8月25日～9月8日の日程で、アメリカ・ニューヨークで開催される全米オープン（グランドスラム／ハード）。
日曜日に行われた3回戦で、第4シードのダビド・フェレール（スペイン）が、ジル・シモン（フランス）に3-6 6-3 1-6 3-6で敗れ、男子ではトップ10最初の敗退者となってしまった。
第26シードのシモンは、フェレールをバラエティ豊かなショットで翻弄した。フェレールは彼らしくない52本のアンフォーストエラーを犯し、これはシモンの倍近い数字だった。
トップ10の半分がすでに消えるなど、波乱続きの女子シングルスと違い、男子シングルスではこの日曜日までトップ10選手の敗退はなかった。
気温が上がり、蒸し暑くなったこの日曜日。フェレールはこれまでシモンに対して5勝1敗だったが、その力を発揮できなかった。
「いつも彼には打ちのめされて来たから、僕は彼との試合では失う物がないという心境になれたんだ」とシモン。「ただコートに出て行って、自分のプレーを楽しもうと思えたんだよ」。(C)AP
Photo:Gilles Simon, of France, returns a shot against David Ferrer, of Spain, of the 2014 U.S. Open tennis tournament, Sunday, Aug. 31, 2014, in New York. (AP Photo/Seth Wenig)