アゼルバイジャン・バクで行われている「バク・カップ」(本戦7月21~27日/賞金総額 25万ドル/ハードコート)のシングルス準々決勝で、予選から快進撃で勝ち上がってきた江口実沙(北日本物産)は第5シードのボヤナ・ヨバノフスキー(セルビア)に6-4 5-7 3-6で敗れ、ベスト4進出はならなかった。試合時間は約2時間11分。
22歳のヨバノフスキーは2012年にこの大会で優勝するなどWTAツアー通算3勝を挙げており、自己最高ランクは34位。グランドスラム大会では2013年の全豪オープンでのベスト16が最高の成績となっている。
ヨバノフスキーは準決勝で、シュテファニー・フェーゲレ(スイス)とシャハール・ペール(イスラエル)の勝者と対戦する。
敗れはしたものの、シングルスでは初めてのWTAツアー本戦でベスト8入りを果たした江口。週明けに発表される世界ランキングでは自己最高を大幅に更新し、150位前後に浮上する見込みとなっている。