逆転され、ダブルフォールトで相手にマッチポイントを与えたあと、最後はフォアハンドがロングとなってストレート負けを喫した。

 「自分のリズムを見つけて、自分のテニスをしようとしていたが、今日は私の日ではなかったということ」とケルバー。彼女はグランドスラムで初優勝を果たしたことに慣れるためには、まだもう少し時間が必要だと話している。「数ヵ月前と比べると感じるプレッシャーは別物。私にとっては完全に新たな事態なの。でも、できるだけ前のようにしたいと思っている。この経験から学び、この試合から学び、来週以降はよりよくしていきたいと思う」。

 第7シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のローレン・デービス(アメリカ)に6-3 3-6 6-3で辛くも勝利して3回戦に進んだ。また、第9シードのロベルタ・ビンチ(イタリア)はマルガリータ・ガスパリアン(ロシア)を6-3 6-7(7) 7-6(5)で下している。

 第1シードのセレナはこの日は試合がなく、日曜日にユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦する。

 セレナのトップハーフは、第3シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)と準決勝で、第5シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)とは準々決勝で当たるドローだ。一方、ボトムハーフには第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、ベンチッチ、ビンチが勝ち残った形になった。

 ムグルッサは昨年のウィンブルドンでは決勝に進出し、3位で昨シーズンを終えていた。だが、今季の序盤は苦戦しており、数日前にはよりよい形での練習が必要だと話していた。この土曜日の試合ではマクヘイルに対して数十本のミスを重ね、今季の苦戦の理由を感じさせている。マクヘイルは2012年に単核症を発症する以前には、24位を記録したこともある選手だが、現在は62位と低迷している。

 「今日のクリスティーナのプレーはとてもよかったと思う」とムグルッサ。「第1セットはよりタフで、難しいものだった。彼女のプレーがとてもよくて第1セットは取られてしまった。第2セットでは私のエネルギーが少しダウンして、彼女はそれを生かす形で試合を自分のものにしていったわ」。

「第2セットで0-3とされたときには自分の本当にやりたいプレーができず、明らかにイライラしていたと思う」とムグルッサは話している。(C)AP

デル ポトロは2回戦でベルディヒに敗退 [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月12~22日/賞金総額 538万1235ドル/ハードコート)。

 土曜日に行われた2回戦で、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)がマルセル・グラノイェルス(スペイン)を6-4 7-6(3)で下して3回戦に進んだ。

 そのほか、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)はイリヤ・マーチェンコ(ウクライナ)にブレークポイントを与えず6-3 6-2で下し、第6シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)、第8シードのリシャール・ガスケ(フランス)、第12シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第13シードのガエル・モンフィス(フランス)がそれぞれストレートで勝利して3回戦に進んでいる。

 ベルディヒはフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を7-6(4) 6-2で、ガスケはニコラ・マウ(フランス)を6-4 6-1で、ラオニッチはイニーゴ・セルバンテス(スペイン)を6-1 6-3で、モンフィスはパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を7-5 7-6(1)でそれぞれ下しての勝利だった。

 唯一の意外な敗退は、第24シードのニック・キリオス(オーストラリア)がアルベルト・ラモス ビノラスに6-7(4) 5-7で敗れた試合だろう。(C)AP

菊池玄吾は初タイトル獲得ならず、ダブルスは吉備雄也/松井俊英が優勝 [F1亜細亜大学国際オープン]

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 「亜細亜大学国際オープン」(東京・亜細亜大学日の出キャンパス/本戦3月8~13日/賞金総額1万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、単複の決勝が行われた。

 シングルス決勝に勝ち残ったのはともに24歳のハン・リャンチー(台湾)と菊池玄吾(Team REC)。第2シードのハンが予選から勝ち上がってきた菊池を7-5 7-5で倒して今季初優勝、フューチャーズ大会通算13勝目を飾った。試合時間は1時間46分。

 昨シーズンのハンはフューチャーズ大会で4勝を挙げ、7月には世界ランク自己最高の223位をマーク。前週にはデビスカップ(アジア・オセアニア・グループ2部/台湾・高雄/ハードコート)の台湾代表としてマレーシアから単複で3勝を挙げる活躍で、チームを勝利に導いていた。

 準優勝の菊地はシングルスでは昨年5月のグアム(ITF1万ドル/ハードコート)に続いて2度目の決勝を戦ったが、初タイトルには手が届かなかった。

 トップ2シードの対戦となったダブルス決勝は、第2シードの吉備雄也(ノア・インドアステージ)/松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)が第1シードのハン/ベン・マクラクラン(ニュージーランド)を6-3 6-1で下して大会を制し、ハンの単複2冠を阻止した。

 吉備は昨年の大会では仁木拓人(三菱電機)とのペアで優勝を飾っており、2年連続のダブルス制覇。松井は2013年に続いて2度目のタイトル獲得となった。

◇   ◇   ◇

【シングルス決勝】

○32ハン・リャンチー(台湾)[2] 7-5 7-5 ●5菊池玄吾(Team REC)[Q]

--------------------

【ダブルス決勝】

○16吉備雄也/松井俊英(ノア・インドアステージ/ASIA PARTNERSHIP FUND)[2] 6-3 6-1 ●1ハン・リャンチー/ベン・マクラクラン(台湾/ニュージーランド)[1]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝ち上がり

ファイナリストが出揃う [H27九州学生新進戦]

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 「九州学生新進テニストーナメント」(福岡県・春日公園テニスコート/本戦3月8~13日)の本戦6日目は男女単複の準決勝などが行われ、各種目のファイナリストが出揃った。

 九州学生新進テニストーナメントは、男子シングルス64ドロー、女子シングルス32ドロー、男子ダブルス32ドロー、女子ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

◇   ◇   ◇

【男子シングルス準決勝】

○1上杉旬生(福岡大学1年)[1] 4-6 6-3 6-3 ●17山崎晃平(福岡大学1年)[4]

○48林大地(鹿屋体育大学1年)[3] 6-3 1-6 6-4 ●64森脇亮太(鹿屋体育大学1年)[2]

◇   ◇   ◇

【女子シングルス準決勝】

○16渡邉夕貴(福岡大学3年)[5] 6-2 3-6 6-3 ●6長嵜晴香(鹿屋体育大学2年)

○32大西亜里沙(福岡大学3年)[2] 6-1 3-6 6-3 ●17橋川紗也子(西南学院大学1年)[6]

◇   ◇   ◇

【男子ダブルス準決勝】

○8北村翔平/林大地(鹿屋体育大学2年/1年)[5] 6-1 6-2 ●9森脇亮太/岩永信哉(鹿屋体育大学1年/1年)[4]

○17賀川拓也/上杉旬生(福岡大学2年/1年)[7] 7-5 6-3 ●32出水遼磨/二子石哲也(西南学院大学1年/熊本大学3年)[2]

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【男子ダブルス準々決勝】

○32出水遼磨/二子石哲也(西南学院大学1年/熊本大学3年)[2] 6-4 6-1 ●26上甲修平/材木力(熊本大学2年/久留米大学/2年)

◇   ◇   ◇

【女子ダブルス準決勝】

○5橋川紗也子/吉田ひかり(西南学院大学1年/1年)[3] 6-2 7-6(5) ●1五反田萌里/長嵜晴香(鹿屋体育大学2年/2年)[1]

○16前田彩華/平原美咲(鹿屋体育大学3年/1年)[2] 6-4 6-3 ●9田中美里/中嶌瑞希(西南女学院大学3年/2年)


[H28東海学生新進戦] 本戦2日目の試合結果

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 「平成28年度 第66回 東海学生新進テニス選手権大会」(愛知県・名古屋大学テニスコート/本戦3月12~18日)の本戦2日目は、女子シングルスと男子ダブルスの1回戦が行われた。

 東海学生新進テニス選手権大会は、男子シングルス48ドロー、女子シングルス24ドロー、男子ダブルス24ドロー、女子ダブルス12ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号

◇   ◇   ◇

【女子シングルス1回戦】

3田中さくら(岐阜聖徳)vs 4川上友莉子(名学大)

○5藤本愛己(名学大)6-2 2-6 6-1 ●6尾島希(愛院大)

○12武澤優(名大)6-1 6-1 ●11森友紀(中京大)

○14上嶋美保(朝日大)6-3 6-4 ●13飯田萌子(名市大)

○19山田有莉(東院大)6-2 6-1 ●20中川あかね(日福大)

○21黒田佳奈(椙山大)6-0 6-0 ●22小森真子(南山大)

○27下位悠実(静県大)6-4 6-7(4) 6-0 ●28山崎加恋(愛知淑徳)

○30高橋茉由(愛知淑徳)6-3 6-0 ●29呉山菜梨(名市大)

◇   ◇   ◇

【男子ダブルス1回戦】

○2中里賢吾/水野嵐丸(名城大)7-5 6-3 ●3加藤瑠惟/中山孝一(東海学園)

○4中山遼太/亀井竣介(三重大/名城大)6-3 6-4 ●5河合勇之介/澤口智哉(名学大/南山大)

○8山崎龍之介/大塚康平(中京大)7-5 6-3 ●9水谷圭佑/村瀬順也(中部大)

○11友寄慎之介/二口圭一郎(朝日大)6-1 6-4 ●10真野瑞生/紋谷朋樹(東海学園)

○15大西航介/加藤将文(南山大)6-2 6-3 ●14神谷一臣/小森大輝(愛院大)

○16土屋史樹/櫻井友津己(中京大)6-2 6-4 ●17田嶌良介/橋詰大輝(愛大)

○21池原宥飛/河元優弥(愛院大)6-2 6-2 ●20光行智司/大長俊貴(名大)

22紅谷裕太郎/三品湧作(中京大)vs 23浅野晴秋/松岡優輝(三重大)

錦織がククシュキンとの今季3度目の対戦を制して3回戦へ [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月12~22日/賞金総額538万1235ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードの錦織圭(日清食品)がミカエル・ククシュキン(カザフスタン)を6-3 6-3で倒して、4年連続で3回戦進出を決めた。試合時間は1時間10分。

 錦織とククシュキンは今季3度目の対戦で、すべて錦織の勝利。1月のブリスベン(ATP250/ハードコート)と2月のメンフィス(ATP250/室内ハードコート)で対戦し、いずれも錦織がストレートセットで勝っていた。通算では錦織の7戦全勝となっている。

 錦織は今大会には6年連続8度目の出場で、昨年までの本戦での戦績は4勝7敗。昨年は自己最高の4回戦に進出したが、第12シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)に4-6 6-7(2)で敗れている。

 錦織は3回戦で、第30シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)とジョン・ミルマン(オーストラリア)の勝者と対戦する。

奈良くるみは3回戦でストリコバにフルセットで敗退 [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月9~20日/賞金総額613万4605ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、予選から勝ち上がった奈良くるみ(安藤証券)はバーボラ・ストリコバ(チェコ)に6-3 1-6 2-6で敗れた。試合時間は2時間14分。

 奈良は今大会には3年連続の出場。2回戦では第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を6-4 6-3で破る金星を挙げ、自己最高の3回戦進出を果たしていた。ストリコバとは今回が初対戦だった。

 ストリコバは4回戦で、第5シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と第30シードのエカテリーナ・マカロワ(ロシア)の勝者と対戦する。

本戦がスタート、竹内研人、片山翔、今井慎太郎が2回戦へ [F2早稲田フューチャーズ]

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 「三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント」(東京・早稲田大学東伏見三神記念テニスコート/本戦3月14~20日/賞金総額1万ドル/ハードコート)の本戦が始まり、初日はシングルス1回戦3試合とダブルス1回戦4試合が行われた。

 シングルスは第4シードの竹内研人(北日本物産)、片山翔(伊予銀行)、予選勝者の今井慎太郎(早稲田大学)の3人が2回戦に駒を進めた。

 ダブルスでは吉備雄也(ノア・インドアステージ)/関口周一(Team REC)、岡村一成(クロスカンパニー)/竹内、大西賢(ノア・インドアステージ)/田沼諒太(ワールド航空サービス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)の河野優平/松崎勇太郎(ともに早稲田大学)の4組が初戦を勝ち上がっている。

 3月15日(火)は10時00分から、シングルス1回戦13試合とダブルス1回戦4試合が予定されている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝ち上がり、Altは繰り上がり出場、Ret.は途中棄権

◇   ◇   ◇

【シングルス1回戦】

○9竹内研人(北日本物産)[4] 2-6 7-5 Ret. ●10小ノ澤新(イカイ)

○11今井慎太郎(早稲田大学)[Q] 6-3 6-0 ●12鈴木昂(SARI)[Q]

○14片山翔(伊予銀行)6-2 6-4 ●13オーヤン・ボーエン(中国)

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【ダブルス1回戦】

○2大西賢/田沼諒太(ノア・インドアステージ/ワールド航空サービス)[Alt] 6-3 6-4 ●1小林雅哉/島袋将(グリーンテニスプラザ/四日市工業高校)[Alt]

○3岡村一成/竹内研人(クロスカンパニー/北日本物産)6-4 6-4 ●4守谷総一郎/越智真(MTSテニスアリーナ三鷹/江崎グリコ)

○6吉備雄也/関口周一(ノア・インドアステージ/Team REC)7-6(5) 6-7(4) [10-1] ●5井藤祐一/片山翔(ライフ・エヌ・ピー/伊予銀行)[4]

○7河野優平/松崎勇太郎(早稲田大学)[WC] 5-7 6-3 [10-5] ●8キム・ヨンソク/綿貫敬介(韓国/明治安田生命)

「とにかく自分のリズムをつかもうと思っていた」セレナがプティンセバを下して4回戦に進出 [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・インディアンウェルズで2週にわたって開催されている「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月9~20日/賞金総額613万4605ドル/ハードコート)。

 日曜日に行われた3回戦で、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が世界56位のユリア・プティンセバ(カザフスタン)を7-6(2) 6-0で退けて4回戦に進んだ。

 また、シモナ・ハレプ(ルーマニア)はエカテリーナ・マカロワ(ロシア)を6-2 6-4、64分の試合で下しての4回戦進出だ。

 第1セットでのセレナは29本のアンフォーストエラーをおかすなど、なかなかリズムをつかめず、全豪オープンの決勝で敗退して以来、6週間ぶりとなる今大会の出場という影響も感じさせていた。対するプティンセバはアグレッシブに、そして際どい判定にはすべてチャレンジを要求するようなプレーを見せていた。

 「とにかく自分のリズムをつかもうと思っていた」とセレナ。「本当に早い段階でブレークされてしまった上に、なかなかブレークバックできなかった。だから私としてはとにかくファイトして、できることをやるだけだったわ」。

 「相手との戦い方を見つけてからは、いい感じになった。私はただ自分のリズムを見つけられないでいただけ。彼女みたいなタイプの選手とはプレーしてきていなかったから、とにかく自分のプレーをうまく回転させようとしていた。第1セットではたくさんのエラーがあった。いろいろとやってみたわ。でもミスが続いてしまった。最初のゲームも私が取ったけれど単純なミスがあって、それが第1セットの間中ずっと続いてしまった」とセレナは振り返っている。

 セレナはプティンセバのサービスゲームを破ってタイブレークに持ち込むと、最後の5ポイントを連取してセットを奪った。

 「緊張感を高めたら、自分のショットがいくようになったわ」とセレナ。「あとは頑張るだけだった。ネットもアウトもミスは出続けていたけれど。本当に本当に接戦だった。うまくいき始めてからは、より自信が出てきて頑張り続けられた。それが結果的にはよかったわ」。

 第2セットは24分。セレナのエラーはわずか4本で、30ポイント中24ポイントを奪って試合を決めた。セレナは4回戦ではカテリーナ・ボンダレンコ(ウクライナ)と対戦する。

 そのほかの試合では、第3シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)がモニカ・ニクレスク(ルーマニア)を6-2 6-1で、第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がヨハンナ・ラーション(スウェーデン)を6-3 4-6 7-5で、第19シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)がココ・バンダウェイ(アメリカ)を6-0 6-1で、それぞれ下して4回戦に進んでいる。(C)AP

ジョコビッチはフラタンジェロに苦戦しつつも3回戦に進出 [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月12~22日/賞金総額 538万1235ドル/ハードコート)。

 日曜日に行われた2回戦で、大会3連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、22歳のビヨン・フラタンジェロ(アメリカ)と予想外の接戦となりつつも勝って3回戦に駒を進めた。スコアは2-6 6-1 6-2での勝利だった。

 「ビヨンは自信に溢れたプレーで素晴らしい試合をしてきた。コートのどこにいても追いつめられたような気分だったよ」と世界1位のジョコビッチは今大会での連勝を12試合に伸ばしたあとにそう話していた。「僕としてはとにかく打開策を見つけようとしていたんだ」。

 フラタンジェロは2011年の全仏オープン・ジュニア優勝者で、2012年にプロ転向。しかし、ここまでのほとんどの期間は下部大会でプレーしていた。現在のランキングは149位。金曜日の1回戦がATPツアーレベルでの4試合目だった。

 第1セットはフラタンジェロが4-0とリードを奪うなどしたが、最終的にジョコビッチが5ゲームを連取して試合を終わらせるまで好ゲームを展開した。

 「どのポイントも彼が取っていてもおかしくなかった」とジョコビッチ。「彼は素晴らしい試合を見せた。特に第1セットではね」。

 ジョコビッチの今季の戦績は17勝1敗だ。

 第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)はジル・ミュラー(ルクセンブルク)を6-2 2-6 6-4で下して3回戦に進んでいる。

 最後となったゲームはミュラーのサービスゲームで、ナダルがバックハンドのパッシングショットを決めて0-30とし、さらにミュラーがダブルフォールトをおかして0-40。ナダルはこのあと2本をフォアのミスで落としたが、最後はフォアのリターンが決まって試合に勝った。

 「彼はとても、とても難しい相手だ。特にこういうコンディションの下ではね」とナダルはレフティのミュラーについて話している。「プレーするのがとても、とても難しいんだ。常に集中して、できるだけ多くのボールを相手に返さないといけない。そしてチャンスを待たないといけないんだ」。

 第5シードの錦織圭(日清食品)はミカエル・ククシュキン(カザフスタン)を6-3 6-3で破ったほか、第7シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)はバンサン・ミロ(フランス)を、第31シードのサム・クエリー(アメリカ)はティーモ・デ バッカー(オランダ)をそれぞれ下して3回戦に進んでいる。(C)AP

福岡大の上杉旬生(1年)と大西亜里沙(3年)が優勝 [H27九州学生新進戦]

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 「九州学生新進テニストーナメント」(福岡県・春日公園テニスコート/本戦3月8~13日)は最終日を迎え、男女単複の決勝が行われた。

 男子シングルス決勝は第1シードの上杉旬生(福岡大学1年)が第3シードの林大地(鹿屋体育大学1年)を6-2 6-1で、女子シングルス決勝は第2シードの大西亜里沙(福岡大学3年)が第5シードの渡邉夕貴(福岡大学3年)を6-0 7-6(5)で下して優勝を飾った。

 男子ダブルス決勝は第5シードの北村翔平/林大地(鹿屋体育大学2年/1年)が第7シードの賀川拓也(福岡大学2年)/上杉を6-2 6-1で、女子ダブルス決勝は第3シードの橋川紗也子/吉田ひかり(西南学院大学1年/1年)が第2シードの前田彩華/平原美咲(鹿屋体育大学3年/1年)を6-1 6-1で倒してタイトルを獲得した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

◇   ◇   ◇

【男子シングルス決勝】

○1上杉旬生(福岡大学1年)[1] 6-2 6-1 ●48林大地(鹿屋体育大学1年)[3]

男子シングルス優勝の上杉旬生(福岡大学1年/左)と準優勝の林大地(鹿屋体育大学1年)

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【女子シングルス決勝】

○32大西亜里沙(福岡大学3年)[2] 6-0 7-6(5) ●16渡邉夕貴(福岡大学3年)[5]

女子シングルス優勝の大西亜里沙(福岡大学3年/左)と準優勝の渡邉夕貴(福岡大学3年)

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【男子ダブルス決勝】

○8北村翔平/林大地(鹿屋体育大学2年/1年)[5] 6-2 6-1 ●17賀川拓也/上杉旬生(福岡大学2年/1年)[7]

左側が男子ダブルス優勝の北村翔平(左)/林大地(鹿屋体育大学2年/1年)、右側が準優勝の賀川拓也(左)/上杉旬生(福岡大学2年/1年)

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【女子ダブルス決勝】

○5橋川紗也子/吉田ひかり(西南学院大学1年/1年)[3] 6-1 6-1 ●16前田彩華/平原美咲(鹿屋体育大学3年/1年)[2]

左側が女子ダブルス優勝の橋川紗也子(左)/吉田ひかり(西南学院大学1年/1年)、右側が準優勝の前田彩華(左)/平原美咲(鹿屋体育大学3年/1年)


動画公開! サントリー「『C.C.スポーツ』スポーツに炭酸ってあり?なし? 投票キャンペーン」開始!!

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 サントリーが4月12日(月)に新発売する『C.C.スポーツ』。開発段階からスポーツ愛好者へ徹底した調査を繰り返し行い、開発した『C.C.レモン』ブランドの新製品だ。スポーツ後や、スポーツ中もごくごく飲める柔らかな炭酸感、後口スッキリとしたレモン味のスポーツ炭酸。スポーツ時に汗などで失われる水分とミネラルに加え、ビタミンC(1000mg/1本)を補給できるように設計されている。


 商品誕生までには、全国のスポーツ愛好家500人(20歳以上男女)を対象に「スポーツ愛好家×炭酸飲料実態調査」を実施した。スポーツ時の水分補給の手段として炭酸は「あり」か「なし」かを答えてもらった結果…「なし」が78.6%(約8割)という結果になったという。


 この圧倒的な「なし」という逆境の中、『C.C.スポーツ』は4月12日(月)の発売前に先行サンプリングを行い、スポーツ時に炭酸飲料が「あり」か「なし」かを問う「スポーツに炭酸ってあり?なし?投票キャンペーン」を3月14日(月)から公式WEBサイトで開始した。スポーツイベント会場やスポーツ施設でも投票を受け付ける。投票期間は6月5日(日)23時59分まで。


 事前調査では「スポーツ時に炭酸はなし」が一般常識の中、「“スポーツ炭酸”『C.C.スポーツ』開発チーム」と松岡修造さんが、その常識を打ち破るべく、みなさんに問いかける!「スポーツ時に炭酸って、あり?なし?」


スポーツ時に炭酸ってあり?なし? 投票|公式


投票期間 ◎2016年3月14日(月)15時00分~6月5日(日)23時59分 

最終結果◎7月23日(土) キャンペーンサイト上に表示


 投票すると、修造さんの『修造LINEスタンプ』をダウンロードできるほか、修造さんと楽しむランイベント『修造RUN』へ応募ができる(抽選で500組1000名が参加可能)。


▼8種類の修造LINEスタンプ



▼修造さんと楽しむランイベント


   ◇   ◇   ◇


この動画を見ればわかる!『C.C.スポーツ』の本気が!!

開発ストーリー~松岡修造「怒りの試飲」|公式(WEB限定)


テニスマガジン/Tennis Magazine

錦織、苦手意識あるインディアンウェルズで好調発進 [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月10~20日/賞金総額 538万1235ドル/ハードコート)は本戦4日目。前日からシード勢も登場し、14日はトップハーフの2回戦が行われた。第5シードの錦織圭(日清食品)は、世界ランキング90位のミカエル・ククシュキン(カザフスタン)に6-3 6-3で勝利。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)ら上位シードも順当に3回戦に駒を進めた。

   ◇   ◇   ◇

 過去の最高成績が昨年のベスト16。決して相性がいいとはいえない大会で、現地入りから6日が経って初戦を迎えた錦織は、力強く、危なげないスタートを切った。
 
 いきなりククシュキンのダブルフォールトで始まった第1ゲームでブレークした錦織は、28歳の粘りのストローカーを相手に第5ゲームもブレーク。すぐにブレークバックを許したが、サービング・フォー・ザ・セットを待たずに5-3の第9ゲームを再びブレークしてセットをものにした。

 第2セットは第2、第4ゲームと連続でククシュキンがラブゲームでキープしたが、第6ゲームで錦織がチャンスをつくってブレークに成功。ファーストサービスの確率が両セットとも40%台だったククシュキンのサービスの不調につけ込み、ブレークチャンスで勝負強さを見せた。正確にコントロールされたダウン・ザ・ラインへの効果的な攻撃は特に光った。

 しかし、実はこの大会で使用されるボールはあまり好きではないという。
 「重く感じるし、うまくコントロールできないので、体の負担が大きいように感じる。重いという点ではパワープレーヤーのほうが有利な気がします」 

 また、砂漠地域で空気が乾いているため、ボールの飛びを抑えるのが難しい。そういうコンディションが苦手意識の原因なのだが、「苦手意識は薄れてきている。100点ではないけど、このスコアで彼に勝てたのはいいテニスができている証」と振り返った。

 「彼に」という部分が需要だ。ククシュキンが先のデビスカップでジョコビッチとフルセットを戦ったことは記憶に新しい。錦織にとっては今年だけで3度目の対戦となり、過去6戦全勝とはいえ接戦に持ち込みたくないタイプの相手だったのだ。

 次の3回戦の相手はスティーブ・ジョンソン(アメリカ)。彼もまた錦織が過去負けなしで3連勝している相手だが、35位という危険な位置にいる。最近、番狂わせを演じて予想外のツアー優勝を果たすなどしている選手は、そのあたりの中堅どころが多い。

 今季のツアーは波乱気味だが、その傾向の例か、この日はジョコビッチもナダルも苦戦した。強風の中でサービスが安定せず、ジョコビッチは149位の22歳、ビヨン・フラタンジェロ(アメリカ)に第1セットを奪われ、最終セットに持ち込んでも序盤はブレークを分け合うなどもたついた。フラタンジェロは全仏オープンのジュニア・チャンピオンだが、ジョコビッチは「第1セットは気持ちが上がってこなかった」と語った。

 ナイトマッチでは、ナダルが45位のジル・ミュラー(ルクセンブルク)との左利き対決でファイナル6-4と最後まで苦しめられた。しかし一戦ごとにギアを上げていくのがトップ。彼らとは対戦するにしても準々決勝からだが、そこに向け、錦織もさらに伸びしろを埋めていきたい。

テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)

元WTAのCEOのアラスター氏がUSTAのプロ部門のチーフエグゼクティブに就任へ

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 元WTAのCEOのステイシー・アラスター氏が、全米テニス協会(USTA)のプロテニス部門のチーフエグゼクチィブに就任する。

 月曜日にはアラスター氏がUSTAのエグゼクティブ・ディレクターのゴードン・スミス氏の直属となる見込みで、また、全米オープンのトーナメント・ディレクターのデビッド・ブリュワー氏はアラスター氏の直属となるという。

 アラスター氏がWTAの代表を降りたのは昨年のこと。2006年にはWTAのプレジデントに、2009年にはCEOとチェアマンに就任していた。(C)AP

上位3シードが初戦敗退 [F2早稲田フューチャーズ]

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 「三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント」(東京・早稲田大学東伏見三神記念テニスコート/本戦3月14~20日/賞金総額1万ドル/ハードコート)の本戦2日目は、シングルス1回戦13試合とダブルス1回戦4試合が行われた。

 シングルスでは、前年覇者で第1シードの仁木拓人(三菱電機)と前週の亜細亜大学国際オープン(ITF1万ドル/ハードコート)を制した第2シードのハン・リャンチー(台湾)が、ともに10代の予選勝者に敗れる波乱が起きた。仁木は17歳のチュン・ユンソン(韓国)に3-6 6-3 3-6で、ハンは18歳の高橋悠介(フリー)に1-6 1-6で敗れている。

 また、第3シードのフィン・ティーニー(ニュージーランド)は全日本ジュニア(18歳以下)優勝者でワイルドカード(主催者推薦枠)の小林雅哉(グリーンテニスプラザ)に2-6 6-7(3)で敗れ、上位3シードが初戦で姿を消した。小林は初のATPポイント獲得に成功している。

 ダブルスは第2シードのガオ・シン/オーヤン・ボーエン(ともに中国)、第3シードのHE,Yecong(中国)/ハン、チュン・ユンソン/クォン・スンウー(ともに韓国)、ワイルドカードの小堀良太/坂井勇仁(ともに早稲田大学)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 3月16日(水)は10時00分から、シングルス2回戦4試合とダブルス準々決勝2試合が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝ち上がり、SEはスペシャル・イグザンプト

◇   ◇   ◇

【シングルス1回戦】

○2チュン・ユンソン(韓国)[Q] 6-3 3-6 6-3 ●1仁木拓人(三菱電機)[1]

○4近藤大生(イカイ)7-6(4) 6-0 ●3長尾克己(エキスパートパワーシズオカ)[Q]

○6菊池玄吾(Team REC)[SE] 6-4 3-6 7-5 ●5カルヌデ・シン(インド)

○7福田創楽(三菱電機)[WC] 6-3 2-6 6-1 ●8越智真(江崎グリコ)[7]

○16吉備雄也(ノア・インドアステージ)[6] 6-2 4-6 6-1 ●15綿貫敬介(明治安田生命)[Q]

○17関口周一(Team REC)[5] 6-3 6-1 ●18坂井勇仁(早稲田大学)[WC]

○20島袋将(四日市工業高校)[WC] 7-6(2) 4-6 6-4 ●19ガオ・シン(中国)

○21岸僚太(自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ)[Q] 7-6(4) 6-4 ●22井藤祐一(ライフ・エヌ・ピー)[Q]

○23小林雅哉(グリーンテニスプラザ)[WC] 6-2 7-6(3) ●24フィン・ティーニー(ニュージーランド)[3]

○26岡村一成(クロスカンパニー)[SE] 6-7(6) 6-3 6-4 ●25キム・ヨンソク(韓国)[8]

○28シッダールト・ラワット(インド)6-4 6-2 ●27HE,Yecong(中国)

○30クォン・スンウー(韓国)6-3 6-4 ●29斉藤貴史(イカイ)

○31高橋悠介(フリー)[Q] 6-1 6-1 ●32ハン・リャンチー(台湾)[2]

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【ダブルス1回戦】

○9チュン・ユンソン/クォン・スンウー(韓国)6-3 6-1 ●10福田健司/廣田耕作(三菱電機)[WC]

○12HE,Yecong/ハン・リャンチー(中国/台湾)[3] 6-3 6-4 ●11近藤大生/仁木拓人(イカイ/三菱電機)

○13小堀良太/坂井勇仁(早稲田大学)[WC] 6-2 6-3 ●14佐藤文平/Kittiphong WACHIRAMANOWONG(イカイ/タイ)

○16ガオ・シン/オーヤン・ボーエン(中国)[2] 7-5 6-3 ●15長尾克己/奥大賢(エキスパートパワーシズオカ)

ブシャールは母国の「神様」グレツキーの前で敗れる [BNPパリバ・オープン]

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 アメリカ・インディアンウェルズで2週にわたって開催されている「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月9~20日/賞金総額613万4605ドル/ハードコート)。

 月曜日に行われた3回戦で、第7シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)がマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)に4-6 6-3 3-6で敗れた。また、2008年大会の優勝者でもあるアナ・イバノビッチ(セルビア)は第18シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に2-6 0-6で敗退している。プリスコバはこれでイバノビッチには4勝0敗となった。

 2012年大会の優勝者のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のジャン・シューアイ(中国)を6-4 6-3で下している。

 ティメア・バシンスキー(スイス)はユージェニー・ブシャール(カナダ)を6-2 5-7 6-2で下した。この試合にはアイスホッケーの名選手だったウェイン・グレツキーが観戦に来ていた。グレツキーは同じカナダ人で友人でもあるというブシャールの応援に来ていた。

 「私たちの国において、彼(グレツキー)はほとんど神様のような存在。だから、彼が言う言葉のすべてを吸収しようと頑張った」とブシャールは話している。

 先の全米オープンで準優勝だったロベルタ・ビンチ(イタリア)は第17シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-1 6-3で下して4回戦に進出。3人が勝ち残っていたアメリカ勢の一人、クリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)はサマンサ・ストーサー(オーストラリア)に2-6 6-2 4-6で敗れて姿を消した。(C)AP
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