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[全中テニス第3日] 女子団体は小平市立小平第二(東京)が初優勝!

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第40回全国中学生テニス選手権大会
期間◎8月19日(月)~21日(水) 団体戦、8月22日(木)~25日(日) 個人戦
会場◎東山公園テニスセンター(愛知県名古屋市)

 

関連サイト◎

テニスデイリー|全中テニス特設サイト(ニュース、大会情報、写真、アーカイブ、大会記録)


大会第3日(中学フォト)更新  

 



 大会第3日、女子団体戦は準々決勝から決勝までが行われた。準々決勝では東京学館浦安(千葉)が開星(島根)に3連覇の夢を阻まれた。2-2で迎えたS2対決で都筑はるなが2-5からタイブレークにもち込んだが、最後は宮内理瑚に振りきられた。その開星も準決勝では城南学園(大阪)に1-3で屈した。ダブルス2本に主軸を置いた城南学園は準々決勝で富士見丘(東京)に3-0で快勝しており、盤石の決勝進出だった。

 

 もうひとつのファイナリストは第1シードの小平市立小平第二(東京)。準々決勝の高松市立桜町(香川)戦、準決勝の和歌山市立明和(和歌山)戦と、いずれもS1の遠藤樺菜子が2-2からのシングルス勝負を制して決勝に駒を進めた。

 

城南学園は惜しくも準優勝に終わった

 

 ダブルス2本とシングルス3、2の4面展開、8ゲームプロセットマッチでスタートした決勝。先に抜け出したのは城南学園だった。S3須田彩菜こそ遠藤に0-8で敗れたものの、D1の鈴木理子/佃紫帆が宮岡華/伊藤瑠美に、D2の小野紗奈/藤原早気が金子遥/榎本あかりに、いずれも8-2で勝利。「ダブルス2本をとって、シングルスを1本。そこで勝つ」と加藤監督が思い描いていたとおりの展開で、城南学園が王手をかけた。

 

 しかし、加藤監督の思い通りにいかなかったのが最後のシングルス1本だった。小平市立小平第二・松井望海と城南学園・須田優菜によるS2対決は4-1、6-3と須田が優位に試合を進める。だが、小平市立小平第二・篠田監督は「攻め急いでミスをしていただけ。とにかく落ち着かせることだけ考えていた」というように、徐々に焦りが消えていった松井が猛然と追い上げた。3-6から6-6、6-7からふたたび3連続でゲームを奪い、9-7でタイに戻した。

 

 そのとき、小平市立小平第二のエースにしてキャプテン、決勝ではS1を任された李淑玲は、大島明峰を相手に淡々と、しかし着実にポイントを重ねていた。D2が終わった時点で7-2、そして直後に歓喜の瞬間が訪れた。小平市立小平第二が鮮やかな逆転劇を演じて初優勝を飾った。「最高にうれしい。技術的にはこれまでで最高(のチーム)というわけではない。でも、このチームは決してあきらめず、投げ出さず、挽回する。精神力の強いチームだった」。篠田監督は、この日行われた準々決勝から決勝までの3試合、すべて3-2で競り勝った選手たちを称えた。

 


8月21日(水)の試合結果


【女子団体決勝】

○小平市立小平第二(東京)3-2 ●城南学園(大阪)


【女子団体準決勝】

○小平市立小平第二(東京)3-2 ●和歌山市立明和(和歌山)
○城南学園(大阪)    3-1 ●開星(島根)


【女子団体準々決勝】

○小平市立小平第二(東京)3-2 ●高松市立桜町(香川)
○和歌山市立明和(和歌山)3-2 ●大分市立滝尾(大分)
○開星(島根)      3-2 ●東京学館浦安(千葉)
○城南学園(大阪)    3-0 ●富士見丘(東京)


男女団体戦完全記録(選手名入り)



※トップ写真は初優勝を果たした小平市立小平第二のメンバー

 

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(Tennis Magazine)


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