10月13日~19日の日程でオーストリア・ウィーンで開催されている「エルステ・バンク・オープン」(ATP250/インドアハード)。
水曜日に行なわれた2回戦で、イボ・カルロビッチ(クロアチア)が、大会2度の優勝経験を持つユルゲン・メルツァー(オーストリア)を6-4 7-6(1)で破り、今季6度目となるベスト8進出を決めた。
カルロビッチは第6シード。この日は21本のサービスエースを放ち、第1セットは2-2の場面でメルツァーが目眩の治療を受けた直後に、サービスゲームを破っている。
第2セットは5-4でメルツァーにセットポイントがあったものの、カルロビッチがこれをしのぎ、お互いにサービスキープが続いてのタイブレーク突入だった。
カルロビッチは準々決勝では第1シードのダビド・フェレール(スペイン)とトビアス・カムケ(ドイツ)の勝者と対戦することになる。カムケは初戦ではシモーネ・ボレッリ(イタリア)と2-6 6-3 6-4の接戦を勝ち抜いている。
第5シードのルーカシュ・ロソル(チェコ)は、ルーカス・ラッコ(スロバキア)を6-2 6-4で破り、2回戦でビクトル・トロイツキ(セルビア)と戦うことになっている。(C)AP