カナダがデ杯の決勝進出まであと1勝と迫った。
カナダは2日目のダブルスで、セルビアを倒し、2勝1敗として決勝進出に王手をかけた。カナダのダニエル・ネスターとバセック・ポスピショルのペアはセルビアのホームの観客たちの前で、6-7 (6) 6-4 3-6 7-6 (5) 10-8のスコアでセルビアのネナド・ジモニッチとイリヤ・ボゾリャックを4時間半で破った。
「まだあと1つ必要だ。できれば取りたいね」とネスター。「相手のサービスが強いのは知っていたし、プレークポイントでは完璧なプレーをしてくる相手だというのもわかっていた。この雰囲気の中(アウェイ)で、彼らに勝てたのは本当に特別なことだと思っている」。
セルビアとカナダの勝者は、11月の決勝ではチェコとの対戦が決まっている。
カナダのマーティン・ローレンドゥー監督は「長年待ちわびた瞬間がやってきているんだ」と話す。「今夜の試合では我々にできることはすべてやった。まだ終わりじゃない。明日、我々は世界ナンバーワンの選手と、手強いアウェイの観客たちと戦わなければならないんだからね」。
一方、セルビアのボグダン・オブラドビッチ監督は、「今日の負けは重い。でも、我々にはまだシングルスが残っている」と話している。
日曜日のシングルスでは世界1位のノバク・ジョコビッチがミロシュ・ラオニッチと戦う。ラオニッチは初日に4時間以上の試合を戦っており、ジョコビッチが勝てば、勝敗の行方を決めるのはヤンコ・ティプサレビッチとポスビショルの最終試合となる。(C)AP
Photo:Canada's Vasek Pospisil, left, and Daniel Nestor talk during their Davis Cup semifinal tennis doubles match against Serbia's Nenad Zimonjic and Ilija Bozoljac in Belgrade, Serbia, Saturday, Sept. 14, 2013. (AP Photo/Marko Drobnjakovic)