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セレナの年間グランドスラム達成についてビーナスが「大きなチャンス」と語る

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 ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、すべての女子選手たちが自分の妹であるセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とどうやって戦えばいいのかと聞かれると、「決して簡単なことではない」と繰り返した。

 夏のアメリカのエキシビション大会であるワールド・チーム・テニスのワシントン・キャッスルズのプレーのために記者会見に応じた35歳のビーナスは、妹のセレナにとって9月の全米オープンで年間グランドスラムを達成する「大きなチャンス」が訪れていると話している。

「みんなが言うことが正しいと思う」とビーナスはセレナのチャンスについて話しつつも、「でも、ウィンブルドンのようにはいかないと思う。彼女はすべての試合、すべてのポイントを取りにいっていたけれど、全米オープンでは同じように勝つのは簡単ではないと思っている」と話している。

 33歳のセレナは、1988年のシュテフィ・グラフ(ドイツ)以来となる年間グランドスラムの達成を目指している。先のウィンブルドンで21度目となるグランドスラム制覇を果たしたセレナはすでに、キャリア2度目のグランドスラム4連勝である「セレナ・スラム」を達成している。

 ビーナスは、この週末にニューヨークタイムズ紙が報じた、女子選手とボディ・イメージの論争についても触れている。

「プロのアスリートのことに関しては、プロのアスリートにしか理解できない部分がある。あるいは、それを理解できるのは、高いレベルでスポーツを経験し、身も心も捧げた人間だけ」とビーナスは話し、「同じ境遇でなければ、それを理解するのは難しいことだと思う」と続けている。

 ビーナスは自分のキャリアをすぐにスローダウンさせる予定はないと話している。男子と同じ賞金額を受け取ることに関しての質問には、自分はそれについて活動するのが大好きだと話しつつも「自分は自分のことで精一杯」と答えている。

「今は全米オープン・シリーズに出場するのが本当に楽しみで、今まで以上のプレーをしたいと考えている」と彼女は話している。(C)AP

Photo:LONDON, ENGLAND - JULY 06: Venus Williams of the United States reacts in her Ladies' Singles Fourth Round match against Serena Williams of the United States during day seven of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 6, 2015 in London, England. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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