全豪オープン(オーストラリア・メルボルン)大会7日目、ジュニアの部の2日目は、男女単複の1回戦が行われ、日本からはシングルスに6人、ダブルスに3組が出場した。
第14シードの山﨑純平(むさし野ローンテニスクラブ)はガブリエウ ベリーニョ・ホセバル(ブラジル)を6-1 6-3で退けた。序盤から力強いストロークで相手を圧倒、サービスゲームはオールキープで力の差を見せつけた。「気持ちに余裕があって、落ち着いてプレーできました」と山﨑。優勝を狙っているかという質問には「あまり気にせず、1試合1試合をしっかり戦っていきたい」と語った。
松村亮太朗(地球環境高校)は2時間32分の戦いの末、予選勝ち上がりのヤコポ・ステファニーニ(イタリア)に勝利。スコアは6-2 5-7 6-3だった。「初出場のグランドスラムで、まず1勝できてうれしい」と松村。ファイナルセットは「自分から攻撃することを心掛けた」。3-3から3ゲーム連取で決着をつけた。現在はクラブメッドテニスアカデミー(アメリカ)が練習の拠点。「今の課題は体重を増やすこと。身体を強くして、テニスも磨いていきたい」と語った。
越智真(神戸学院大学TC)と福田創楽(Project ALC)はともに敗れた。越智は第13シードのルーカス・ミドラー(オーストリア)に2-6 2-6。「打っても打っても返ってきた。そこで無理をしてしまった。もっと緩急を使ったりしてリズムを変えるべきだった」と越智。
大矢希(名経大高蔵高校)は4-6 6-4 2-6でオリビア・トジャンドラムリア(オーストラリア)に4-6 6-4 2-6のフルセット負け。福田詩織(自由が丘インターナショナルテニスカレッジ)もネイクザ・ベインズ(オーストラリア)に2-6 1-6で敗れた。
大矢は昨年10月、世界スーパージュニアの2回戦で勝った相手だったが、今回は勝ち切れなかった。ファイナルセットのラリー戦はパワーで押し切られ、先にミスが出た。「自分に流れが来ているときに簡単に手放してしまうのが課題」と大矢。
ダブルス3組の結果は以下の通り。
○高橋悠介/山﨑純平(荏原SSC/むさし野ローンテニスクラブ)3-6 6-4 [12-10] ●Petros CHRYSOCHOS/Nino SERDARUSIC(キプロス/クロアチア)
●大矢希/西郷幸奈(名経大高蔵高校/志津テニスクラブ)2-6 7-6(4) [5-10] ○Snehadevi REDDY/Dhruthi TATACHAR VENUGOPAL(インド)
●松村亮太朗/越智真(地球環境高校/神戸学院大学TC)4-6 1-6 ○Omar JASIKA/Kamil MAJCHRZAK(オーストリア/ポーランド)
※トップ写真は、2回戦進出を決めた山﨑
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第14シードの山﨑純平(むさし野ローンテニスクラブ)はガブリエウ ベリーニョ・ホセバル(ブラジル)を6-1 6-3で退けた。序盤から力強いストロークで相手を圧倒、サービスゲームはオールキープで力の差を見せつけた。「気持ちに余裕があって、落ち着いてプレーできました」と山﨑。優勝を狙っているかという質問には「あまり気にせず、1試合1試合をしっかり戦っていきたい」と語った。
松村亮太朗(地球環境高校)は2時間32分の戦いの末、予選勝ち上がりのヤコポ・ステファニーニ(イタリア)に勝利。スコアは6-2 5-7 6-3だった。「初出場のグランドスラムで、まず1勝できてうれしい」と松村。ファイナルセットは「自分から攻撃することを心掛けた」。3-3から3ゲーム連取で決着をつけた。現在はクラブメッドテニスアカデミー(アメリカ)が練習の拠点。「今の課題は体重を増やすこと。身体を強くして、テニスも磨いていきたい」と語った。
越智真(神戸学院大学TC)と福田創楽(Project ALC)はともに敗れた。越智は第13シードのルーカス・ミドラー(オーストリア)に2-6 2-6。「打っても打っても返ってきた。そこで無理をしてしまった。もっと緩急を使ったりしてリズムを変えるべきだった」と越智。
昨年10月からアメリカIMGテニスアカデミーに留学中の福田は、予選勝者のアンドレア・ペッレグリーノ(イタリア)に7-5 1-6 3-6の逆転負け。「チャンスを逃してしまった。それが悔しい。力を出し切れなかった」と肩を落とした。
大矢希(名経大高蔵高校)は4-6 6-4 2-6でオリビア・トジャンドラムリア(オーストラリア)に4-6 6-4 2-6のフルセット負け。福田詩織(自由が丘インターナショナルテニスカレッジ)もネイクザ・ベインズ(オーストラリア)に2-6 1-6で敗れた。
大矢は昨年10月、世界スーパージュニアの2回戦で勝った相手だったが、今回は勝ち切れなかった。ファイナルセットのラリー戦はパワーで押し切られ、先にミスが出た。「自分に流れが来ているときに簡単に手放してしまうのが課題」と大矢。
福田はグランドスラム初出場の緊張感に襲われ、力を発揮できなかった。「雰囲気にのまれてしまった。どんどん後ろに下がってしまい、ディフェンシブになってしまった」と敗因を語った。
ダブルス3組の結果は以下の通り。
○高橋悠介/山﨑純平(荏原SSC/むさし野ローンテニスクラブ)3-6 6-4 [12-10] ●Petros CHRYSOCHOS/Nino SERDARUSIC(キプロス/クロアチア)
●大矢希/西郷幸奈(名経大高蔵高校/志津テニスクラブ)2-6 7-6(4) [5-10] ○Snehadevi REDDY/Dhruthi TATACHAR VENUGOPAL(インド)
●松村亮太朗/越智真(地球環境高校/神戸学院大学TC)4-6 1-6 ○Omar JASIKA/Kamil MAJCHRZAK(オーストリア/ポーランド)
※トップ写真は、2回戦進出を決めた山﨑
(テニスマガジン/Tennis Magazine)
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