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決勝はジョコビッチとナダルに [モンテカルロ・ロレックス・マスターズ]

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 モナコ公国のモンテカルロで開催されているモンテカルロ・ロレックス・マスターズで準決勝が行なわれ、大会8連覇中のラファエル・ナダル(スペイン)がジョー・ウイルフライ・ツォンガ(フランス)を6-3 7-6 (3)で破って決勝に進出を決めた。ナダルはこれで大会46連勝だ。

 ナダルは昨年のウィンブルドンの後、左膝の故障で7ヶ月間ツアーを離れていたが、2月の復帰以降はこれで5大会連続での決勝進出で、日曜日の決勝ではファビオ・フォニーニ(イタリア)に6-2 6-1で快勝してきた第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。両者は昨年の決勝でも対戦し、ナダルが勝っている。

 ジョコビッチは2週間前のデ杯アメリカ戦で傷めた右足首の影響を感じさせないプレーを見せた。

 ジョコビッチとナダルの対戦は、昨年の全仏決勝以来で、ナダルが勝っていて、ナダルが3連勝中。ただし、それ以前の7試合ではジョコビッチが連勝していた。通算での対戦成績は19勝14敗でナダルがリードしている。
 ナダルと準決勝を戦ったツォンガは、4度のマッチポイントをセーブする粘り強さを見せた。第2セットは5-1とリードされた状態から、タイブレークに持ち込んだが、最後はナダルのフォアハンドがウイナーとなって試合は終わった。ナダルは大会9連覇、マスターズの優勝回数では23勝目へ一歩を踏み出した。

 ツォンガの出足は良かったが、第4ゲームで3本あったブレークポイントを取れなかったのが響いた。その内の1本は、ナダルが足下の打点からすくい上げるように打ってダウン・ザ・ラインに決めた一発が含まれている。「彼のプレーが素晴らしく良かったし、チャンピオンの持っている運を感じさせられもした試合だった」とツォンガは言う。「トップ選手だけができることというのがあるんだろうね」。

 この後のツォンガは混乱したのか、続く自分のサービスゲームを失い、ナダルの4本に対して17本ものアンフォーストエラーをおかして試合の流れを失ってしまった。

「彼との試合では、いつもアグレッシブなプレーをするようにしている。それしか僕には手がないからね。ステイバックして戦おうとしても、それじゃ彼には勝てない」とツォンガ。「でも、彼のパッシングショットに対して、ネットプレーを仕掛け続けるのも難しい。90%は相手のポイントになってしまうだろうからね」。「結果として、僕がしなければならないのは、我慢と積極性を正しくミックスしていくことなんだ」。

 ナダルがモンテカルロで負けたのは2003年のギレルモ・コリア(アルゼンチン)戦が最後。翌04年はケガのために出場していなかった。

 ジョコビッチに敗れたフォニーニは、26本のアンフォーストエラーをおかし、最後は観客たちから失笑を買い、ブーイングまで浴びせられていた。彼にとっての最初のマスターズの準決勝は、やや苦い経験となってしまったようだ。

 フォニーニは第1セットを4-1とリードされた後にトレーナーを要求。次のチェンジオーバーの際に向こう脛の治療をしてもらうなど、状態も悪かったようだ。(C)AP

Novak Djokovic of Serbia plays a return to Fabio Fognini of Italy during their semifinal match of the Monte Carlo Tennis Masters tournament in Monaco, Saturday, April 20, 2013. (AP Photo/Claude Paris)

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