ナダルがベセリを下してベスト8に進出 [bet-at-homeオープン]
8人のシード勢がベスト8に進出 [スイス・オープン・グスタード]
【ソフトテニス近畿インターハイ】男子団体戦のベスト16が決定、王者を狙う大熱戦が続く
U18は小林歩実(尚志学園)と渡部さくら(札幌清田)、U16は横濱圭亮(札幌日大)と沖田優羽(SFC)が優勝 [H27北海道ジュニア]
U14は本間悠悟(UFO)と照井妃奈(宮丘TC)、U12は下天摩輝(UFO)と齋藤優寧(SFC)が優勝 [H27北海道ジュニア]
2連覇中のイズナーがステパネクを下してベスト8に進出 [BB&T アトランタ・オープン]
アザレンカが右肩の故障で欠場 [シティ・オープン]
パブリウチェンコワ、クナップ、ガスパリアン、ティグがベスト4に進出 [バク・カップ]
【ソフトテニス近畿インターハイ】上宮が5年ぶりV!内本/丸山は二冠!
ナダルがクエバスを下してベスト4に進出 [bet-at-homeオープン]
右肘の故障でセレナが欠場を発表 [バンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシック]
第1シードのゴフィンがソウザを下してベスト4に進出 [スイス・オープン・グスタード]
3連覇を狙うイズナーがベスト4に進出も添田はミュラーに敗退 [BB&T アトランタ・オープン]
腹筋の故障でブシャールが欠場 [シティ・オープン]
【ソフトテニス近畿インターハイ女子団体展望】和歌山信愛を筆頭にデッドヒート
もっとも注目される和歌山信愛は、左上のブロックに入る。選抜で優勝後も、ハイスクールジャパンカップ(6月)で笠井が単複2冠(/鈴木)、そのシングルスでは後輩の貝瀬と同士討ち決勝を戦ったほか、近畿選手権団体優勝、個人8強中5ペアを占めるなど、今季はチームのレベルを戦績で見せつけてきた。ハイジャパ出場3名のほかにも、小山/黒田の大黒柱ら実力者が揃い、今秋の地元国体をにらんで、選抜に続く頂点を目指している。その和歌山信愛が順当に勝ち進めば、8強決めでは選抜8強の脇町(徳島)が進出してくるか。九州選手権Vの名護(沖縄)も見逃せない。
和歌山信愛の大黒柱・小山(左)/黒田(右)
左下のブロックには、選抜2位の高岡西、昇陽(大阪)、修大附鈴峯(広島)らが入り、混戦模様。高岡西はハイジャパ出場の荒木/桑名と双璧の浅田/村井(北信越選手権個人1位、2位)も控え、粘り強さと仕掛けで相手を苦しめるはず。昨年インハイ団体4強の昇陽は、主軸は抜けたものの、今季は全中Vメンバーが揃った。2月のアゼリアカップでは2位、勢いに乗ると怖い存在だ。広島翔洋らとの激戦を制して出場の修大附鈴峯にも昨年の全中団体Vメンバーが並ぶ。ほかにも地力あるチームがしのぎを削る注目ブロックだ。
右上のヤマ、第3シードには昨年インハイ2冠(団体、個人)の三重。ハイジャパ出場の下地/中西のほか、大貫(全中個人V)、清水ら実績あるメンバーを擁する。その上、新1年にはアンダーにも選出される中別府、久保(6月=東海選手権個人V。清水/)ら実力あるメンバーも加入。選抜16強から、チーム力は格段に上がっている。その対抗馬と目されるのが、文大杉並(東京)。若いチームながら、選抜では4強入り。昨年の国際ジュニアU-15単複V、関東選手権(6月)個人優勝(/上田)の林田リコらも加わり、チーム一丸となった戦いに磨きがかかる。
大貫(写真)、清水ら実績あるメンバーに加え、新戦力も充実の三重
右下のヤマでは、選抜で優勝した和歌山信愛にも果敢に挑み1-②と善戦した東北(宮城)、そして昨年選抜、インハイ団体2位、国体優勝の中村学園女子(選抜4強)らが中心となる。
個人戦では、上記チームの選手たちのほか、団体出場はならなかった全国の有力ペアが、まさに全力を振り絞る。大混戦は必至、明日香の灼熱の戦いは、フィジカルとメンタルの持久力が勝敗を分ける。
(ソフトテニス・マガジン編集部)
※トップ写真は、選抜優勝、ハイスクールジャパンカップ単複Vの笠井
添田豪はミュラーに5連敗で3年ぶりの4強入りならず [BB&T アトランタ・オープン]
【ソフトテニス近畿インターハイ】女子開会式が終了。明日香村の熱い夏はまだまだ続く
ナダルとフォニーニが決勝で対決へ [bet-at-homeオープン]
【ソフトテニス近畿インターハイ】女子個人優勝は同士討ち決勝を制し笠井/鈴木(和歌山信愛)が頂点に!
女子団体はトップシードの沖縄尚学が敗れ、近畿勢3校が4強を占める [近畿インターハイ]
真っ先にベスト4へ名乗りを上げたのは城南学園(大阪)だった。エースの向井マリアを軸に、3回戦で四日市商(三重)、準々決勝で鳳凰(鹿児島)をいずれも2-0で下して、早々と4強入りを決めた。
その城南学園と準決勝でぶつかるのが高校選抜の優勝校・京都外大西(京都)。ベスト8の戦いでは、同じく高校選抜で4強入りを果たした野田学園(山口)との激闘を制した。S1越野菜摘が野田学園・森川菜花を6-0 6-4で退け、大野菜々子/井手梨香子のダブルスも1セットアップ。しかし、そこから野田学園のダブルス、山藤真帆/梶谷亜未の逆襲を許す。第2セットを奪い返されると、第3セットも2-5。さらにS2では大塚芽生が俣賀瑞希に第1セットを奪われていた。
ところが、そこからさらに流れを反転させられるのが、高校選抜でチームの優勝を決めた大野/井手の底力なのかもしれない。第2セットで放っていた山藤/梶谷のアグレッシブさがわずかに影を潜めた隙を見逃さず、果敢なアタックを仕掛けて5ゲーム連続奪取。一気に試合を決め、春夏連覇へあと2勝とした。敗れた野田学園・田中聰規監督は、 「(ダブルスは)技術の差があったとは思わない。しかし、(最後は)やるべきことができずに頭の部分で空回りしてしまった」と、憮然とした表情を浮かべていた。
もう一方の山では、相生学院(兵庫)が九州文化学園(長崎)の進撃を止めた。藤原夕貴が大村千乃とのS1対決をストレートで制すると、ダブルスでは堺愛結 /池内七夕が追いすがる山村寿莉/中島ゆりかの果敢なアタックをわずかの差でかわし続け、7-6(5) 7-5で際どい勝負をものにした。
最激戦となったのが、トップシード・沖縄尚学のブロック。その沖縄尚学は3回戦で、リュー理沙マリーが小堀桃子とのエース対決を制し、初出場ながらダークホースと目されていた大成を撃破。愛知啓成(愛知)との競り合いを制した秀明八千代(千葉)との準々決勝に臨んだ。
先制したのは沖縄尚学。下地奈奈/西里夏子のダブルスが矢野伽南子/太田夏菜子を6-1 6-1で制し、さらにエースのリューが大河真由から第1セットを奪取。ベスト4入りに大きく近づいたかに思われたが、ここから大河が粘りを見せる。「相手がていねいにプレーしてきて、ミスをさせられてしまった。メンタル的なタフさが足りなかった」と平良和己監督が振り返ったように、リューに集中を欠くようなエラーが増え、大河に逆転を許してしまう。
勝負のかかったS2では下地奈緒が秀明八千代の二枚看板の一角、岩井真優に必死に食い下がり、第1セットを6-4で奪ったものの、第2セットから岩井が強打の精度をとり戻すと、最後は地力の差が現われて2-6 2-6で決着。「優勝を夢見ていたが…。それでも選手たちは力を出してくれたと思う」と平良監督。沖縄尚学の夢は、来年以降に持ち越しとなった。
結局、トップ4シードで唯一勝ち残った相生学院に、春夏連覇を狙う京都外大西と城南学園を加えた3校の近畿勢がベスト4に名を連ねた。明日の準決勝のカードは秀明八千代 vs 相生学院、京都外大西 vs 城南学園。男女ともに準決勝は9時からスタートし、その後に決勝が行われ、団体の優勝校が決まる。
※トップ写真は沖縄尚学のS2下地奈緒(右)