ロジャー・フェデラー(スイス)の陣営に、ステファン・エドバーグ(スウェーデン)が加わることになった。ここ最近のテニス界では、かつてのスターをコーチに迎える流れができているが、フェデラーとエドバーグのコンビが新たにそこに加わった。
金曜日にフェデラーが自身のフェイスブックで、6度のグランドスラム優勝の実績を持つエドバーグと「全豪までの10週間、共に仕事ができることで合意した」と発表した。
フェデラーは以前からエドバーグについて「子ども時代からのヒーロー」と表現していた。これまでのコーチ役だったセベリン・ルティとの関係も継続するという。
フェデラーは3年半に渡ってコーチを務めていたポール・アナコーンを10月に解任している。2013年のフェデラーは6位でのフィニッシュで、グランドスラムの決勝に進めなかったのは、2002年以来というシーズンを過ごしていた。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とボリス・ベッカー(ドイツ)のコンビも発表されたばかりだが、すでに成果を挙げているアンディ・マレー(イギリス)とイワン・レンドル(アメリカ)のコンビに続いて、フェデラーとエドバーグのコンビも結成されたことになる。(C)AP
Photo:Roger Federer of Switzerland plays a return to Rafael Nadal of Spain during their ATP world Tour Finals tennis semifinal match at the O2 Arena on London, Sunday, Nov. 10, 2013. (AP Photo/Alastair Grant)