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[Coca-Cola IPTL最終日] PHOTO更新 日本ラウンド終了、選手のみなさん、また来年!
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フランス対カナダはカリブ海の海外準県グアドループで開催 [デ杯ワールドグループ]
2016年3月4日~6日に各地で開催されるデ杯ワールドグループ1回戦。フランスはカナダと対戦するが、開催地としてフランスの海外準県として知られ、カリブ海の西インド諸島にあるグアドループが選ばれたと金曜日に発表された。
フランスのヤニック・ノア新監督は、1983年にフランス人男子選手として最後にグランドスラムを制した人物としても知られる。
会場はクレーコートで、およそ8000人の収容人数を持つベロドローム・アメディー競技場。グアドループでは最大のスタジアムだ。
フランスがデ杯の対戦を海外県で開催するのは今回が初のことになる。
FFTのジャン・ガシャサン氏は、「歴史的な瞬間だ」とコメントし、「素晴らしい指導者を得た選手たちとヤニック・ノア氏に感謝したい」と述べている。(C)AP
※写真はフランスのヤニック・ノア監督
Photo:PARIS, FRANCE - NOVEMBER 02: Former French professional tennis player, Yannick Noah speaks to the media during Day 1 of the BNP Paribas Masters held at AccorHotels Arena on November 2, 2015 in Paris, France. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)
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ダブルスは早稲田大の小堀良太/坂井勇仁と林恵里奈/上唯希が優勝、本戦3日目の試合結果 [インカレ室内]
「平成27年度 全日本学生室内テニス選手権大会(第52回)」(本戦12月3~6日/大阪府吹田市・江坂テニスセンター/室内ハードコート)の本戦3日目は、男女シングルス準決勝と男女ダブルス決勝が行われた。
男子ダブルスは第2シードの小堀良太/坂井勇仁(早稲田大学3年/1年)が松崎勇太郎/河野優平(早稲田大学3年/2年)を6-1 2-6 [10-8]で、女子ダブルスは第2シードの林恵里奈/上唯希(早稲田大学3年/1年)が加治遥/渡辺はるか(園田学園女子大学3年/1年)を6-0 6-2で破り、それぞれ優勝を飾った。
詳しい試合結果は以下の通り。
本戦は男女ともシングルス16ドロー、ダブルス8ドローで争われる。試合はすべてトーナメント方式で、シングルスはベストオブ3タイブレークセットマッチ、ダブルスはファイナル10ポイントマッチタイブレークで行われる。
大会最終日の12月6日(日)は11時00分から、男女シングルス決勝が行われる予定。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Q=予選勝者、【 】内はコート番号
◇ ◇ ◇
【男子シングルス準決勝】
○4塚越雄人(法政大学3年)[Q] 1-6 6-2 6-4 ●8染矢和隆(関西大学3年)[3]
●12中村侑平(関西大学3年)6-3 5-7 4-6 ○16諱五貴(明治大学3年)[2]
◇ ◇ ◇
【女子シングルス準決勝】
○1加治遥(園田学園女子大学3年)[1] 6-4 6-4 ●7上唯希(早稲田大学1年)[Q]
●12松本千広(亜細亜大学4年)3-6 3-6 ○16林恵里奈(早稲田大学3年)[2]
◇ ◇ ◇
【男子ダブルス決勝】
●3松崎勇太郎/河野優平(早稲田大学3年/2年)1-6 6-2 [8-10] ○8小堀良太/坂井勇仁(早稲田大学3年/1年)[2]
◇ ◇ ◇
【女子ダブルス決勝】
●3加治遥/渡辺はるか(園田学園女子大学3年/1年)0-6 2-6 ○8林恵里奈/上唯希(早稲田大学3年/1年)[2]
※写真はダブルス表彰式の様子
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ジャパン3敗目を喫するも、奈良がセレナ破る大金星 [Coca-Cola IPTL]
「コカコーラ インターナショナル・プレミア・テニスリーグ(Coca-Cola IPTL)」(12月2~4日/ワールド記念ホール/兵庫県神戸市)」は早や3日目。日本ラウンドの最終日を迎えた。
日本ラウンド3日目のワールド記念ホール(兵庫県神戸市)
入場口
ここまで1勝1敗のOUEシンガポール・スラマーズが、昨日は1日休養したマイクロマックス・インディアン・エーシーズとファーストセッションで対戦した。
まずは39歳のカルロス・モヤ(スペイン)と42歳ファブリス・サントーロ(フランス)のレジェンド対決だ。元世界1位で98年の全仏チャンピオンである39歳のモヤに対して、サントーロはグランドスラムでは全豪オープンでベスト8が一度あるだけで自己最高ランキングも17位だが、現役時代は3勝1敗でサントーロが勝ち越している。
ファブリス・サントーロ(フランス)をベンチで迎えるマイクロマックス・インディアン・エーシーズのメンバー
しかし、ここはモヤが元王者の意地を見せた。5-5となり7ポイント先取のタイブレークに突入。5-5からのタイブレークにもつれた試合は3日間で3回目だが、6-6までポイントが競ったのはこれが初めてだった。通常のタイブレークと異なるところは6-6になっても2ポイント差をつける必要がないということだが、7ポイント目を取とったのはモヤ。最後はサントーロがダブルフォールトをおかした。
カルロス・モヤ(スペイン)
OUEシンガポール・スラマーズは続いてカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が2011年の全米オープン女王サマンサ・ストーサー(オーストラリア)を6-4で破ったが、そこからマイクロマックス・インディアン・エーシーズが3連勝。そのすべてに出場したのが、今年の全仏オープン・男子ダブルス優勝のイバン・ドディグ(クロアチア)だ。いかにも“お祭り男”風のニック・キリオス(オーストラリア)やダスティン・ブラウン(ドイツ)とはタイプが異なるが、ケガをも恐れないダイビングボレーなどエキサイティングなプレーを披露。マイクロマックス・インディアン・エーシーズがゲーム数27-22で勝利した。
カロリーナ・プリスコバ(チェコ)の活躍を喜ぶOUEシンガポール・スラマーズのベンチ
イバン・ドディグ(クロアチア)が3連勝を飾り、マイクロマックス・インディアン・エーシーズが逆転勝利
ベリンダ・ベンチッチ(スイス)とマルセロ・メロ(ブラジル)
〈12月4日(金) DAY3〉 ファーストセッション
OUEシンガポール・スラマーズ 22-27 マイクロマックス・インディアン・エーシーズ
MLS ○カルロス・モヤ(スペイン)6-5(6) ●ファブリス・サントーロ(フランス)
WS ○カロリーナ・プリスコバ(チェコ)6-4 ●サマンサ・ストーサー(オーストラリア)
MD ●マルセロ・メロ(ブラジル)/ダスティン・ブラウン(ドイツ)4-6 ○イバン・ドディグ(クロアチア)/ロハン・ボパンナ(インド)
MXD ●マルセロ・メロ(ブラジル)→ニック・キリオス(オーストラリア)/ベリンダ・ベンチッチ(スイス)3-6 ○ロハン・ボパンナ(インド)→イバン・ドディグ(クロアチア)/サーニャ・ミルザ(インド)
MS ●ニック・キリオス(オーストラリア)3-6 ○イバン・ドディグ(クロアチア)
◇ ◇ ◇
そして、日本ラウンド最後のカードはジャパン・ウォリアーズ対フィリピン・マーヴェリックス。参加2年目の選手が多い中、昨年は出場していない錦織圭(日清食品)は、初日こそ「ちょっとみんなの本気のムードについていけなかった」と打ち明けたが、2日ぶりの試合で自ずと本気度は膨らんだ。
ジャパンはこれまで2敗している上、前日から一つもセットを奪えていなかった。この日も男子ダブルスとミックスダブルスを合わせてグランドスラム・タイトルを17個持つリーンダー・パエス(インド)が、ミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)と組んだミックスダブルス、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)と組んだ男子ダブルスを戦ったもののいずれも敗れ、2連敗でスタートしている。この状況で登場する錦織の対戦相手が同世代のライバル、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)とくれば、否が応でも「負けられない」気分が高まる。
ここまで2連敗のジャパン・ウォリアーズは、3試合目に錦織圭が登場
しかし意気込みはラオニッチも同じだっただろう。前日はいつものオールバックの髪型ではなく、もう少し自然な感じでサイドに流し、「IPTL スペシャル・エディションさ」と微笑んだが、今日はツアー仕様に戻していた。
試合は白熱し、序盤でともに〈パワーポイント〉(レシーバーがこのルールの行使を宣言すると、次のポイントを取ったときにポイントが2倍になる)をセーブし、ブレークが一度もないまま5-5。7ポイント先取のタイブレークを制したのは、強力サービスがものをいったラオニッチだった。
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
続くレジェンド・シングルスでは193cmのマラト・サフィン(ロシア)が196cmのマーク・フィリポーシス(オーストラリア)との大型バトルに敗れた。5-5まで競ったが、あいにくスコアは1-7とフィリポーシスの一方的展開だった。
マーク・フィリポーシス(オーストラリア)
フィリポーシスの勝利を喜ぶフィリピン・マーベリックスのメンバー
締めくくりの一戦は、3日ともベンチに姿は見せていたもののコートに入るのは初めての奈良くるみ(安藤証券)だ。相手は世界ナンバーワン。ツアーでの対戦歴のないセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)だ。これまでベンチからサポートしてきた奈良はすっかりチームのマスコットガールとなっており、特にマラト・サフィン(ロシア)からのいじられキャラを確立していた。サフィンの“お姫様だっこ”で選手入場するうらやましい(?)経験に、「やさしくしていただいて、からかってもくれるので、気持ちがほぐれて楽しくできました」と笑った。
世界中の女性がうらやむシーン、マラト・サフィン(ロシア)と奈良くるみ
効果はてきめんで、女王相手にのびのびと持ち味を発揮。4-4からの奈良にとって2度目のブレークが効いて、最後はサービスゲームで締めた。ホームのジャパン・ウォリアーズが3連敗というのは残念だったが、錦織いわく「チームは負けたけど、最後にくるみちゃんが勝ったので、まあ勝ったようなもんです」。そして「来年また戻って来ます」と続け、試合後はチームみんなでファンに感謝の挨拶とサインをしてまわった。
セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は奈良くるみに4-6で敗退
錦織圭
〈12月4日(金) DAY3〉セカンドセッション
ジャパン・ウォリアーズ 24-28 フィリピン・マーベリックス
MXD ●ミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)/リーンダー・パエス(インド)3-6 ○セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)/トリート・ヒューイ(フィリピン)
MD ●リーンダー・パエス(インド)/ピエール ユーグ・エルベール(フランス)5-6(4) ○リシャール・ガスケ(フランス)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)
MS ●錦織圭(日本/日清食品)5-6(3) ○ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
MLS ●マラト・サフィン(ロシア)5-6(1) ○マーク・フィリポーシス(オーストラリア)
WS ○奈良くるみ(日本/安藤証券)6-4 ●セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)
奈良くるみ
◇ ◇ ◇
日本ラウンドはこれで終わりだが、IPTLはこのあとフィリピン、 インド、UAE、シンガポールと続く。回を重ねるごとにチームワークは向上していくだろう。ちょうど、この3日間だけでも日を追って会場のムードが自然に高まっていったように。興行的には見直すべき点もいくつか見られたが、このイベントの定着と発展に大きな可能性を感じさせたIPTL日本初開催だった。
(テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)
※トップ写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を破った奈良くるみに駆け寄るジャパン・ウォリアーズのメンバー
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[第30回テニス日本リーグ] 女子1stステージ第2戦目の結果
神奈川県横浜市・横浜国際プール(室内カーペットコート)と兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で開催されている「第30回テニス日本リーグ」の女子リーグは、1stステージ(12月4~6日)の第2戦目が行われた。
女子リーグは12チームで争われ、レッドブロックでは島津製作所とテニスユニバースが、ブルーブロックでは橋本総業とリコーが2勝目を挙げた。
テニス日本リーグはシングルス2試合、ダブルス1試合の合計3試合(同一選手の単複重複不可)で争うチーム対抗戦で、1stステージ、2ndステージ(2016年1月22~24日)で2つのブロックに分かれての総当たり戦を行い、男子上位6チーム、女子上位4チームが東京体育館で開催される決勝トーナメント(2016年2月12~14日)に進出し、優勝チームを決定する。
1stステージ最終日となる12月6日(日)は、男子第4戦と女子第3戦が行われる予定。
◇ ◇ ◇
【女子・レッドブロック(ブルボンビーンズドーム)】
○島津製作所(2勝)3-0 ●ノア・インドアステージ(2敗)
S1 ○桑田寛子 6-2 6-0 ●尾崎仁美
S2 ○今西美晴 6-1 6-1 ●大西香
D ○大前綾希子/米村明子 6-7(5) 6-3 [14-12] ●西村綾香/横山菜里
○テニスユニバース(2勝)3-0 ●鹿児島銀行(1勝1敗)
S1 ○川崎光美 6-1 6-3 ●久松志保
S2 ○伊藤絵美子 6-2 6-1 ●日笠山由貴
D ○守屋友里加/北山由佳 6-0 7-6(7) ●鶴薗望/淵脇美幸
○日本郵政グループ(1勝1敗)2-1 ●キヤノン(2敗)
S1 ○宮村美紀 6-3 6-2 ●下口あみる
S2 ●堀之内あゆみ 0-6 1-6 ○吉岡舞
D ○山﨑貴巴/中村香澄 6-4 6-0 ●西改由衣/長山洋子
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【女子・ブルーブロック(横浜国際プール)】
○橋本総業(2勝)3-0 ●三菱東京UFJ銀行(2敗)
S1 ○鮎川真奈 6-0 6-0 ●小川実香
S2 ○山外涼月 6-1 6-1 ●山田杏奈
D ○高畑寿弥/久見香奈恵 6-1 6-2 ●加藤ゆい/関真由美
●エームサービス(1勝1敗)1-2 ○リコー(2勝)
S1 ●中束涼子 2-6 0-6 ○水沼茉子
S2 ●藤原舞 0-6 4-6 ○品田祐希
D ○岡田上千晶/村上ひろか 7-5 6-2 ●福井恵実/川床芙実
○明治安田生命(1勝1敗)2-1 ●リコージャパン(2敗)
S1 ○藤岡希 6-1 6-3 ●増岡れおな
S2 ○金子真理子 7-6(5) 6-4 ●國瀬舞
D ●木川里奈/鍋谷昌栄 7-5 0-6 [6-10] ○村上亜利沙/吉原叔恵
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[第30回テニス日本リーグ] 男子1stステージ第3戦目の結果
神奈川県横浜市・横浜国際プール(室内カーペットコート)と兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で開催されている「第30回テニス日本リーグ」の男子リーグは、1stステージ(12月3~6日)の第3戦目が行われた。
男子リーグは16チームで争われ、レッドブロックでは三菱電機、伊予銀行、リコー、協和発酵キリンが、ブルーブロックではイカイとエキスパートパワーシズオカが3勝目を挙げた。
テニス日本リーグはシングルス2試合、ダブルス1試合の合計3試合(同一選手の単複重複不可)で争うチーム対抗戦。1stステージ、2ndステージ(2016年1月21~24日)で2つのブロックに分かれての総当たり戦を行い、男子上位6チーム、女子上位4チームが東京体育館で開催される決勝トーナメント(2016年2月12~14日)に進出し、優勝チームを決定する。
1stステージ最終日となる12月6日(日)は、男子第4戦と女子第3戦が行われる予定。
◇ ◇ ◇
【男子・レッドブロック(ブルボンビーンズドーム)】
○三菱電機(3勝)3-0 ●JR北海道(3敗)
S1 ○杉田祐一 6-3 6-0 ●秋本恭幸
S2 ○福田創楽 6-0 6-0 ●村上幹
D ○駒田和也/黄賢人 4-6 6-3 [10-7] ●篠川智大/武田芳明
○伊予銀行(3勝)3-0 ●東京海上日動(3敗)
S1 ○片山翔 6-0 6-1 ●上本武
S2 ○近藤大基
7-6(7) 2-6 6-4 ●田川翔太
D ○佐野紘一/飯野翔太
6-3 6-2 ●長谷川祐一/井上善文
○リコー(3勝)2-1 ●明治安田生命(3敗)
S1 ●森田直樹 4-6 2-6 ○綿貫敬介
S2 ○熊谷宗敏 5-7 6-2 6-1 ●大塚拳之助
D ○喜多文明/只木信彰 6-1 6-0 ●野原鴻/高山和也
○協和発酵キリン(3勝)3-0 ●鹿児島銀行(3敗)
S1 ○小林太郎 7-5 6-1 ●徳重孝典
S2 ○星野武蔵 6-4 7-5 ●林裕一郎
D ○中川優介/神谷慎 6-4 6-2 ●堂下航/小永吉志朗
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【男子・ブルーブロック(横浜国際プール)】
○イカイ(3勝)2-1 ●日本紙通商(3敗)
S1 ○ダナイ・ウドムチョク 6-1 6-3 ○今出川隆史
S2 ○松尾友貴 6-3 3-6 6-2 ●竹内遥丞
D ●眞田智/喜多元明 6-7(5) 6-4 [2-10] ○鈴木佳太/丹野翔太
○エキスパートパワーシズオカ(3勝)2-1 ●九州電力(1勝2敗)
S1 ○奥大賢 6-2 6-3 ●伊藤潤
S2 ○長尾克己 6-1 6-1 ●前原健太朗
D ●權伍喜/森智広 1-6 6-4 [3-10] ○石浦純一/川平麗貴
●ノア・インドアステージ(2勝1敗)0-3 ○レック興発(1勝2敗)
S1 ●吉備雄也 4-6 4-6 ○関口周一
S2 ●大西賢 4-6 4-6 ○菊池玄吾
D ●華谷宗/若松健太郎 4-6 3-6 ○竹島駿朗/林倫正
●MS&AD三井住友海上(1勝2敗)1-2 ○伊勢久(1勝2敗)
S1 ●大城光 7-6(4) 2-6 4-6 ○有本尚紀
S2 ●遠藤豪 6-4 0-6 1-6 ○船𣘺主
D ○会田翔/加藤大地 6-3 6-3 ●伊藤大貴/神山翔多
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中村祐樹が単複2冠 [2015白子オープン in ウインター]
千葉県長生郡白子町・アポロコーストテニスクラブで開催された「2015 アポロコースト 白子オープン in ウインター」(本戦11月30日~12月5日/賞金総額 男子100万円、女子20万円/砂入り人工芝コート)が終了。男子シングルス決勝は、第1シードの中村祐樹(新松戸山喜)が正林知大(高崎テニスクラブ)を6-1 6-3で下して優勝を飾った。
男子ダブルス決勝は、中村/和田恵知(トマトクラブ)が第4シードの小野陽平(明治大学)/田中宏幸(グリーンテニスプラザ)を6-0 6-3で倒してタイトルを獲得。中村は単複2冠を達成した。
女子の部はシングルスのみ行われ、高校生同士の対戦となった決勝は第3シードの本藤咲良(高崎テニスクラブ)が西野里彩(西宮甲英高等学院)を6-2 6-1で下して大会を制した。
上位の試合結果は以下の通り。(※名前の左に付いている数字はドロー番号)
◇ ◇ ◇
【男子シングルス決勝】
○1中村祐樹(新松戸山喜)[1] 6-1 6-3 ●60正林知大(高崎テニスクラブ)
【男子シングルス準決勝】
○1中村祐樹(新松戸山喜)[1] 4-6 7-6(7) 6-1 ●25髙村佑樹(東京学館浦安高校)[9]
○60正林知大(高崎テニスクラブ)6-4 6-1 ●48牛田敦之(Grand Slam Tennis Academy)[4]
【男子シングルス準々決勝】
○1中村祐樹(新松戸山喜)[1] 6-3 6-4 ●16細谷元基(荏原湘南スポーツセンター)[5]
○25髙村佑樹(東京学館浦安高校)[9] 6-1 4-6 6-1 ●22広川裕太(ビッグK)
○48牛田敦之(Grand Slam Tennis Academy)[4] 6-4 7-5 ●33金城充(三友スポーツマネジメント)[6]
○60正林知大(高崎テニスクラブ)7-5 6-0 ●49金城光(千葉殿山TC)[7]
◇ ◇ ◇
【男子ダブルス決勝】
○10中村祐樹/和田恵知(新松戸山喜/トマトクラブ)6-0 6-3 ●5小野陽平/田中宏幸(明治大学/グリーンテニスプラザ)[4]
左から男子ダブルス優勝の中村祐樹、和田恵知、準優勝の小野陽平、田中宏幸
【男子ダブルス準決勝】
○5小野陽平/田中宏幸(明治大学/グリーンテニスプラザ)[4] 2-6 7-5 7-6(0) ●1金城充/金城光(三友スポーツマネジメント/千葉殿山TC)[1]
○10中村祐樹/和田恵知(新松戸山喜/トマトクラブ)6-4 5-7 6-2 ●16久松亮太/井上貴博(アース製薬/たちかわジュニアテニスアカデミー)[2]
◇ ◇ ◇
【女子シングルス決勝】
○12本藤咲良(高崎テニスクラブ)[3] 6-2 6-1 ●3西野里彩(西宮甲英高等学院)
女子シングルス優勝の本藤咲良(左)と準優勝の西野里彩(右)
※女子ダブルスは開催されず
※[ ]数字はシード順位
※トップ写真は男子シングルス優勝の中村祐樹(左)と準優勝の正林知大(右)
写真提供◎アポロコーストテニスクラブ
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女子決勝は加治(園女大3年)と林(早大3年)のトップ2シードが激突 [インカレ室内]
大阪府吹田市・江坂テニスセンターで開催中の「平成27年度 全日本学生室テニス選手権大会(第52回)」(本戦12月3~6日/室内ハードコート)。本戦3日目の女子はシングルス準決勝とダブルス決勝が行われ、シングルスは加治遥(園田女子大3年)と林恵里奈(早稲田大3年)のトップ2が勝利して決勝に進んだ。ダブルスは林恵里奈/上唯希(早稲田大3年/1年)が優勝した。
第1シードの加治と予選から勝ち進んだ上の準決勝は、6-4 6-4のストレートで加治が勝利した。加治の相手は今日も1年生だった。1回戦は牛島里咲(筑波大)、準々決勝は押野紗穂(慶應義塾大)。だが、今日の上はもっともやりづらい1年生だったろう。園田女子学園高(兵庫)の後輩でもあり、長所も短所も知り尽くされているからだ。
「いろんなことをやってくると思った」と加治が言う。出だしは1-3とリードされたが、「どんなことがあってもイライラせずに、やるべきことをやる」と自分に言い聞かせ、強い気持ちでプレーした。逆転で第1セットを6-4で先取すると、第2セットも3-0とリードを広げ、6-4で逃げきった。甘い球は逃さず前に入って叩き、落ち着いて勝利をたぐり寄せた。
上はファーストサービスの確率が悪すぎた。「たぶん30%もなかったと(コーチに)言われました」。スピード勝負になったら加治のペース。スライスやドロップショットなど緩急を使って攻めていったが、「ファーストが入らないのでストロークでリズムを取ることができなかった」と敗因を語った。それでも予選からの4強入りは評価できるだろう。本戦ドローを見たときから「加治先輩と当たるまでは」と頑張り、その想いを実現させた。
第2シードの林と松本千広(亜細亜大4年)の準決勝は、林が6-3 6-3で勝利した。1回戦、準々決勝と2試合連続で第1セットを失った林。「序盤の戦いを意識して」臨み、思い通りの展開で第1セットを先取した。
第2セットは両者ともにサービスゲームを譲らず、3-3まで進んだが、第7ゲームで林がブレークに成功。そこから一気にたたみ掛けて、決着をつけた。「狙いにいきすぎて簡単にミスが出ていたので、じっくりと攻めていった」。3試合目にして初のストレート勝利に安堵の表情を見せた。
「相手のペースでラリーをしてしまった」と松本。何とか流れを変えようと試みたものの、林のボールは深く、対応できなかった。林のサービスにも手を焼き、「(サービスが)決定的な違いだった」と口にした。最後のインカレで優勝することはできなかったが、「出てよかった。(ベスト4は)悔しいけどうれしい」と笑顔で語った。
明日6日の決勝はトップ2シード、加治と林の3年生対決となった。今夏のインカレでは3回戦で対戦し、加治が3-6 7-6(4) 6-4で勝っている。「そこで負けた悔しさ、昨年準優勝の悔しさ、それを明日の試合にぶつけたい」と林。加治は「チャレンジャーの気持ちで戦う。どんな試合になろうとも最後まで食らいついていく」と語った。
ダブルス決勝は、林/上が加治/渡辺はるか(園田女子大1年)を6-0 6-2で下して優勝した。林はダブルス3連覇を達成。明日のシングルスには2冠がかかる。
※トップ写真は、準決勝を戦い終えた加治(右)と上
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第1シードの加治と予選から勝ち進んだ上の準決勝は、6-4 6-4のストレートで加治が勝利した。加治の相手は今日も1年生だった。1回戦は牛島里咲(筑波大)、準々決勝は押野紗穂(慶應義塾大)。だが、今日の上はもっともやりづらい1年生だったろう。園田女子学園高(兵庫)の後輩でもあり、長所も短所も知り尽くされているからだ。
「いろんなことをやってくると思った」と加治が言う。出だしは1-3とリードされたが、「どんなことがあってもイライラせずに、やるべきことをやる」と自分に言い聞かせ、強い気持ちでプレーした。逆転で第1セットを6-4で先取すると、第2セットも3-0とリードを広げ、6-4で逃げきった。甘い球は逃さず前に入って叩き、落ち着いて勝利をたぐり寄せた。
上はファーストサービスの確率が悪すぎた。「たぶん30%もなかったと(コーチに)言われました」。スピード勝負になったら加治のペース。スライスやドロップショットなど緩急を使って攻めていったが、「ファーストが入らないのでストロークでリズムを取ることができなかった」と敗因を語った。それでも予選からの4強入りは評価できるだろう。本戦ドローを見たときから「加治先輩と当たるまでは」と頑張り、その想いを実現させた。
第2シードの林と松本千広(亜細亜大4年)の準決勝は、林が6-3 6-3で勝利した。1回戦、準々決勝と2試合連続で第1セットを失った林。「序盤の戦いを意識して」臨み、思い通りの展開で第1セットを先取した。
第2セットは両者ともにサービスゲームを譲らず、3-3まで進んだが、第7ゲームで林がブレークに成功。そこから一気にたたみ掛けて、決着をつけた。「狙いにいきすぎて簡単にミスが出ていたので、じっくりと攻めていった」。3試合目にして初のストレート勝利に安堵の表情を見せた。
「相手のペースでラリーをしてしまった」と松本。何とか流れを変えようと試みたものの、林のボールは深く、対応できなかった。林のサービスにも手を焼き、「(サービスが)決定的な違いだった」と口にした。最後のインカレで優勝することはできなかったが、「出てよかった。(ベスト4は)悔しいけどうれしい」と笑顔で語った。
明日6日の決勝はトップ2シード、加治と林の3年生対決となった。今夏のインカレでは3回戦で対戦し、加治が3-6 7-6(4) 6-4で勝っている。「そこで負けた悔しさ、昨年準優勝の悔しさ、それを明日の試合にぶつけたい」と林。加治は「チャレンジャーの気持ちで戦う。どんな試合になろうとも最後まで食らいついていく」と語った。
ダブルス決勝は、林/上が加治/渡辺はるか(園田女子大1年)を6-0 6-2で下して優勝した。林はダブルス3連覇を達成。明日のシングルスには2冠がかかる。
※トップ写真は、準決勝を戦い終えた加治(右)と上
(テニスマガジン/編集部◎牧野 正)
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マッチポイント3本を凌いだ諱(明大3年)が決勝進出 [インカレ室内]
大阪府吹田市・江坂テニスセンターで開催中の「平成27年度 全日本学生室内テニス選手権大会(第52回)」(本戦12月3~6日/室内ハードコート)。本戦3日目の男子はシングルス準決勝とダブルス決勝が行われ、シングルスは諱五貴(明治大3年)と塚越雄人(法政大3年)が勝利して決勝に進んだ。ダブルスは小堀良太/坂井勇仁(早稲田大3年/1年)が優勝した。
第2シードの諱と中村侑平(関西大3年)のレフティー対決は、最後の最後までもつれた。中村は第1セットを6-3で先取。第2セットも5-4の第10ゲームで3本のマッチポイントをつかんだが、それを取りきれずに5-5と追いつかれると、息を吹き返した諱がそこから2ゲームを奪って7-5と逆転。勝敗の行方は最終セットへ突入した。
マッチポイントを握られて「正直、終わったと思った」と諱が言う。調子が悪かったわけではない。「相手がよかった」。10月の和歌山国体では8-1で完勝していたが、それは砂入り人工芝コートでの話。速いサーフェスからの中村の巧みなネットプレーに翻弄された。最終セットも4-4まで一進一退の攻防が続いたが、しかし諱が2ゲームを連取して勝利の雄叫びをあげた。
準決勝にふさわしいハイレベルな戦いだった。「最後は引かずにいけた。気持ちで押し切った」と諱が言う。中村はあと1ポイントが遠かった。マッチポイントの場面は「勝ちを意識してしまった」と振り返り、「どこからでも打ってくる。勝負強く、自分とは大事なポイントでの差があった」と勝者を称えた。
もう一方の準決勝は、予選から勝ち上がった塚越雄人(法政大3年)が第4シードの染矢和隆(関西大3年)を1-6 6-2 6-4で下した。塚越は立ち上がりから硬く、攻め急ぎもあって簡単に第1セットを失った。その反省を生かし、第2セットからは「深いボールを打ち、しっかりとラリーしよう」と心掛け、自分のリズムを取り戻した。
最終セットも1-3とリードされたが、決して慌てなかった。辛抱強くラリーを続け、甘いボールは逃さずに打ち込んでいった。一気の4ゲーム連取で5-3とし、1ゲームを返されて5-4となったが、6-4で勝利を手にした。
2人は柳川高(福岡)出身の同期生。「一度も勝ったことがない」染矢は、第1セットを奪ったことで少し勝ちを急いでしまった。いい展開はつくってもフィニッシュの部分で精度を欠き、流れをつかめなかった。「自滅です。もっとじっくりいかなければいけなかった」と唇をかんだ。中村、染矢ともに敗れ、関西大は2人による決勝対決を実現させることができなかった。
明日6日の決勝は、諱×塚越の対決となった。「明日も気持ちで引かずにいくだけ」と諱が言えば、「残り1試合、自分のプレーをやりきるだけ」と塚越。両者ともに初の全国タイトルをかけての戦いとなる。
早稲田対決となったダブルス決勝は、小堀/坂井が松崎勇太郎/河野優平(3年/2年)を 6-1 2-6 [10-8]で下して優勝を決めた。
※トップ写真は、勝利を決めた瞬間の諱
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第2シードの諱と中村侑平(関西大3年)のレフティー対決は、最後の最後までもつれた。中村は第1セットを6-3で先取。第2セットも5-4の第10ゲームで3本のマッチポイントをつかんだが、それを取りきれずに5-5と追いつかれると、息を吹き返した諱がそこから2ゲームを奪って7-5と逆転。勝敗の行方は最終セットへ突入した。
マッチポイントを握られて「正直、終わったと思った」と諱が言う。調子が悪かったわけではない。「相手がよかった」。10月の和歌山国体では8-1で完勝していたが、それは砂入り人工芝コートでの話。速いサーフェスからの中村の巧みなネットプレーに翻弄された。最終セットも4-4まで一進一退の攻防が続いたが、しかし諱が2ゲームを連取して勝利の雄叫びをあげた。
準決勝にふさわしいハイレベルな戦いだった。「最後は引かずにいけた。気持ちで押し切った」と諱が言う。中村はあと1ポイントが遠かった。マッチポイントの場面は「勝ちを意識してしまった」と振り返り、「どこからでも打ってくる。勝負強く、自分とは大事なポイントでの差があった」と勝者を称えた。
もう一方の準決勝は、予選から勝ち上がった塚越雄人(法政大3年)が第4シードの染矢和隆(関西大3年)を1-6 6-2 6-4で下した。塚越は立ち上がりから硬く、攻め急ぎもあって簡単に第1セットを失った。その反省を生かし、第2セットからは「深いボールを打ち、しっかりとラリーしよう」と心掛け、自分のリズムを取り戻した。
最終セットも1-3とリードされたが、決して慌てなかった。辛抱強くラリーを続け、甘いボールは逃さずに打ち込んでいった。一気の4ゲーム連取で5-3とし、1ゲームを返されて5-4となったが、6-4で勝利を手にした。
2人は柳川高(福岡)出身の同期生。「一度も勝ったことがない」染矢は、第1セットを奪ったことで少し勝ちを急いでしまった。いい展開はつくってもフィニッシュの部分で精度を欠き、流れをつかめなかった。「自滅です。もっとじっくりいかなければいけなかった」と唇をかんだ。中村、染矢ともに敗れ、関西大は2人による決勝対決を実現させることができなかった。
明日6日の決勝は、諱×塚越の対決となった。「明日も気持ちで引かずにいくだけ」と諱が言えば、「残り1試合、自分のプレーをやりきるだけ」と塚越。両者ともに初の全国タイトルをかけての戦いとなる。
早稲田対決となったダブルス決勝は、小堀/坂井が松崎勇太郎/河野優平(3年/2年)を 6-1 2-6 [10-8]で下して優勝を決めた。
※トップ写真は、勝利を決めた瞬間の諱
(テニスマガジン/編集部◎牧野 正)
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【WOWOW動画】「コカコーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(Coca-Cola IPTL)」〈日本ラウンド〉
兵庫県神戸市のワールド記念ホール(12月2~4日/室内ハードコート)で開催された「コカコーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(Coca-Cola IPTL)」〈日本ラウンド〉のダイジェスト動画をお届けします。
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〈12月2日(水) DAY1〉
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〈12月3日(木) DAY2〉
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〈12月4日(金) DAY3〉
※写真はジャパン・ウォリアーズ vs フィリピン・マーベリックスの3試合目に登場した錦織圭
(WOWOW)
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[インカレ室内 DAY3] PHOTOアルバム更新
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諱五貴(明治大3年)と加治遥(園田学園女子大3年)が優勝 [インカレ室内]
「平成27年度 全日本学生室内テニス選手権大会(第52回)」(本戦12月3~6日/大阪府吹田市・江坂テニスセンター/室内ハードコート)の大会最終日は、男女シングルス決勝が行われた。
男子は第2シードの諱五貴(明治大学3年)が予選から勝ち上がってきた塚越雄人(法政大学3年)を4-6 6-2 6-1で、トップ2シードの対戦となった女子は第1シードの加治遥(園田学園女子大学3年)が第2シードの林恵里奈(早稲田大学3年)を6-4 6-2で破り、それぞれ優勝を飾った。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Q=予選勝者
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【男子シングルス決勝】
●4塚越雄人(法政大学3年)[Q] 6-4 2-6 1-6 ○16諱五貴(明治大学3年)[2]
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【女子シングルス決勝】
○1加治遥(園田学園女子大学3年)[1] 6-4 6-2 ●16林恵里奈(早稲田大学3年)[2]
※写真はシングルス優勝の諱五貴(明治大学3年)と加治遥(園田学園女子大学3年)
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シンガポール・スラマーズとフィリピン・マーベリックスが勝利、フィリピンラウンド初日の結果 [Coca-Cola IPTL]
アジアを中心に開催されている世界規模の団体戦「コカコーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(Coca-Cola IPTL)」の第2戦となる〈フィリピンラウンド〉の初日は、OUEシンガポール・スラマーズとジャパン・ウォリアーズ、フィリピン・マーベリックスとUAEロイヤルズの対戦が行われた。
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【試合結果&予定】※MXD=ミックスダブルス、MLS=レジェンドシングルス、MD=男子ダブルス、WS=女子シングルス、MS=男子シングルス
(※試合予定は変更される場合があります)
〈12月6日(日) DAY1〉
OUEシンガポール・スラマーズ 29-20 ジャパン・ウォリアーズ
MLS ○カルロス・モヤ(スペイン)6-4 ●マラト・サフィン(ロシア)
MD ●マルセロ・メロ(ブラジル)/ダスティン・ブラウン(ドイツ)6-5(6) ○リーンダー・パエス(インド)/ピエール ユーグ・エルベール(フランス)
WS ○ベリンダ・ベンチッチ(スイス)6-2 ●奈良くるみ(日本/安藤証券)→ミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)
MS ○ニック・キリオス(オーストラリア)6-5(5) ●フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)
MXD ○ニック・キリオス(オーストラリア)/ベリンダ・ベンチッチ(スイス)6-3 ●リーンダー・パエス(インド)→ピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)
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フィリピン・マーベリックス 29-18 UAEロイヤルズ
MLS ○マーク・フィリポーシス(オーストラリア)6-2 ●ゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)
MS ○ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)6-4 ●トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)
MXD ●トリート・ヒューイ(フィリピン)/セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)5-6(6) ○ダニエル・ネスター(カナダ)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)
WS ○セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)6-3 ●アナ・イバノビッチ(セルビア)
MD ○リシャール・ガスケ(フランス)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)6-3 ●トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)/ダニエル・ネスター(カナダ)
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IPTLはマヘシュ・プバシ(インド)によって創設された世界でもっとも注目を集める団体戦の一つ。開催地の名前を冠したチームが5種目の総合点で争う団体戦方式で、2014年の第1回大会では、〈シンガポール〉 〈アラブ首長国連邦(UAE)〉〈インド〉〈フィリピン〉の4ヵ国、4チームが参戦。2015年大会は、日本チーム「JAPAN WARRIORS」が初参戦し、計5ヵ国のチームが12月2日(水)に神戸で開幕した日本ラウンドを皮切りに、〈フィリピン〉〈インド〉〈UAE〉〈シンガポール〉の順で12月20日(日)まで転戦する。
大会フォーマットは男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、レジェンドシングルスの5種目で構成される。各対戦は特別ルールで6ゲーム先取の1セットマッチ(5-5からは7ポイント先取のタイブレーク:シュートアウトを採用)を戦い、5試合のゲーム数の合計で勝敗を決するルールとなっている。
◇ ◇ ◇
【大会スケジュール】
第1開催地◎日本(神戸) 12月2日(水)-4日(金)
第2開催地◎フィリピン(マニラ) 12月6日(日)-8日(火)
第3開催地◎インド(デリー) 12月10日(木)-12日(土)
第4開催地◎UAE(ドバイ) 12月14日(月)-16日(水)
第5開催地◎シンガポール(シンガポール) 12月18日(金)-20日(日)
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女子は島津製作所、テニスユニバース、橋本総業、リコーが1stステージを全勝で乗り切る [第30回テニス日本リーグ]
神奈川県横浜市・横浜国際プール(室内カーペットコート)と兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で開催されている「第30回テニス日本リーグ」の女子リーグは1stステージ(12月4~6日)の最終日を迎え、第3戦目が行われた。
女子リーグは12チームで争われ、レッドブロックでは昨年優勝の島津製作所と3位のテニスユニバースが、ブルーブロックでは昨年準優勝の橋本総業とリコーが全勝をキープした。
テニス日本リーグはシングルス2試合、ダブルス1試合の合計3試合(同一選手の単複重複不可)で争うチーム対抗戦で、1stステージ、2ndステージ(2016年1月22~24日)で2つのブロックに分かれての総当たり戦を行い、男子上位6チーム、女子上位4チームが東京体育館で開催される決勝トーナメント(2016年2月12~14日)に進出し、優勝チームを決定する。
2ndステージは、2016年1月22~24日に行われる予定。
◇ ◇ ◇
【女子・レッドブロック(ブルボンビーンズドーム)】
○島津製作所(3勝)3-0 ●日本郵政グループ(1勝2敗)
S1 ○桑田寛子 7-5 6-4 ●宮村美紀
S2 ○今西美晴 6-0 6-0 ●堀之内あゆみ
D ○大前綾希子/米村明子 6-1 6-2 ●山﨑貴巴/中村香澄
○テニスユニバース(3勝)2-1 ●ノア・インドアステージ(3敗)
S1 ○守屋友里加 6-2 6-0 ●尾崎仁美
S2 ●北山由佳 4-6 3-6 ○大西香
D ○川崎光美/伊藤絵美子 7-6(4) 6-2 ●西村綾香/横山菜里
○鹿児島銀行(2勝1敗)2-1 ●キヤノン(3敗)
S1 ○久松志保 4-6 6-3 6-2 ●西改由衣
S2 ●日笠山由貴 1-6 3-6 ○吉岡舞
D ○鶴薗望/淵脇美幸 6-3 6-1 ●下口あみる/長山洋子
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【女子・ブルーブロック(横浜国際プール)】
○橋本総業(3勝)3-0 ●明治安田生命(1勝2敗)
S1 ○鮎川真奈 6-2 6-0 ●藤岡希
S2 ○山外涼月 6-0 6-0 ●後藤奏子
D ○高畑寿弥/久見香奈恵 6-1 6-1 ●泉水玖瑠美/金子真理子
○エームサービス(2勝1敗)2-1 ●三菱東京UFJ銀行(3敗)
S1 ○岡田上千晶 6-0 6-2 ●山田杏奈
S2 ●田村実里 0-6 2-6 ○菅村恵里香
D ○松島美智留/村上ひろか 6-0 6-1 ●加藤ゆい/関真由美
○リコー(3勝)2-1 ●リコージャパン(3敗)
S1 ○水沼茉子 6-1 6-0 ●内田望允
S2 ○品田祐希 6-2 7-5 ●國瀬舞
D ●福井恵実/難波沙樹子 2-6 1-6 ○村上亜利沙/吉原叔恵
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男子は三菱電機、イカイなど5チームが4連勝で1stステージ終了 [第30回テニス日本リーグ]
神奈川県横浜市・横浜国際プール(室内カーペットコート)と兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で開催されている「第30回テニス日本リーグ」の男子リーグは1stステージ(12月3~6日)の最終日を迎え、第4戦目が行われた。
男子リーグは16チームで争われ、レッドブロックでは三菱電機、伊予銀行、リコーが、ブルーブロックではイカイとエキスパートパワーシズオカが4勝目を挙げ、合計5チームが全勝で1stステージを乗り切った。
テニス日本リーグはシングルス2試合、ダブルス1試合の合計3試合(同一選手の単複重複不可)で争うチーム対抗戦。1stステージ、2ndステージ(2016年1月21~24日)で2つのブロックに分かれての総当たり戦を行い、男子上位6チーム、女子上位4チームが東京体育館で開催される決勝トーナメント(2016年2月12~14日)に進出し、優勝チームを決定する。
2ndステージは、2016年1月21~24日に行われる予定。
◇ ◇ ◇
【男子・レッドブロック(ブルボンビーンズドーム)】
○三菱電機(4勝)3-0 ●東京海上日動(4敗)
S1 ○杉田祐一 6-0 6-1 ●井上善文
S2 ○福田創楽 6-1 6-0 ●青木亮
D ○福田健司/廣田耕作 6-2 6-2 ●長谷川祐一/田川翔太
○伊予銀行(4勝)3-0 ●JR北海道(4敗)
S1 ○片山翔 6-3 6-2 ●秋本恭幸
S2 ○植木竜太郎
6-4 6-2 ●田中裕也
D ○佐野紘一/飯野翔太
6-3 6-4 ●篠川智大/武田芳明
○リコー(4勝)3-0 ●鹿児島銀行(4敗)
S1 ○森田直樹 6-0 6-0 ●西田浩輝
S2 ○熊谷宗敏 6-0 6-2 ●徳重孝典
D ○喜多文明/芝田雅司 6-0 6-2 ●片谷祥吾/籾木一亨
●協和発酵キリン(3勝1敗)0-3 ○明治安田生命(1勝3敗)
S1 ●小林太郎 2-6 2-6 ○綿貫敬介
S2 ●星野武蔵 1-6 4-6 ○大塚拳之助
D ●中川優介/神谷慎 6-3 6-7(4) [8-10] ○干場義政/上村功樹
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【男子・ブルーブロック(横浜国際プール)】
○イカイ(4勝)3-0 ●九州電力(1勝3敗)
S1 ○松尾友貴 6-4 6-1 ●伊藤潤
S2 ○喜多元明 6-1 6-0 ●前原健太朗
D ○本村剛一/小ノ澤新 6-1 6-2 ●石浦純一/川平麗貴
○エキスパートパワーシズオカ(4勝)3-0 ●日本紙通商(4敗)
S1 ○奥大賢 6-1 6-3 ●竹内遥丞
S2 ○權伍喜 6-0 6-1 ●鈴木佳太
D ○長尾克己/後藤匡宏 2-6 7-5 [10-8] ●丹野翔太/稲葉健太
○ノア・インドアステージ(3勝1敗)2-1 ●伊勢久(1勝3敗)
S1 ○吉備雄也 6-3 6-2 ●有本尚紀
S2 ○大西賢 6-3 6-0 ●船𣘺主
D ●華谷宗/若松健太郎 3-6 5-7 ○伊藤大貴/神山翔多
●MS&AD三井住友海上(1勝3敗)0-3 ○レック興発(2勝2敗)
S1 ●富崎優也 2-6 0-6 ○関口周一
S2 ●大城光 0-6 0-6 ○菊池玄吾
D ●会田翔/加藤大地 4-6 2-6 ○竹島駿朗/佐藤一平
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青山修子と二宮真琴がダブルスで本戦出場権を獲得 [全豪オープン ワイルドカード・プレーオフ]
中国・深圳(シンセン)で開催された「オーストラリアンオープン2016 アジア・パシフィック ワイルドカード・プレーオフ」(本戦12月2~6日/ハードコート)が終了。女子の部のシングルス決勝は、第2シードのハン・シンユン(中国)が第1シードのワン・ヤーファン(中国)を6-1 6-0で、ダブルス決勝は、第1シードの青山修子(近藤乳業)/二宮真琴(橋本総業)が第2シードのバラチャヤ・ウォンティアンチャイ(タイ)/ヤン・ジャオシュアン(中国)を6-0 7-6(6)で破り、2016年1月に開催される全豪オープンの本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)の権利を獲得した。
シングルスの日本勢は青山、井上明里(レスポートサックジャパン)、秋田史帆(フリー)が本戦に出場したが、上位進出はならなかった。
この大会は男女シングルスとダブルス、ジュニアの部の男女シングルスが行われ、各種目の優勝者に翌年の全豪オープンでの本戦出場権が与えられる。昨年の大会では日本人選手は男子4人、女子は5人が出場したが、いずれも準決勝以上に勝ち上がることができなかった。
◇ ◇ ◇
日本人選手結果
【女子シングルス準々決勝】
●4青山修子(近藤乳業)[7] 4-6 4-6 ○ワン・ヤーファン(中国)[1]
【女子シングルス1回戦】
○4青山修子(近藤乳業)[7] 7-5 7-5 ●3秋田史帆(フリー)
●2井上明里(レスポートサックジャパン)[Q] 2-6 0-6 ○1ワン・ヤーファン(中国)[1]
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【女子ダブルス決勝】
○1青山修子/二宮真琴(近藤乳業/橋本総業)[1] 6-0 7-6(6) ●16バラチャヤ・ウォンティアンチャイ/ヤン・ジャオシュアン(タイ/中国)[2]
【女子ダブルス準決勝】
○1青山修子/二宮真琴(近藤乳業/橋本総業)[1] 6-7(5) 6-2 [10-4] ●5ハン・ナレ/リー・ヤーシュエン(韓国/台湾)[3]
【女子ダブルス準々決勝】
○1青山修子/二宮真琴(近藤乳業/橋本総業)[1] 6-1 6-3 ●4秋田史帆/井上明里(フリー/レスポートサックジャパン)
【女子ダブルス1回戦】
1青山修子/二宮真琴(近藤乳業/橋本総業)[1] Bye
○4秋田史帆/井上明里(フリー/レスポートサックジャパン)不戦勝 ●3チョウ・イシュアン/ウェイ・ジャンラン(台湾/中国)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝ち上がり
※写真はJAPAN WOMEN'S OPENの予選での青山修子
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西岡良仁がトップシードを守って本戦出場権を獲得 [全豪オープン ワイルドカード・プレーオフ]
中国・深圳(シンセン)で開催された「オーストラリアンオープン2016 アジア・パシフィック ワイルドカード・プレーオフ」(本戦12月2~6日/ハードコート)が終了。男子の部のシングルス決勝は第1シードの西岡良仁(ヨネックス)が第7シードのジェイソン・ジュン(台湾)を3-6 6-2 6-3で、ダブルス決勝は第3シードのシェイ・チェン ペン/ヤン・ツン フア(ともに台湾)が第2シードのバイ・ヤン/リー・ジェ(ともに中国)を6-4 7-6(6)で破り、2016年1月に開催される全豪オープンの本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)の権利を獲得した。
この大会は男女シングルスとダブルス、ジュニアの部の男女シングルスが行われ、各種目の優勝者に翌年の全豪オープンでの本戦出場権が与えられる。昨年の大会では日本人選手は男子4人、女子は5人が出場したが、いずれも準決勝以上に勝ち上がることができなかった。
◇ ◇ ◇
日本人選手結果
【男子シングルス決勝】
○1西岡良仁(ヨネックス)[1] 3-6 6-2 6-3 ●13ジェイソン・ジュン(台湾)[7]
【男子シングルス準決勝】
○1西岡良仁(ヨネックス)[1] 6-4 6-2 ●8リー・ジェ(中国)[6]
【男子シングルス準々決勝】
○1西岡良仁(ヨネックス)[1] 6-2 6-4 ●3SUN,Fajing(中国)
【男子シングルス1回戦】
○1西岡良仁(ヨネックス)[1] 6-1 6-4 ●2ウー・ハオ(中国)
●11松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)不戦勝 ○12ヤン・ツン フア(台湾)[3]
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【男子ダブルス準決勝】
●3松井俊英/クリストファー・ルンカット(ASIA PARTNERSHIP FUND/インドネシア)6-2 5-7 [4-10] ○5シェイ・チェン ペン/ヤン・ツン フア(台湾)[3]
【男子ダブルス準々決勝】
○3松井俊英/クリストファー・ルンカット(ASIA PARTNERSHIP FUND/インドネシア)7-6(5) 2-6 [10-7] ●1ゴン・マオシン/ペン・シェンイン(中国/台湾)[1]
【男子ダブルス1回戦】
○3松井俊英/クリストファー・ルンカット(ASIA PARTNERSHIP FUND/インドネシア)6-3 6-2 ●4SUN,Fajing/ジョウ・シェンハオ(中国)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
※写真は楽天ジャパンオープンでの西岡良仁
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第1シードの加治遥(園田女子大3年)が初の全国タイトル獲得 [インカレ室内]
大阪府吹田市・江坂テニスセンターで開催中の「平成27年度 全日本学生室内テニス選手権大会(第52回)」(本戦12月3~6日/室内ハードコート)。最終日の本戦4日目は男女のシングルス決勝が行われ、女子シングルスは第1シードの加治遥(園田女子大3年)が第2シードの林恵里奈(早稲田大3年)がを6-4 6-2で下して優勝を飾った。
女子シングルス決勝は加治と林、トップ2シードの東西対決となった。加治は1回戦から準決勝まで3試合連続で1年生との対戦だったが、この日は3年生の林。大会前から意識していた相手だし、決勝に勝ち上がってくることは十分に予想していた。
加治は立ち上がりの第1ゲームでブレークに成功。4-3からの第8ゲームでブレークを許して追いつかれるが、すぐにブレークバックして、そのまま6-4で第1セットを先取した。林が言う。「大事なポイントになると普通は少し守りに入ってしまうが、(加治は)そこで自分から攻めてポイントを取りにいく」。
第2セットは加治の1-2で迎えた第4ゲームがポイントだった。加治は0-40とトリプルブレークポイントを握られ、「(1-3になれば)最終セットも考えた」と言う。少し早い気もするが、加治は林の強さをよく知っている。ストレートで勝てるほど甘くはない――しかし、このピンチを切り抜けると林が崩れ、加治が勢いに乗った。1-2から5ゲーム連取のストレート勝利だった。
ジュニア時代から含め、加治は初の全国タイトル。「決勝にも進んだことがない。だから本当にうれしい」と満面の笑み。園田女子大からの優勝は2007年の大西香以来、8年ぶり17人目となる。「その仲間入りができてうれしい」。卒業後はプロ転向を視野に入れている。来週にはITF大会に出場するため、香港へ出発。「この結果に満足しないで、もっとレベルアップしたい」と力強く語った。
林は2年連続の準優勝。「自分に負けてしまった」と悔しさを露にした。「うまくいかなかったときに引きずってしまう。気持ちの切り替えができなかった」と口にした。「いろいろ課題が出たので、また鍛え直します」と林。単複2冠は逃したが、学生最後のシーズンに「すべてを出しきりたい」と雪辱を誓った。
※トップ写真は、優勝を決めた加治
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女子シングルス決勝は加治と林、トップ2シードの東西対決となった。加治は1回戦から準決勝まで3試合連続で1年生との対戦だったが、この日は3年生の林。大会前から意識していた相手だし、決勝に勝ち上がってくることは十分に予想していた。
加治は立ち上がりの第1ゲームでブレークに成功。4-3からの第8ゲームでブレークを許して追いつかれるが、すぐにブレークバックして、そのまま6-4で第1セットを先取した。林が言う。「大事なポイントになると普通は少し守りに入ってしまうが、(加治は)そこで自分から攻めてポイントを取りにいく」。
第2セットは加治の1-2で迎えた第4ゲームがポイントだった。加治は0-40とトリプルブレークポイントを握られ、「(1-3になれば)最終セットも考えた」と言う。少し早い気もするが、加治は林の強さをよく知っている。ストレートで勝てるほど甘くはない――しかし、このピンチを切り抜けると林が崩れ、加治が勢いに乗った。1-2から5ゲーム連取のストレート勝利だった。
ジュニア時代から含め、加治は初の全国タイトル。「決勝にも進んだことがない。だから本当にうれしい」と満面の笑み。園田女子大からの優勝は2007年の大西香以来、8年ぶり17人目となる。「その仲間入りができてうれしい」。卒業後はプロ転向を視野に入れている。来週にはITF大会に出場するため、香港へ出発。「この結果に満足しないで、もっとレベルアップしたい」と力強く語った。
林は2年連続の準優勝。「自分に負けてしまった」と悔しさを露にした。「うまくいかなかったときに引きずってしまう。気持ちの切り替えができなかった」と口にした。「いろいろ課題が出たので、また鍛え直します」と林。単複2冠は逃したが、学生最後のシーズンに「すべてを出しきりたい」と雪辱を誓った。
※トップ写真は、優勝を決めた加治
(テニスマガジン/編集部◎牧野 正)
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第2シードの諱五貴(3年)が明治大から初優勝 [インカレ室内]
大阪府吹田市・江坂テニスセンターで開催中の「平成27年度 全日本学生室内テニス選手権大会(第52回)」(本戦12月3~6日/室内ハードコート)。最終日の本戦4日目は男女のシングルス決勝が行われ、男子シングルスは諱五貴(明治大3年)が塚越雄人(法政大3年)を4-6 6-2 6-1のスコアで下して優勝した。
男子シングルス決勝の舞台に駆け上がったのは、第2シードの諱と予選から勝ち上がった塚越。2人の3年生だった。諱は先月の全日本テニス選手権でベスト16入り。前週に豊田市で行われた「ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」でも1回戦を突破し、ATP9ポイントを獲得して世界ランカーとなった。「優勝しかない。何としてもタイトルを獲得する」と大会に乗り込んできた。
あと1勝。しかし、優勝への想いが強すぎたのか、序盤から動きが鈍い。「サーブも入れにいっていたし、何より声が出ていなかった」と諱。第1セットは一度しかサービスをキープできず、4-6で失った。
それでも諱は落ち着いていた。第2セットからは「ラケットを思いきって振りきることを心掛け、叫びまくった」。サービスに威力が戻り、キープできるようになると、ストロークにもリズムが生まれた。得意のフォアハンドを軸にポイントを重ね、第2セットは6-2で奪い返した。
最終セットも2-1から第4ゲームでブレークに成功。塚越はネットプレーを混ぜながら必死に食らいついていったが、諱の勢いは衰えることなく、そのまま6-1で決着がついた。「みんなにプレッシャーをかけまくられました。夏のインカレは準優勝だったし、何がなんでもほしいタイトルだったので本当にうれしい」と諱。明治大からの男子シングルス優勝は初めてのことだ。
第1セットを先取した塚越だったが、第2セットからは「防戦一方となった。ボールが少しずつ浅くなって叩かれてしまった」と振り返る。それでも予選からの決勝進出に「ここまで来れると思っていなかったし、すごく自信になりました」と笑顔を見せた。7試合目でついに力尽きたが、最後まであきらめないプレーは素晴らしかった。
※トップ写真は、明治大から初Vの諱
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男子シングルス決勝の舞台に駆け上がったのは、第2シードの諱と予選から勝ち上がった塚越。2人の3年生だった。諱は先月の全日本テニス選手権でベスト16入り。前週に豊田市で行われた「ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」でも1回戦を突破し、ATP9ポイントを獲得して世界ランカーとなった。「優勝しかない。何としてもタイトルを獲得する」と大会に乗り込んできた。
あと1勝。しかし、優勝への想いが強すぎたのか、序盤から動きが鈍い。「サーブも入れにいっていたし、何より声が出ていなかった」と諱。第1セットは一度しかサービスをキープできず、4-6で失った。
それでも諱は落ち着いていた。第2セットからは「ラケットを思いきって振りきることを心掛け、叫びまくった」。サービスに威力が戻り、キープできるようになると、ストロークにもリズムが生まれた。得意のフォアハンドを軸にポイントを重ね、第2セットは6-2で奪い返した。
最終セットも2-1から第4ゲームでブレークに成功。塚越はネットプレーを混ぜながら必死に食らいついていったが、諱の勢いは衰えることなく、そのまま6-1で決着がついた。「みんなにプレッシャーをかけまくられました。夏のインカレは準優勝だったし、何がなんでもほしいタイトルだったので本当にうれしい」と諱。明治大からの男子シングルス優勝は初めてのことだ。
第1セットを先取した塚越だったが、第2セットからは「防戦一方となった。ボールが少しずつ浅くなって叩かれてしまった」と振り返る。それでも予選からの決勝進出に「ここまで来れると思っていなかったし、すごく自信になりました」と笑顔を見せた。7試合目でついに力尽きたが、最後まであきらめないプレーは素晴らしかった。
※トップ写真は、明治大から初Vの諱
(テニスマガジン/編集部◎牧野 正)
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[インカレ室内 最終日] PHOTOアルバム更新
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