来年1月に行われる全豪オープンで、元ナンバーワンのレイトン・ヒューイット(オーストラリア)がワイルドカード(主催者推薦枠)を得て出場することが発表された。ヒューイットは20大会連続出場で、これが現役では最後の大会出場になる。
ヒューイットは34歳。現在のランキングは296位。全豪オープンでは2005年に準優勝したのが最高の成績だが、ここ3年は2回戦より上に進めていない。
トーナメント・ディレクターのクレイグ・ティリー氏は、火曜日に来年の大会についての発表を行い、「我々としては、レイトンの輝かしいキャリアをお祝いしたいという気持ちがある。しかし、我々としても彼と話し合い、落ち着いて見守らなければならないと思う。なぜなら、彼もまた、大会に集中してベストを尽くしたいと考えているからだ」と話している。
また、ティリー氏は2016年大会の賞金総額が、昨年比で10%増額の4400万豪ドル(およそ3200万ドル=およそ38億2650万円)となるとも発表している。(C)AP
※写真は全米オープンでのヒューイット
Photo:NEW YORK, NY - SEPTEMBER 03: Lleyton Hewitt of Australia returns a shot against Bernard Tomic of Australia during their Men's Singles Second Round match on Day Four of the 2015 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 3, 2015 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Streeter Lecka/Getty Images)