7月21日~27日の日程でクロアチア・ウマグで開催されている「ベジータ クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クレー)。
木曜日に行われた2回戦で、予選から出場のパブロ・クエバス(ウルグアイ)が第6シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-3 6-1で倒し、ベスト8に進出した。予選勝者のベスト8進出は、この大会では7年ぶりだ。
また、地元ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場で、17歳のボルナ・コリッチ(クロアチア)も予選上がりのホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)を7-6(4) 6-3で破り、ベスト8に進出した。コリッチは昨年の全米オープン・ジュニアの優勝者。この大会ではマリン・チリッチ(クロアチア)がすでにベスト8進出を決めているが、地元勢が2人ベスト8に残るのは、 2002年以来のこととなっている。
また、ティムラズ・ガバシュビリ(ロシア)も第4シードのジョアン・ソウザ(ポルトガル)を3-6 6-4 6-2で倒してベスト8に進出。ソウザは前週のバスタッドで決勝進出を果たしたばかりだった。
第1シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)はアルベルト・モンタネス(スペイン)を7-6(2) 6-0で下してベスト8。2013年には準優勝したこともあるフォニーニは、この試合の第2セットではモンタネスにわずか3ポイントしか許さない勝利だった。
17歳のコリッチはこの大会でツアー初勝利を飾り、準々決勝ではフォニーニと対戦する。(C)AP