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ロシアが最後のダブルスでドイツを破って決勝に進出 [フェド杯ワールドグループ]

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 4月18日と19日に各地で開催された「フェドカップ・ワールドグループ」の準決勝で、ロシアはホームのソチに室内クレーコートを用意してドイツを迎え撃った。

 最後のダブルスにもつれたこの対戦は、ロシアがドイツを倒して決勝進出を果たした。

 ダブルスはロシアのエレナ・ベスニナとアナスタシア・パブリウチェンコワのペアが、ドイツのアンドレア・ペトコビッチとサビーネ・リシツキのペアを6-2 6-3で倒しての勝利だった。初日に2勝を挙げて王手としていたロシアだったが、2日目のリバースシングルスでドイツが逆襲。2勝を返して勝負をダブルスに持ち込んだ。

 決勝でロシアは前年優勝国のチェコと対戦することになっている。チェコはフランスを3勝1敗で下しての勝ち上がりだ。

 決勝はチェコで11月14、15日に開催される予定。前回の両国の対戦は2011年の決勝で、このときにはロシア・モスクワで開催され、チェコが3勝2敗で勝って優勝している。

 チェコはこの4年で3度フェド杯を制しているが、ロシアは2008年の優勝が最後だ。

 2日目のリバースシングルスでは、ドイツのアンジェリック・ケルバーがロシアのパブリウチェンコワを6-1 6-0、わずか52分の試合で下して2勝2敗のタイに戻していた。

 「私はただ、ここで勝ってポイントを挙げないといけないという気持ちだった。明らかに私は少しナーバスになっていた」とケルバーは話している。「私は最初から最後までアグレッシブにプレーできたと思う。チームのみんなからエネルギーをもらって戦えた」。

 第1試合のエース対決では、ペトコビッチが20本のウィナーを放つなどして、ロシアのスベトラーナ・クズネツォワを6-2 6-1、1時間21分の試合で下していた。クズネツォワはファーストサービスの確率が50%に届かず、苦戦を強いられた形だった。

 ペトコビッチは疲れきっていて、いつもの80%程度しか力がまだ出せないとしていたが、この試合では攻撃的なプレーを見せた。

 「もし、フルセットにもつれていたらどうなるかなんて、知りたくもなかった」とペトコビッチ。「そうなったらとても、とても難しい事態になっていたと思う。たとえ短い試合だったとしても、試合を通じてフィジカルの状態は思わしくなかったから」。

 クズネツォワはペトコビッチのアグレッシブなプレーに圧倒されたと話している。「守備から攻撃に移れない感じだった」とクズネツォワは試合を振り返っている。

 ドイツのバルバラ・リットナー監督は、リバースシングルスで前日のリシツキとユリア・ゲルゲスから、ケルバーとペトコビッチに交代させて2日目を戦った。初日はクズネツォワがゲルゲスを、パブリウチェンコワがリシツキを破っていた。

 ロシアのトップ選手であるマリア・シャラポワは、火曜日の段階で脚部の故障のために代表を事態していた。シャラポワが来年のリオデジャネイロ五輪に出場するためには、フェド杯にあと2度参加する必要がある。(C)AP

※写真は昨年の東レPPOでのパブリウチェンコワ
Photo:TOKYO, JAPAN - SEPTEMBER 15: Anastasia Pavlyuchenkova of Russia in action during her women's singles match against Garbine Muguruza of Spain during day one of the Toray Pan Pacific Open at Ariake Colosseum on September 15, 2014 in Tokyo, Japan. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)

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