全豪オープンのかつての会場でもあるクーヨンで開催されたエキシビション・マッチ「クーヨン・クラシック」(オーストラリア・メルボルン/1月13~16日/ハードコート)が終了。
雨の影響で1日目が中止になったために大会形式が変更され、初日に勝利した4選手が失セット数と失ゲーム数の順位で上位2人が決勝、下位2人が3位決定戦を戦うこととなった。
初日にフルセットを戦った錦織は4位となり、同3位のリシャール・ガスケ(フランス)との3位決定戦に臨んだが、6-7(4) 6-7(6)で敗れ、4位という結果に終わった。
決勝はアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)とフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)の対戦となり、ドルゴポロフが第1セットをタイブレークで失ったあとに棄権したため、ベルダスコの優勝が決まった。
錦織は昨年の大会では準決勝でトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)に一旦敗れたものの、決勝に進出したリシャール・ガスケ(フランス)が辞退したために繰り上がりで出場。ふたたび対戦したベルディヒを6-4 7-5で倒して優勝を飾っていた。
クーヨン・クラシックは1988年に始まった大会で、歴代優勝者には現在の錦織のコーチでもあるマイケル・チャン氏(95~97年)の名前も刻まれている。
Photo:MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 16: Kei Nishikori of Japan plays a forehand during his third & fourth place play-off match against Richard Gasquet of France during day four of the Priceline Pharmacy Classic at Kooyong on January 16, 2015 in Melbourne, Australia. (Photo by Scott Barbour/Getty Images)