5月3日からスペイン・マドリッドで開幕した「ムトゥア・マドリッド・オープン」(プレミアマンダトリー/433万6397ユーロ/クレー)。
第2シードのリー・ナ(中国)、第3シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)などが月曜日に登場し、それぞれ勝って2回戦に駒を進めた。
リー・ナは、キルステン・フリプケンス(ベルギー)を6-1 7-6(7)で下し、今季のクレーコート・シーズンをスタートさせた。また、ラドバンスカはユージェニー・ブシャール(カナダ)を7-6(3) 6-2で下している。
今年の全豪オープンの覇者でもあるリー・ナは、第2セットのタイブレークでは 2本のセットポイントをフリプケンスに許したが、それをしのいでの勝利。昨年の1回戦負けの汚名をすすいだ。2回戦でのリー・ナは同じ中国のジェン・ジーと対戦することになる。
ブシャールは、リー・ナと全豪オープンの準決勝を戦った選手だが、世界ランク3位のラドバンスカに敗れた。
「タイブレークがキーだったわ」とラドバンスカ。「2本いいショットが決まってくれて勝てた。第2セットはおかげで自信を持って戦えた」。
そのラドバンスカと2回戦を戦うのは、アリゼ・コルネ(フランス)を6-3 4-6 6-1で倒したスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)。クズネツォワは前週のポルトガルの大会から好調を維持しているようだ。
また、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)もエカテリーナ・マカロワ(ロシア)を6-2 6-2で倒している。(C)AP
Photo:Na Li from China returns the ball during a Madrid Open tennis tournament match against Kirsten Flipkens from Belgium, in Madrid, Spain, Monday, May 5, 2014. (AP Photo/Andres Kudacki)