アメリカ・ニューヨークで開催されている「全米オープン」(本戦8月25日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、予選を勝ち上がって本戦入りを果たした伊藤竜馬(北日本物産)が全米初勝利を飾った。グランドスラムでは2013年の全豪以来の初戦突破となる。対戦相手のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)はセットカウント2-1でリードしていたが、2-6 6-3 7-5 1-4の場面で棄権したため、伊藤の2回戦進出が決まった。試合時間は2時間28分。
伊藤とジョンソンは7月のニューポート(ATP250/グラスコート)で1度対戦しており、そのときは伊藤が3-6 0-2の場面で棄権したため、ジョンソンが勝っていた。
ウィンブルドンに続いてグランドスラム2大会連続で予選を突破した伊藤は、全米には2年ぶり3度目の出場。2011年はフェリシアーノ・ロペス(スペイン)に2-6 4-6 4-6、2012年はマシュー・エブデン(オーストラリア)に6-7(9) 3-6 2-6で敗れ、初戦敗退に終わっていた。
伊藤は2回戦で、2011年に敗れた第19シードのロペスと対戦する。ロペスは1回戦で、対戦相手のイバン・ドディグ(クロアチア)が1-6 7-5 2-6 6-4 1-1の場面で棄権したため、2回戦進出を決めている。