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女子は聖徳大附取手聖徳女子が接戦を制して優勝 [第3回全国選抜中学テニス]

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 第3回全国選抜中学校テニス大会(3月29、30日/団体戦/香川県総合運動公園テニス場)の最終日、30日(月)は男女団体準々決勝・準決勝(1セットマッチ/準々決勝のみ2ポイント先取で打ち切り)・決勝(8ゲームプロセットマッチ)が行われ、女子決勝は聖徳大附取手聖徳女子(茨城)が2-1で太田市立西(群馬)を下して優勝を飾った。

 シードダウンが続出する荒れ模様の女子団体だったが、決勝の舞台に立ったのはトップ2シードだった。第1シードの聖徳大附取手聖徳女子は、開星(島根) との準々決勝ではD1勝負を6-3でもぎ取ると、準決勝では横浜市立中田(神奈川)に3-0のストレートで決勝への切符を手にした。

 第2シードの太田市立西は、ダブルスが力を発揮。栃木県立佐野高附(栃木)との準々決勝、宇部市立西岐波(山口)との準決勝を、いずれもダブルス2本を奪っての2-1で突破し、ファイナルの舞台へと駒を進めた。

 3面展開でスタートした決勝は、聖徳大附取手聖徳女子がシングルスで先勝。浅川夏絵手が髙木玲花を8-0で退け、優勝へ王手をかける。しかし、ここからのダブルスの粘りが太田市立西の真骨頂。D1、D2ともにシーソーゲームへと持ち込むと、平行カウントで進んでいたD2佐々木咲/木澤茉優が、6-7からブレークを奪って1勝1敗。勝負はD1の行方に委ねられた。

太田市立西はあと一歩で優勝に手が届かず

 一方、聖徳大附取手聖徳女子のD1寺田未空/露久保愛美は、太田市立西・小野寺杏奈/齊藤ななみに常にワンブレークのリードを許す展開を強いられていた。しかし、とられればチームの敗退が決まる第14ゲームでブレークバックに成功。そのままタイブレークへとなだれ込み、最後はこれを7-5で制して聖徳大附取手聖徳女子に全国タイトルをもたらした。

 「トップシードになったことに最初は皆、驚いていた。しかし、プレッシャーを感じることなく最後までプレーできた」と聖徳大附取手聖徳女子の水越卓治監督。キャプテンであり、決勝ではD1として勝利を決めた寺田未空も、「小学生の頃からの知り合いばかりのチーム。チームワークの勝利だった」と優勝を喜んでいた。

男女団体準々決勝・準決勝・決勝の結果はこちら

※トップ写真は優勝を決めた瞬間の聖徳大附取手聖徳女子・寺田/露久保

テニスマガジン/編集部◎杉浦多夢)

男子は小平市立小平第二が「中学センバツ」初優勝 [第3回全国選抜中学テニス]

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 第3回全国選抜中学校テニス大会(3月29、30日/団体戦/香川県総合運動公園テニス場)の最終日、30日(月)は男女団体準々決勝・準決勝(1セットマッチ/準々決勝のみ2ポイント先取で打ち切り)・決勝(8ゲームプロセットマッチ)が行われ、男子決勝は、小平市立小平第二(東京)が川口市立西(埼玉)を2-1で振りきり、「中学センバツ」初優勝を果たした。

 トップシードの小平市立小平第二(東京)は、昨年優勝の甲南(兵庫)を2-0で下して準々決勝を突破したものの、準決勝で大きな山を迎えた。桑名市立明正(三重)との一戦は1-1でD2勝負がもつれ込み、小平市立小平第二の増田健吾/柘植幹哉は4-5の0-40と追い込まれながら、鮮やかに逆転。キャプテンの柘植は、「あの勝利で、チームのモティベーションはさらに高まった」と振り返る。

 もうひとつの準決勝は、第2シードの川口市立西(埼玉) が神戸市立井吹台(兵庫)を2-1で下して決勝に進出。S1和田大永、D2古賀大輝/木内恭佑がいずれも6-0で勝利を収め、トップ2シードによるファイナルが実現した。

 決勝で先制したのは小平市立小平第二。D1増田健吾/柘植幹哉がスタートから5連続ゲームを奪って主導権を握ると、最後は川口市立西の奥村俊介/諸我良太を8-4で沈める。しかし、川口市立西はD2古賀大輝/木内恭佑が5-5からの3連続ゲームで試合をタイに戻した。

川口市立西は小平市立小平第二をあと少しまで追い詰めたが…

 S1でゲームを支配していたのは、小平市立小平第二の小山真生だった。序盤から優位に試合を進め、7-5のサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、川口市立西の1年生・和田大永の粘りの前にブレークを許してしまう。続く第14ゲームでも何度もマッチポイントを握りながら決めきれず、その間にチームはD2を奪われてしまった。

 それでも、「全国優勝のプレッシャーでミスが出て、決めきれなかった。最後は皆の声援が大きくなって、ここで決めるしかない」と振り返ったように、小山が第14ゲームを意地のブレーク。チームに初の「中学センバツ」のタイトルをもたらした。「皆が喜んでくれてよかった。次は心配をかけないプレーをしたい」。小山の安堵の表情が、タイトルの価値を物語っていた。

男女団体準々決勝・準決勝・決勝の結果はこちら

※トップ写真は優勝を飾った小平市立小平第二

テニスマガジン/編集部◎杉浦多夢)

本戦がスタート、中川直樹との10代対決を制した山﨑純平が初戦突破 [F4つくばフューチャーズ]

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 茨城県つくば市・筑波大学体芸コートで「第5回筑波大学国際テニストーナメント」(本戦3月30日~4月4日/賞金総額 1万ドル/ハードコート)の本戦がスタートし、初日はシングルス1回戦4試合とダブルス1回戦3試合、シングルス予選決勝8試合が行われた。

 シングルスは第4シードの関口周一(イカイ)、昨年の全日本選手権優勝者の江原弘泰(日清紡ホールディングス)らが初戦を突破した。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)同士の対戦となった中川直樹(IMG Tokyo)と山﨑純平(むさしの村ローンテニスクラブ)の10代対決は、17歳の山﨑が18歳の中川を7-6(1) 6-4で下して2回戦に駒を進めた。

 ダブルスは第1シードのサンチャイ・ラティワタナ/ソンチャット・ラティワタナ(タイ)と第4シードの斉藤貴史/綿貫裕介(津幡町テニス協会/橋本総業)が勝ち上がっている。

 詳しい結果は以下の通り(※名前の左に付いている数字はドロー番号)。

 この大会は今年8大会開催されるフューチャーズの第4戦で、3月中旬から4週連続で大学が舞台となる「大学シリーズ(亜細亜大学、早稲田大学、山梨学院大学、筑波大学)」の最終戦。

 3月31日(火)は10時00分から、シングルス1回戦12試合とダブルス1回戦5試合が行われる予定。


【シングルス1回戦】

○12江原弘泰(日清紡ホールディングス)7-5 6-1 ●11佐藤文平(フリー)

○14山﨑純平(むさしの村ローンテニスクラブ)[WC] 7-6(1) 6-4 ●13中川直樹(IMG Tokyo)[WC]

○24関口周一(イカイ)[4] 6-4 6-4 ●23小ノ澤新(イカイ)

○29井藤祐一(ライフ・エヌ・ピー)1-6 6-3 6-3 ●30菊池玄吾(エキスパートパワーシズオカ)


【ダブルス1回戦】

○1サンチャイ・ラティワタナ/ソンチャット・ラティワタナ(タイ)[1] 6-2 7-5 ●2岡本弘暉/豊野拓也(筑波大学)[WC]

○12斉藤貴史/綿貫裕介(津幡町テニス協会/橋本総業)[4] 7-5 6-1 ●11竹内研人/キティコーン・ワチラマノウォン(北日本物産/タイ)

○14ジャリード・チャップリン/ベン・マクラクラン(オーストラリア/ニュージーランド)6-0 6-3 ●13豊野潤也/吉開健太(筑波大学)[WC]


【シングルス予選決勝】

○1キティコーン・ワチラマノウォン(タイ)[1] 3-6 6-4 6-1 ●8上杉海斗(慶應義塾大学)[11]

○11松村亮太朗(Let's play)6-4 6-3 ●15松崎勇太郎(早稲田大学)

○17田沼諒太(フリー)[3]  6-2 7-5 ●23竹元佑亮(関西大学)

○31藤井信太(Fテニス)6-3 7-6(5) ●25ジャリード・チャップリン(オーストラリア)[4]

○40栗林聡真(早稲田大学)[15] 6-2 7-6(5) ●34中村侑平(関西大学)[WC]

○41笹井正樹(フリー)[6] 6-3 6-1 ●48ロンギ正幸(たちかわジュニアテニスアカデミー)[12]

○54ホン・ソンチャン(韓国)6-1 6-0 ●52坂井勇仁(清風高校)

○60喜多元明(エキスパートパワーシズオカ)7-6(4) 6-4 ●62沼尻啓介(NJテニスクラブ)

※[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

※写真はシングルス2回戦に駒を進めた17歳の山﨑純平
写真提供◎筑波大学国際テニストーナメント

セレナが15歳のベリスの挑戦を退け4回戦に進出「私が15歳の頃はあんなプレーは絶対にできなかった」 [マイアミ・オープン]

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 3月24日にアメリカ・マイアミで開幕した「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)。

 日曜日に行われた3回戦。セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の横を鋭い勢いでボールが通り抜けてエースになると、場内からは大きな歓声が起きた。

 セレナもまた、その雰囲気につられて歓声の中に混ざっている気持ちだったと話している。誰もがセレナと戦う年下で不利な状況の対戦相手が、いいプレーをするのを望んでいた。

 “ CiCi ”の渾名で呼ばれる15歳のキャサリン・ベリス(アメリカ)は、わずか41分、1-6 1-6のスコアでセレナに敗れ、3回戦で姿を消した。

 「そうね、この試合に勝ててすごくうれしい、という感じかしらね」と33歳のセレナは言う。「タフな試合だったわ。彼女は若く、そして同じアメリカ人。みんな彼女のような選手がいいプレーをするのを望んでいたでしょうしね」。

 セレナはこれで今大会で8度目となる優勝にまた一歩近づいた。

 昨年の全米オープンでのベリスは、大きく注目された存在だった。しかし、世界ナンバーワンを相手にはどうしようもなかったようだ。セレナはこの試合で65ポイント中51ポイントを奪い、7度のサービスゲームではわずか2ポイントしか失わなかった。

 だが、惨敗のあともベリスは笑顔をつくってみせた。「すごくナーバスになっていた」とベリス。「彼女を相手に、どうやったら自分のゲームができるのか全然わからなかった。彼女とは今まで一度も対戦したことがなかったし、彼女のことはテレビで見る人だとしか思っていなかったから」。

 また、ベリスは「彼女は私にとってはアイドル的な存在。アメリカ人で、世界ナンバーワンで、史上最高の選手。彼女とプレーするのはとても怖かったわ」とも話している。

 ベリスにとっては大きなスタジアムでの試合は初めてで、序盤から雰囲気に圧倒され、セレナにオーバーパワーされた。5フィート6インチ(WTAのプロフィールでは168cm)の彼女は、おそらく何人かのボールパーソンよりも小さかった。

 セレナは観客たちがベリスの活躍を望んでいたのを理解し、ベリスに勝ったあとは、いつもなら見せる拳を突き上げて喜びを表現するパフォーマンスを控えていた。

 セレナが13本のサービスエースを奪ったのに対して、ベリスは1本。ベリスは世界ナンバーワンのジュニアだが、まだアマチュアの選手でもある。

 試合後の握手で、「私は、“ Good job ”と彼女に言ったわ」とセレナは言う。

 ベリスは「彼女はとても素晴らしかった」とセレナについて話し、「何のことであれ、そんなにたくさんのことを話せないわ」と続けている。

 1999年にベリスが生まれたとき、セレナはすでにトップ20の選手だった。自分が初めてトップ選手と戦ったときのことについて聞かれたセレナは、遠い昔のことで思い出せないと話している。

 「憶えていないわ」とセレナ。「私はもう100年以上はプレーしたきたような気持ちだから」と続け、「ただ、私が15歳の頃にはプロを相手にあんなにいいプレーは絶対にできなかった。まだまだ全然プレーがうまくなかったから。CiCiはとても素晴らしいプレーをしていたと思うわ」。
 
 セレナは4回戦で、2006年大会の優勝者で第24シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。クズネツォワは第13シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-3 3-6 6-3で倒しての4回戦進出となっている。

 そのほかの女子の試合では、今大会で2度の優勝経験を持つビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第15シードのフラビア・ペンネッタ(イタリア)に6-7(5) 6-7(6)で敗れている。

 また、前週のインディアンウェルズで優勝した第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)は第30シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-4 7-5で下しての4回戦進出だ。(C)AP

Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 29: Serena Williams of the United States shakes hands at the net after her straight set victory against Catherine Bellis of the United States in their third round match during the Miami Open Presented by Itau at Crandon Park Tennis Center on March 29, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

ナダルがベルダスコに敗れて3回戦で敗退「大事な場面で不安が残っている」 [マイアミ・オープン]

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 3月25日にアメリカ・マイアミで開幕した「マイアミ・オープン」(ATP1000/ハードコート)。

 日曜日に行われた3回戦で、ラファエル・ナダル(スペイン)がフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に4-6 6-2 3-6で敗れ、またも早期敗退を喫した。

 ナダルは第2シード。今大会は11度目の出場で、一度も優勝がない。彼にとっては、数多く参戦した大会の中でまだ優勝がない大会の一つだ。

 ナダルはベルダスコを相手に13試合に勝利してきたが、ここ2試合は連敗して13勝2敗となった。ナダルは昨年いくつかの健康問題を抱え、今は完全復活への途上とし、自信もまだ回復していないと話している。

 「いいプレーをするためにはリラックスしていることが必要なんだけれど、それが問題なんだ」と14度のグランドスラム・チャンピオンであるナダルは話す。「多くの瞬間で、僕はまだ緊張しすぎている。大事な場面ではまだ不安があるんだよ」。

 また、ナダルは「でもだいぶ固まりつつある。ただ、それまでに1週間かかるのか、半年かかるのかはわからない。あるいは1年必要かもしれない。でも、そのために頑張るよ」とも話している。

 今大会をスキップしたロジャー・フェデラー(スイス)は不在。4度の優勝者であるノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2度の優勝者であるアンディ・マレー(イギリス)が有力な優勝候補と目されている。

 第3シードのマレーは、サンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)を6-3 6-4で下して4回戦に進んでいる。(C)AP

Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 29: Rafael Nadal of Spain waves to the crowd after losing to Fernando Verdasco of Spain during day 7 of the Miami Open at Crandon Park Tennis Center on March 29, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Al Bello/Getty Images)

錦織がトロイツキを下して4年連続16強入り [マイアミ・オープン]

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 アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(ATP1000/3月25日~4月5日/賞金総額 538万1235ドル/ハードコート)の6日目。男子シングルス3回戦で、第4シードの錦織圭(日清食品)が第32シードのビクトル・トロイツキ(セルビア)を6-2 6-2で破り、4年連続4度目となるベスト16進出を決めた。試合時間は1時間3分。

 錦織とトロイツキは2013年までに3度顔を合わせており、錦織の2勝1敗。前回の対戦は2013年5月のマドリッド(ATP1000/クレーコート)の2回戦で、そのときは錦織が7-5 6-2で勝っていた。

 錦織は今大会には5年連続6度目の出場で、過去の戦績は9勝4敗。昨年は第20シードとして出場し、準々決勝でロジャー・フェデラー(スイス)を3-6 7-5 6-4で破るなどしてベスト4進出を果たしている。

 錦織は4回戦で、第18シードのダビド・ゴフィン(ベルギー)とジャージー・ヤノビッチ(ポーランド)の勝者と対戦する。

Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 30: Kei Nishikori of Japan returns the ball against Viktor Troicki of Serbia during day 8 of the Miami Open at Crandon Park Tennis Center on March 30, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Al Bello/Getty Images)

ワールド・チーム・テニス「WTT」の40周年にセレナ・ウイリアムズがプレー

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 北米の夏のエキシビションの団体戦のシリーズとして知られるワールド・チーム・テニス(WTT)。北米地域の各都市をフランチャイズとしての都市対抗戦の形式で実施されている。

 WTTは今年で40年目のシーズンを迎えるが、「ワシントン・キャッスルズ」にセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が戻ることになった。

 WTTは月曜日に、セレナはディフェンディング・チャンピオンのワシントン・キャッスルズで2011年以来、久々にプレーすると発表した。最初の試合は7月12日にボストンで開催されるという。

 セレナは7月20日にはロードでフィラデルフィアと対戦し、21日にはホームのワシントンで試合をする予定だという。また、同じくキャッスルズのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、7月14日のホームの試合でマルチナ・ヒンギス(スイス)などとプレーする予定になっている。

 ユージェニー・ブシャール(カナダ)はボストン、ジョン・イズナー(アメリカ)はミズーリ州スプリングフィールド、アンディ・ロディック(アメリカ)はオースティンでのプレーとなる。

 各地区のチャンピオンが、7月30日から8月2日のファイナルに進む形式だ。(C)AP

Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 30: Serena Williams returns a shot to Svetlana Kuznetsova of Russia during day 8 of the Miami Open Presented by Itau at Crandon Park Tennis Center on March 30, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

初戦から自信のプレーを続ける錦織が4回戦へ [マイアミ・オープン]

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 アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(ATP1000/3月25日~4月5日/賞金総額 538万1235ドル/ハードコート)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シードの錦織圭(日清食品)が第32シードのビクトル・トロイツキ(セルビア)を6-2 6-2で破り、4回戦進出を決めた。

 ミカエル・ユーズニーを下した初戦(2回戦)で錦織圭が見せた“よい姿勢”は、この試合でも姿をくらます気配はなかった。世界ナンバーワンを目指す日本のスターは、3回戦も堅固なテニスで、コート内に踏み込んで打つ強気のプレーを見せた。1月にシドニーで優勝したトロイツキを、リズムに乗せないようラリーをうまく管理した。

ビクトル・トロイツキ(セルビア)

 錦織は出だしからしっかりとエンジンがかかっているようだった。ベースラインから下がらずアグレッシブに打ち、繰り出すショットが鋭い。午前11時に始まったこの試合は、まだ人気の少ない観客席だったが、戦い始めた彼は対戦相手よりも、誰よりも目覚めているように見えた。

 錦織は第1セット第1ゲームでいきなりブレークに成功するが、続くゲームで集中力の弛みか、イージーなフォアハンドのミスをおかして、トロイツキに1-1と追いつくことを許した。しかし、錦織は迅速に体勢を立て直し、そこからはプレーの主導権を握るのは常に彼となる。敏捷なフットワーク、早いタイミングでボールをとらえるプレーで、彼はトロイツキにミスを強いた。

 錦織はこの第1セットは、第5、第7ゲームでも相手のサービスをブレークすることに成功。トロイツキにバックハンドのミスを強いて6-2でセットをものにした。

 第1セットのスタッツは、やや偽りの印象を与えるものだった。というのも、錦織のスタッツは11本のミスに対して6本のウィナー。しかし、目の前の錦織は、より爆発力のあるテニスを見せ、相手を息詰まらせていたのだ。
 
 第2セットでも、錦織が相手を引き離し始めるのを目にするのに、そう長い時間を待つ必要はなかった。コートチェンジの際にトロイツキがトレーナーを呼び、腰の治療を行った。そうなると錦織は、もはや、この獲物を離さなかった。第3ゲームでトロイツキは守備に回らざるを得なくなり、バックハンドをネットにかけてブレークを献上してしまう。

 錦織は第7ゲームでも相手のサービスを破り、この試合5度目のブレークを果たすと、5-2で自らのサービスゲームを迎える。勢いを増し続けた錦織は、最後はグラウンドスマッシュを容易く決めて試合を締めくくった。

 試合時間はわずか1時間3分、錦織は観客席に向けて拳を突き上げた。彼は4回戦に駒を進め、そこで第18シードのダビド・ゴフィン(ベルギー/20位)と対戦することになる。

試合後の錦織コメント
「コート上のフィーリングはとてもいい。今日はほとんど完璧とさえ言える、いいテニスをして勝てたことを、すごくうれしく思っている。彼は少し体を痛めていたのかもしれないが、今日はリターンで大いにプレッシャーをかけることができた。だからビクトルのようなビッグサーバーから、いくつかのブレークを奪うことができたのだと思う。それに、フォアもバックもうまく機能している」

Tennis Magazine/取材◎GEORGES HOMSI/翻訳◎木村かや子/構成◎編集部)

Photo: KEY BISCAYNE, FL - MARCH 30:  Kei Nishikori of Japan celebrates his win against Viktor Troicki of Serbia during day 8 of the Miami Open at Crandon Park Tennis Center on March 30, 2015 in Key Biscayne, Florida.  (Photo by Al Bello/Getty Images)

Photo: KEY BISCAYNE, FL - MARCH 30: Viktor Troicki of Serbia returns the ball against Kei Nishikori of Japan during day 8 of the Miami Open at Crandon Park Tennis Center on March 30, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Al Bello/Getty Images)

クーリザンがヒメノ トラベルを下して3度目のツアー優勝 [ハッサン2世グランプリ]

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 モロッコ・カサブランカで6日(月)に開幕した「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/4月6~12日/賞金総額 43万9405ユーロ/クレーコート)。

 日曜日に行われた決勝で、第2シードのマルティン・クーリザン(スロバキア)がダニエル・ヒメノ トラベル(スペイン)を6-2 6-2で下してキャリア通算で3度目の優勝を果たした。

 クーリザンは、緊張から硬くなっていた相手を序盤にブレークして流れを握った。41位のクーリザンは第4ゲームでは4度のブレークのピンチをしのいで5-1とリードを広げた。

 ヒメノ トラベルにとっては今大会が初の決勝進出。第2セット第3ゲームでサービスゲームを失い、クーリザンにそのまま5-2とリードされた。ヒメノ トラベルも3本のブレークポイントをしのいだが、最後は相手にサービスゲームをキープされて敗れた。

 クーリザンはこれまでに2012年のサンクトペテルブルクと、昨年のミュンヘンで優勝した経験があった。 (C)AP

※写真はマイアミ・オープンでのクーリザン
Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 28: Martin Klizan of Slovakia celebrates breaking Novak Djokovic of Serbia in the second set during day 6 of the Miami Open Presented by Itau at Crandon Park Tennis Center on March 28, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

シュミドローバがジョルジを倒してツアー初優勝 [カトヴィツェ・オープン]

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 ポーランド・カトヴィツェで6日(月)に開幕した「カトヴィツェ・オープン」(WTAインターナショナル/4月6~12日/賞金総額 25万ドル/室内ハードコート)。

 日曜日に行われた決勝で、第8シードのアンナ・シュミドローバ(スロバキア)が第3シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-4 6-3で倒してツアー初優勝を果たした。

 シュミドローバは67位。1時間28分の試合での勝利だった。

 ジョルジは34位。彼女が5本のダブルフォールトを犯したのに対して、シュミドローバは1本だった。

 ジョルジは準決勝で第1シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を破っての決勝進出だった。(C)AP

※写真はマイアミ・オープンでのシュミドローバ
Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 26: Anna Schmiedlova of Slovakia returns the ball to Agnieszka Radwanska of Poland during day 4 of the Miami Open at Crandon Park Tennis Center on March 26, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Al Bello/Getty Images)

ケルバーがキーズを振りきって優勝「これから先が楽しみ」 [ファミリー・サークル・カップ]

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 4月6日にアメリカ・チャールストンで開幕した「ファミリー・サークル・カップ」(WTAプレミア/クレーコート)。

 日曜日に行われた決勝で、第5シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がマディソン・キーズ(アメリカ)を6-2 4-6 7-5で倒して優勝した。

 ケルバーは27歳。第3セットでは1-4とリードされたところからの逆転勝ちだった。今大会の優勝がキャリア4度目。

 「知っての通り、このサーフェス(クレーコート)は私にとっては決して好きではないコート」とケルバー。「でも、昨シーズンにそれは変わった。私はクレーコートでも自分のプレーができる。私のプレーは守備的であり、同時にアグレッシブであろうとするスタイルだから」。

 ケルバーはパワーヒッターのキーズに対して、その言葉通りのプレーを見せた。キーズは今大会ではまだサービスゲームを落としていなかったが、ケルバーは試合開始直後の第1ゲームでキーズのサービスを破り、試合を通じては5度のブレークを奪った。

 第3セットではイライラを募らせていたケルバーだったが、コーチのトルベン・ベリッツ氏といい話し合いができたようで、作戦と集中力を立て直して逆転に成功した。その後のケルバーはよりアグレッシブなプレーでキーズを追い込んだ。試合の序盤にはそういう場面もあったが、中盤以降はなくなりかけていた強さをケルバーは取り戻した。

 「彼女は」間違いなくレベルを上げてきたし、その後は全体としてプレーが変わってきていた」とキーズは話している。

 ケルバーは1-4とされたところからの16ポイント中、14ポイントを奪取して試合を4-4のタイまで戻すプレーを見せた。

 第1セットでのケルバーはキーズのサービスゲームを3度破ってあっという間にモノにしたが、キーズも第2セットでリズムを取り戻して逆襲。試合をタイに戻した。キーズはケルバーをコートのサイドからサイドへと走らせ、パワフルなフォアハンドで試合をコントロールした。第3セットも先に4-1とリードしたのはキーズだった。

 キーズのサービスはコンスタントに時速100マイル(時速約161km)を超えていたし、安定したプレーを見せていたが、この日のケルバーには及ばなかった。キーズのファーストサービスの確率は63%で、対するケルバーは83%という正確さだった。

 昨年のイーストボーンの大会の決勝でも対戦していた両者。そのときにはキーズが勝って、これまででは唯一となるWTAツアーのタイトルを獲得したが、この日は2度目のタイトル獲得に向けて緊張していたという。だが、キーズはこの敗退と今週の大会での躍進が、今後のシーズンに向けていい勉強になったと話している。

 「最初はダメでも、OK、次があるわ」とキーズは微笑みながら話している。

 ケルバーは16位。この優勝で今後に勢いをつけたいと話している。1年前、彼女の親しい友人でもあるアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)は、この大会での優勝をきっかけに、さらに2つのタイトルを獲得し、39位から11位までランキングを上げた。

 「ここ数週間はとてもハードな練習を積んできているし、今大会のどの試合もとてもいいプレーができていた」とケルバーは振り返る。「だから、これから先が楽しみだし、次の大会に向けて確実に自信もついてきている。次もまたいいプレーができると今は感じられているわ」。(C)AP

※写真はマイアミ・オープンでのケルバー
Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 27: Angelique Kerber of Germany plays a forehand against Heather Watson of Great Britain in their second round match during the Miami Open Presented by Itau at Crandon Park Tennis Center on March 27, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

ソックがクエリーを倒してツアー初優勝 [US男子クレーコート選手権]

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 4月6日にアメリカ・ヒューストンで開幕した「US男子クレーコート選手権」(ATP250/クレーコート)。

 日曜日に行われたアメリカ勢同士となった決勝で、ジャック・ソック(アメリカ)がサム・クエリー(アメリカ)を7-6(9) 7-6(2)で倒してツアー初優勝を果たした。

 ソックは22歳。第1セットのタイブレークでは3本あった相手のセットポイントをしのぐなどしての勝利だった。

 ソックは今大会では6人目となるアメリカ人の優勝者となった。この優勝でランキングもキャリアハイの36位まで上昇する。

 「友達とプレーするのは決して簡単なことじゃない。アメリカ勢はみんな仲がいいからね」とソック。「素晴らしい試合だったと思う。将来、僕たちはもっとたくさんのプレーがしたい。ここまでたくさんのことがあった。ここ数ヵ月はたいへんだったよ」。

 ソックは昨年のウィンブルドンのダブルスでバセック・ポスピショル(カナダ)とのペアで優勝。今季3大会目の出場で、初の決勝進出というチャンスを生かしての優勝だった。

 ソックは昨年12月に股関節の筋肉を手術。先月のインディアンウェルズまで復帰できていなかった。また、手術からのリハビリの最中に、兄のエリックが深刻な肺炎を発症していた。エリックは今大会には姿を見せている。

 「僕は彼のために戦ったよ」とソック。「ここに居てくれてありがとうエリック」。(C)AP

※写真はマイアミ・オープンでのソック
Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 25: Jack Sock celebrates match point against Go Soeda of Japan during day 3 of the Miami Open at Crandon Park Tennis Center on March 25, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Al Bello/Getty Images)

[最新WTAランキング] 4月13日付

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■WTAシングルスランキング(04月13日現在)

順位(前週) 名前(国籍) ポイント(前週ポイント)

1.(1) セレナ・ウイリアムズ(アメリカ) 9,981(9,981)
2.(2) マリア・シャラポワ(ロシア) 7,890(7,890)
3.(3) シモナ・ハレプ(ルーマニア) 7,571(7,571)
4.(4) ペトラ・クビトバ(チェコ) 6,060(6,060)
5.(5) カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク) 4,675(4,675)
6.(6) アナ・イバノビッチ(セルビア) 4,200(4,200)
7.(7) ユージェニー・ブシャール(カナダ) 4,122(4,122)
8.(8) エカテリーナ・マカロワ(ロシア) 3,420(3,420)
9.(9) アグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド) 3,385(3,385)
10.(10) カルラ・スアレス ナバロ(スペイン) 3,335(3,340)

14.(16) アンジェリック・ケルバー(ドイツ) 2,865(2,500)

17.(20) マディソン・キーズ(アメリカ) 2,325(2,075)

28.(24) アリゼ・コルネ(フランス) 1,650(1,870)

33.(36) イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア) 1,409(1,339)

36.(34) カミラ・ジョルジ(イタリア) 1,350(1,350)

46.(67) アンナ・シュミドローバ(スロバキア) 1,074(807)

54.(53) 奈良くるみ(日本/安藤証券) 930(930)

57.(66) ローレン・デービス(アメリカ) 880(810)

72.(110) ルーシー・ラデッカ(チェコ) 745(537)

85.(105) アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー) 671(573)

107.(103) 土居美咲(日本/ミキハウス) 577(577)
132.(132) 江口実沙(日本/北日本物産) 424(424)
152.(152) クルム伊達公子(日本/エステティックTBC) 360(348)
160.(156) 穂積絵莉(日本/エモテント) 337(342)
168.(168) 桑田寛子(日本/島津製作所) 312(312)
169.(169) 尾﨑里紗(日本/江崎グリコ) 312(312)
178.(174) 波形純理(日本/北日本物産) 290(290)
198.(196) 青山修子(日本/近藤乳業) 249(254)

230.(248) 大坂なおみ(日本) 198(185)

451.(455) 森田あゆみ(日本/キヤノン) 58(58)


※写真はBNPパリバ・オープンでのアンナ・シュミドローバ
Photo:INDIAN WELLS, CA - MARCH 12: Anna Schmiedlova of Slovakia returns a shot to Lauren Davis during day four of the BNP Paribas Open at the Indian Wells Tennis Garden on March 12, 2015 in Indian Wells, California. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

[最新ATPランキング] 4月13日付

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■ATPシングルスランキング(04月13日現在)

順位(前週) 名前(国籍) ポイント(前週ポイント)

1.(1) ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 13,205(13,205)
2.(2) ロジャー・フェデラー(スイス) 8,895(8,895)
3.(3) アンディ・マレー(イギリス) 6,060( 6,060)
4.(4) 錦織圭(日本/日清食品)  5,280(5,280)
5.(5) ラファエル・ナダル(スペイン) 5,255(5,255)
6.(6) ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 5,070(5,070)
7.(7) ダビド・フェレール(スペイン) 4,670(4,670)
8.(8) トマーシュ・ベルディヒ(チェコ) 4,510(4,510)
9.(9) スタン・バブリンカ(スイス) 4,405(4,405)
10.(10) マリン・チリッチ(クロアチア) 3,360(3,360)

29.(41) マルティン・クーリザン(スロバキア) 1,272(1,042)

33.(24) ギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン) 1,165(1,415)

36.(46) ジャック・ソック(アメリカ) 1,150(945)

40.(30) フェルナンド・ベルダスコ(スペイン) 1,100(1,260)

52.(58) アンドレアス・ヘイダー マウアー(オーストリア) 876(851)

63.(50) マルセル・グラノイェルス(スペイン) 765(905)

68.(95) ダニエル・ヒメノ トラベル(スペイン) 713(571)

84.(93) サム・グロス(オーストラリア) 598(578)

86.(92) 添田豪(日本/GODAIテニスカレッジ) 597(584)

88.(72) フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン) 595(665)

93.(112) デュディ・セラ(イスラエル) 580(500)

98.(98) 伊藤竜馬(日本/北日本物産) 555(555)

100.(76) ニコラス・アルマグロ(スペイン) 540(645)

108.(113) ルカ・プイエ(フランス) 515(492)
109.(124) ニコラ・マウ(フランス) 512(442)

112.(118) チョン・ヒョン(韓国) 508(476)

140.(158) 杉田祐一(日本/三菱電機) 385(335)
154.(153) 西岡良仁(日本/ヨネックス) 345(345)
157.(165) 守屋宏紀(日本/北日本物産) 337(308)
202.(213) ダニエル太郎(日本/エイブル) 235(223)
249.(273) 内山靖崇(日本/北日本物産) 199(175)
283.(285) 仁木拓人(日本/柴沼醤油販売) 170(165)


※写真はマイアミ・オープンでのジャック・ソック
Photo:KEY BISCAYNE, FL - MARCH 28: Jack Sock celebrates match point against Fabio Fognini of Italy during day 5 of the Miami Open Presented by Itau at Crandon Park Tennis Center on March 27, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

日本女子は2年連続3位入賞 [ジュニアフェド杯U16 アジア・オセアニア予選]

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 オーストラリア・シェパートンで開催された「ジュニアフェドカップ アジア/オセアニア予選(女子16才以下 国別対抗戦)」(4月8~13日)は最終日を迎え、決勝トーナメントの決勝などが行われた。

 準決勝で第1シードのオーストラリアに0-3で敗れた第4シードの日本は、3位決定戦でニュージーランドと対戦。日本がニュージーランドを2-1で下し、昨年に続いて3位入賞を果たした。

 日本は9月末から行われる世界大会(スペイン・マドリッド)に、アジア・オセアニア地区3位で出場することが決まった。

 この大会の上位進出国(出場枠は4ヵ国)がジュニアフェド杯決勝大会(9月29日~10月4日)への出場権を獲得する。昨年は男子がジュニアデビスカップで優勝、女子は3位入賞を果たし、男女揃って世界大会出場。男子は4位、女子は5位入賞を果たしている。


ジュニアフェド杯 女子日本代表
監督◎中山芳徳
選手◎宮本愛弓(志津テニスクラブ)、坂田季美佳(山梨学院大学附属高校)、本玉真唯(町田ローンテニスクラブ)


決勝トーナメント結果

【決勝】

○オーストラリア[1](グループA・1位)3-0 ●台湾[5](グループD・2位)


【3-4位決定戦】

○日本[4](グループD・1位)2-1 ●ニュージーランド(グループA・2位)

S2 ●本玉 5-7 6-1 3-6 ○VALENTINA IVANOV
S1 ○宮本 6-4 6-1 ○NINA PARIPOVIC
D  ○宮本/坂田 6-3 4-6 6-4 ○LAUREN ROSE ALTER/IVANOV


【5-6位決定戦】

○中国[2](グループB・2位)2-1 ●タイ[6](グループB・1位)


【7-8位決定戦】

○インドネシア(グループC・2位)2-1 ●インド[3](グループC・1位)


◎最終順位

1位 オーストラリア
2位 台湾
3位 日本
4位 ニュージーランド
5位 中国
6位 タイ
7位 インドネシア
8位 インド
9位 香港
10位 韓国
11位 カザフスタン
12位 マレーシア
13位 パシフィック・オセアニア
14位 ウズベキスタン
15位 フィリピン
16位 スリランカ

※[ ]数字はシード順位


日本はオーストラリアに敗れて準優勝 [ジュニアデ杯U16 アジア・オセアニア予選]

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 オーストラリア・シェパートンで開催された「ジュニアデビスカップ アジア/オセアニア予選(男子16才以下 国別対抗戦)」(4月8~13日)は最終日を迎え、決勝トーナメントの決勝などが行われた。

 第1シードの日本は、第8シードの香港を3-0で下した第2シードのオーストラリアと決勝で対戦。日本はオーストラリアに1-2で敗れ、準優勝に終わった。

 日本は9月末から行われる世界大会(スペイン・マドリッド)に、アジア・オセアニア地区2位で出場することが決まった。

 この大会の上位進出国(出場枠は4ヵ国)がジュニアデ杯 決勝大会(9月29日~10月4日)への出場権を獲得する。昨年は男子が優勝、女子はジュニアフェドカップで3位入賞を果たし、男女揃って世界大会出場。男子は4位、女子は5位入賞を果たしている。


ジュニアデ杯 男子日本代表
監督◎岩本功
選手◎堀江亨(関スポーツ塾・T)、田中優之介(秀明英光高校)、清水悠太(Advantage TC)


決勝トーナメント結果

【決勝】

●日本[1](グループA・1位)1-2 ○オーストラリア[2](グループB・1位)

S2 ○清水 4-6 7-6(2) 7-6(7) ●BLAKE ELLIS
S1 ●堀江 7-6(4) 1-6 4-6 ○ALEX DE MINAUR
D  ●堀江/田中 0-6 3-6 ○DE MINAUR/ELLIS


【3-4位決定戦】

○台湾[3](グループD・1位)2-1 ●香港[8](グループC・1位)


【5-6位決定戦】

●ニュージーランド(グループC・2位)1-2 ○韓国(グループA・2位)


【7-8位決定戦】

●インド[6](グループB・2位)0-3 ○フィリピン[5](グループD・2位)


◎最終順位

1位 オーストラリア
2位 日本
3位 台湾
4位 香港
5位 韓国
6位 ニュージーランド
7位 フィリピン
8位 インド
9位 中国
10位 タイ
11位 ウズベキスタン
12位 ベトナム
13位 インドネシア
14位 マレーシア
15位 パキスタン
16位 シンガポール

※[ ]数字はシード順位

ミルザがインド人女子選手として初の世界ランク1位に

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 サーニャ・ミルザ(インド)が今週のダブルスのWTAツアーランキングで1位となり、インド人女子選手として初となる世界ナンバーワンの座に就いた。

 ミルザは日曜日にアメリカ・チャールストンで行われた「ファミリー・サークル・カップ」の女子ダブルス決勝にマルチナ・ヒンギス(スイス)とのペアで進み、ケーシー・デラクア(オーストラリア)とダリヤ・ユラク(クロアチア)を6-0 6-4で下して優勝、世界1位の座を決めた。

 インド人女子ではこれまで単複で世界1位になった選手がいなかったが、ミルザが28歳でそれを達成した。ミルザは自分の達成したことに誇りを感じていると話しつつ、パートナーのヒンギスのおかけでここまでこられたとも話している。両者のペアは「ファミリー・サークル・カップ」の前に出場したインディアンウェルズとマイアミの2大会も制しており、出場3大会すべてでタイトルを獲得したことになる。

 今回の1位の座は、彼女の今後の人生においての宝物になると話している。彼女はこれで、自分は世界ナンバーワンだったといつでも言えるようになると話し、それは「とてもスペシャルなこと」と表現している。(C)AP

※写真は全豪オープンでのサーニャ・ミルザ
Photo:MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 21: Sania Mirza of India plays a backhand in their first round doubles match with Su-Wei Hsieh of Chinese Taipei against Maria Irigoyen of Argentina and Romina Oprandi of Switzerland during day three of the 2015 Australian Open at Melbourne Park on January 21, 2015 in Melbourne, Australia. (Photo by Wayne Taylor/Getty Images)

グルビスが1回戦で敗退も「試合以外は全部うまくいってる」とコメント [モンテカルロ・ロレックス・マスターズ]

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 4月12日にモナコ・モンテカルロで開幕した「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」(ATP1000/クレーコート)。

 月曜日に行われた1回戦で、第13シードで出場のエルネスツ・グルビス(ラトビア)がアンドレアス・ヘイダー マウアー(オーストリア)に1-6 0-6で敗れて姿を消した。サーフェスがクレーコートに変わっても、グルビスには何の変化もなかったようだ。

 グルビスは昨年の全仏オープンではベスト4に進出。しかし、彼はここ数ヵ月は負けがこんでいる。今季挙げた勝利はまだ1試合のみ。出場した8大会中7大会で初戦負けという状態だ。

 勝ったヘイダー マウアーは52位。グルビスはこの試合でアンフォーストエラーの山を築き、1時間足らずで敗退した。

 グルビスは昨年にはマルセイユとニースの大会で優勝してトップ20となったが、今は自信を失っているのだと話している。だが、彼は残念な成績にも、まるで心配する必要はないとも話している。

 「今週の練習ではすごくいい感じだったんだ」とグルビスは言う。「何もかもがうまくいっている。試合を除けばね。最後の1時間だけが悪かったよ。今週はずっと信じられないくらいよかったんだ。問題は最後の1時間だったということだね」。

 グルビスは思っていた以上に動揺しているとしつつ、彼は元トップ5の選手でもあるトーマス・エンクイストを新たにコーチに迎え、立て直しを図るつもりだという。彼らはコンビを組んでまだ1週間ほど。今大会に間に合わせるには、時間が不十分だったと話している。

 「何もかもが僕にとっては新しい感じだ。彼はとても賢い人だと思うし、テニスのことを理解しているインテリジェントな人物だとも思う。僕にとってはそれで十分なんだ」とグルビス。「まだまだお互いに知るべきことがたくさんある。問題は時間なんだよ」。

 グルビスは昨年傷めた右肩の故障が、今もなおフォアハンドの精度に関して問題となっていると話している。「オフシーズンはそのせいでうまくいかなかった」とグルビス。「第2の理由として、年初の10日間ほどは病気で動けず、スローなスタートになってしまい、自信を欠いたままでプレーすることになってしまったんだ」。

 28歳のヘイダー マウアーにとっては今大会での初勝利。2回戦ではバーナード・トミック(オーストラリア)と対戦することが決まっている。

 また、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)はミカエル・ククシュキン(カザフスタン)を6-4 6-4で下して2回戦に進んでいる。(C)AP

※写真はドバイの大会でのグルビス
Photo:DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - FEBRUARY 23: Ernests Gulbis of Latvia in looks on against Denis Istomin of Uzbekistan during day one of the ATP Dubai Duty Free Tennis Championships at the Dubai Duty Free Stadium on February 23, 2015 in Dubai, United Arab Emirates. (Photo by Francois Nel/Getty Images)

クルム伊達は初戦でフィーゼンマイヤーに敗退 [クラロ・オープン・コルサニタス]

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 コロンビア・ボゴタで13日(月)に開幕した「クラロ・オープン・コルサニタス」(4月13~19日/賞金総額 25万ドル/クレーコート)に、クルム伊達公子(エステティックTBC)が日本勢でただ一人出場。世界ランキング152位のクルム伊達は本戦ストレートインを果たしたが、シングルス1回戦でディナ・フィーゼンマイヤー(ドイツ)に2-6 5-7で敗れた。試合時間は1時間30分。

 フィーゼンマイヤーの2回戦の対戦相手は、第8シードのイリーナ・ファルコーニ(アメリカ)とソラナ・シルステア(ルーマニア)の勝者となる。

 クルム伊達はユリア・グルシュコ(イスラエル)とのペアでダブルスにもエントリーしており、初戦でイリーナ・クロマキワ/マリナ・ザネフスカ(ロシア/ウクライナ)と対戦する。

 この大会の予選に出場していた大坂なおみ(日本)は1回戦で第7シードのラウラ・プスチオ(スペイン)に1-6 3-6で敗れ、本戦入りを逃している。

 クラロ・オープン・コルサニタスはWTAインターナショナルに格付けされる大会で、シングルス32ドロー、ダブルス16ドローで争われる。


日本人選手予選結果

【予選1回戦】

●大坂なおみ(日本)1-6 3-6 ○ラウラ・プスチオ(スペイン)[7]


【上位出場選手シード順位(シングルス)】

エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[1]
モニカ・プイグ(プエルトリコ)[2]
アイラ・トムヤノビッチ(クロアチア)[3]
フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)[4]

※[ ]数字はシード順位、文中の世界ランクは4月13日付

※写真は全豪オープンでのクルム伊達公子

森田あゆみが左足首負傷の穂積絵莉に代わって代表入り [フェド杯ワールドグループ2部プレーオフ]

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 日本テニス協会(JTA)は、4月18日(土)と19日(日)に東京・有明コロシアムで行われる女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ(フェド杯)」のワールドグループ2部プレーオフ、「日本対ベラルーシ」の日本代表メンバーに選ばれていた穂積絵莉(エモテント)が左足首の捻挫のために代表を外れ、森田あゆみ(キヤノン)を代わりに選出したと発表した。

 森田は2013年4月のワールドグループ・プレーオフ、スペイン戦(スペイン・バルセロナ)以来の代表復帰。フェド杯では2007年からシングルス16勝9敗、ダブルス6勝4敗の戦績を残している。

 日本は奈良くるみ(安藤証券)、土居美咲(ミキハウス)、青山修子(近藤乳業)、森田の4人でワールドグループ復帰をかけたベラルーシ戦に臨む。

※写真は2012年のベルギー戦での森田あゆみ

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